November 22, 2019
2020年の手帳は、ジブン手帳Lite miniとブラウニー手帳です
比較的早く手帳を入手していたのですが、ブログに書いていませんでした。タイトルのとおり、今年の手帳は「ジブン手帳Lite mini」と「ブラウニー手帳」です。
入手しやすかったのはジブン手帳Lite miniです。自分が定期巡回する大きなショップには、ちゃんと置いてありました。どの色を選ぼうかな、と思っていたのですが、店頭で見て感じの良かったネイビーにしました。(ジブン手帳のサイトには、“ジブン手帳Lite miniは2020は一部ストアでのみの取り扱いとなります。”とあります)
ブラウニー手帳は、ちょっと苦労しました。去年は私が定期巡回する大きなショップに置いてあったのですが、今年は全然出てくる気配がないのです。お店の人は、入荷予定とは言っていたのですが……。もしかしたら、販売数を絞っているのかもしれません。そういう状態が続いたので、10月の初めにサイトのショップリストに掲載されているお店に出かけて、ようやく入手できました。
実物を見て色を選びたいと思っていたので、通信販売より店頭で購入したかったのです。緑色の「山葵」もきれいな色でしたが、「桔梗」の鮮やかなブルーが気に入って、こちらを選びました。
ところで、2019年用に購入した「プロジェクトプランナー」は便利なのですが、スケジュールをヨコに書いていると、「この日は忙しいのか? 時間はあるのか?」というのが見えにくくなります。これを解決しているのがブラウニー手帳のマンスリーのガントチャートです。そこで、今になって気が付きました。プロジェクトプランナーを、タテヨコで使えばいいのです。
何も書いていないページを探したら、今どき7月のスケジュールでした。それはともかく、プロジェクトプランナーをこういう向きで置いて、仕事のスケジュールをタテで記入し、プライベートのスケジュールはヨコで記入すれば、ブラウニー手帳のガントチャートのように使えます。
いろいろと既成概念を取り払うと、世界が広がるなあ、と思いました。
――2020年の手帳を買ったのが9〜10月で、今はもう11月。ということで、あれこれカスタマイズしているのですが、これは別のエントリーで紹介したいと思います。
入手しやすかったのはジブン手帳Lite miniです。自分が定期巡回する大きなショップには、ちゃんと置いてありました。どの色を選ぼうかな、と思っていたのですが、店頭で見て感じの良かったネイビーにしました。(ジブン手帳のサイトには、“ジブン手帳Lite miniは2020は一部ストアでのみの取り扱いとなります。”とあります)
ブラウニー手帳は、ちょっと苦労しました。去年は私が定期巡回する大きなショップに置いてあったのですが、今年は全然出てくる気配がないのです。お店の人は、入荷予定とは言っていたのですが……。もしかしたら、販売数を絞っているのかもしれません。そういう状態が続いたので、10月の初めにサイトのショップリストに掲載されているお店に出かけて、ようやく入手できました。
実物を見て色を選びたいと思っていたので、通信販売より店頭で購入したかったのです。緑色の「山葵」もきれいな色でしたが、「桔梗」の鮮やかなブルーが気に入って、こちらを選びました。
ところで、2019年用に購入した「プロジェクトプランナー」は便利なのですが、スケジュールをヨコに書いていると、「この日は忙しいのか? 時間はあるのか?」というのが見えにくくなります。これを解決しているのがブラウニー手帳のマンスリーのガントチャートです。そこで、今になって気が付きました。プロジェクトプランナーを、タテヨコで使えばいいのです。
何も書いていないページを探したら、今どき7月のスケジュールでした。それはともかく、プロジェクトプランナーをこういう向きで置いて、仕事のスケジュールをタテで記入し、プライベートのスケジュールはヨコで記入すれば、ブラウニー手帳のガントチャートのように使えます。
いろいろと既成概念を取り払うと、世界が広がるなあ、と思いました。
――2020年の手帳を買ったのが9〜10月で、今はもう11月。ということで、あれこれカスタマイズしているのですが、これは別のエントリーで紹介したいと思います。
November 21, 2019
内藤コレクション展「ゴシック写本の小宇宙――文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」
国立西洋美術館の版画素描展示室で、ハプスブルク展と同じ会期で行われている小規模な展示です。常設展のチケットだけで見られますし、特別展のチケット(の半券)があれば、常設展も見られます。
小規模な展示とは言え、展示の規模と内容の濃さは比例するものではなく、時間の都合で後半に駆け足気味になってしまったのですが、たいへん興味深い内容でした。
まず入り口で、彩飾写本の模写の様子を紹介する動画が流れています。映像を見ていると、写本を作るのはとても手間のかかる作業ということが分かります。文字を書くだけでも大変ですが、それに加えて装飾やイラストを描くわけです。
しかも、展示されているリーフ(写本零葉と呼ぶようです)を見ると分かるのですが、本のサイズがとても小さいのです。文字を書くのも大変なのに、そこにさらに細かい装飾を施しているのですから、びっくりです。しかもその絵は、展示の一部として拡大されて飾ってあっても、雑なところが感じられません。「すごいなあ」と感じながらの見学でした。
また、今回のコレクションを寄贈された内藤裕史氏の文章を、企画展内でパンフレットとともに配布しているのですが、彼が収集にかけた情熱と、その貴重なコレクションを国立西洋美術館に寄贈することへの熱い思いがつづられていて、これも印象的に残りました。
素晴らしいコレクションが、これからどのように活用されていくのか楽しみです。
時間に余裕があったら、「ハプスブルク展」のときにぜひ足を延ばして見学してほしいなあ、という展示です。また、11月29日には関連する講演会も開催されるそうです。行けるかな……?
小規模な展示とは言え、展示の規模と内容の濃さは比例するものではなく、時間の都合で後半に駆け足気味になってしまったのですが、たいへん興味深い内容でした。
まず入り口で、彩飾写本の模写の様子を紹介する動画が流れています。映像を見ていると、写本を作るのはとても手間のかかる作業ということが分かります。文字を書くだけでも大変ですが、それに加えて装飾やイラストを描くわけです。
しかも、展示されているリーフ(写本零葉と呼ぶようです)を見ると分かるのですが、本のサイズがとても小さいのです。文字を書くのも大変なのに、そこにさらに細かい装飾を施しているのですから、びっくりです。しかもその絵は、展示の一部として拡大されて飾ってあっても、雑なところが感じられません。「すごいなあ」と感じながらの見学でした。
また、今回のコレクションを寄贈された内藤裕史氏の文章を、企画展内でパンフレットとともに配布しているのですが、彼が収集にかけた情熱と、その貴重なコレクションを国立西洋美術館に寄贈することへの熱い思いがつづられていて、これも印象的に残りました。
素晴らしいコレクションが、これからどのように活用されていくのか楽しみです。
時間に余裕があったら、「ハプスブルク展」のときにぜひ足を延ばして見学してほしいなあ、という展示です。また、11月29日には関連する講演会も開催されるそうです。行けるかな……?
November 20, 2019
ハプスブルク展―600年にわたる帝国コレクションの歴史
マドリッドやブリュッセル(ここにアムステルダムも入れた方がいいかな?)で美術館に行ったことのある息子が見るべき展覧会はこれ、ということで(私が決めました)、行ってきました。
東京都美術館の「コートールド美術館展」とどっちがいい? と聞いたところ、ハプスブルクを選んだのです。印象はも嫌いではないので、ちょっと意外ではありました。そして会期を考えると、ハプスブルクは後でもいいのになあ、と思ったりして。
ともあれ、まだ始まって間もないからか、それほどの混雑ではありません。
ウィーンの美術史美術館はそれほどメジャーな存在ではないと思っているのですが(ものすごく素晴らしい作品ばかりなんですよ!)、やはりウィーンはファンが多いのか、意外と人がいるなあ、という印象です。ハプスブルク家は、有名どころにマリー・アントワネットやシシィがいますからね。
展示は、ハプスブルク家の長い歴史とともに、関連する作品を紹介していきます。最初のほうには、「中世最後の騎士」として有名なマクシミリアンI世のさまざまな甲冑がありました。馬上槍試合用の甲冑と徒歩での槍試合用の甲冑があって、後ろからも見られることもあって、構造の違いを見たりしました。
こうやってあれこれ展覧会を見ていると、「あ、こういうのはあのときに見たな」というのが出てくるのですが、今回は「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」がそれでした。ハプスブルク家の人物なので、当然のことではありますが。当然ながら彼は、重要なコレクターとして紹介されていました。
ヨーロッパでは珍しい動物の絵があると、「そういえばそういう動物を集めた動物園みたいなものを作ったって言ってたなあ」と思ったりします。そういう、過去に見た展覧会とつながっていると思えるのが、面白いところです。
今回の展覧会は、ヨーロッパ各地の著名な作品が揃っていたのがとても印象的でした。ハプスブルク家がフランドルを治めていた時代にイギリスで革命が起きて、それがきっかけで貴重な絵画を入手したり、トスカーナ大公となった人物がイタリアの絵画を入手したりと、長い歴史と領土の拡大が幸いして、あちこちで作品を手に入れていたことが分かります。親戚同士で互いに足りないものを補うために、所蔵品の交換をしたこともあったそうです。
中世末期から20世紀初頭にいたるまでの、ヨーロッパの歴史を感じさせる展覧会でした。あと、Twitterでもちょっと書いたのですが、グッズにシシィのチケットケースがあり、中を見たところ、フランツ・ヨーゼフ1世の肖像画も使われていました。でも、今回来ていたのは晩年の姿だったので、そこにはシシィに合わせて、若い皇帝としての肖像画を使ってほしかったなあ、と思いました(そういう絵が来てないから無理なんだというのは分かりますが)。
そうそう、音声ガイドを今回も聞いたのですが、素晴らしかったです。花總まりさんは、マリア・テレジアを演じるときは落ち着いた中年女性の声、マリー・アントワネットでは若く華やいだ女性の声と、見事に演じ分けていました。梅原裕一郎さんも落ち着いた声で、素晴らしかったです。お二人でフランツ・ヨーゼフI世とエリザベトを演じたのは、とても素敵でした。
東京都美術館の「コートールド美術館展」とどっちがいい? と聞いたところ、ハプスブルクを選んだのです。印象はも嫌いではないので、ちょっと意外ではありました。そして会期を考えると、ハプスブルクは後でもいいのになあ、と思ったりして。
ともあれ、まだ始まって間もないからか、それほどの混雑ではありません。
ウィーンの美術史美術館はそれほどメジャーな存在ではないと思っているのですが(ものすごく素晴らしい作品ばかりなんですよ!)、やはりウィーンはファンが多いのか、意外と人がいるなあ、という印象です。ハプスブルク家は、有名どころにマリー・アントワネットやシシィがいますからね。
展示は、ハプスブルク家の長い歴史とともに、関連する作品を紹介していきます。最初のほうには、「中世最後の騎士」として有名なマクシミリアンI世のさまざまな甲冑がありました。馬上槍試合用の甲冑と徒歩での槍試合用の甲冑があって、後ろからも見られることもあって、構造の違いを見たりしました。
こうやってあれこれ展覧会を見ていると、「あ、こういうのはあのときに見たな」というのが出てくるのですが、今回は「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」がそれでした。ハプスブルク家の人物なので、当然のことではありますが。当然ながら彼は、重要なコレクターとして紹介されていました。
ヨーロッパでは珍しい動物の絵があると、「そういえばそういう動物を集めた動物園みたいなものを作ったって言ってたなあ」と思ったりします。そういう、過去に見た展覧会とつながっていると思えるのが、面白いところです。
今回の展覧会は、ヨーロッパ各地の著名な作品が揃っていたのがとても印象的でした。ハプスブルク家がフランドルを治めていた時代にイギリスで革命が起きて、それがきっかけで貴重な絵画を入手したり、トスカーナ大公となった人物がイタリアの絵画を入手したりと、長い歴史と領土の拡大が幸いして、あちこちで作品を手に入れていたことが分かります。親戚同士で互いに足りないものを補うために、所蔵品の交換をしたこともあったそうです。
中世末期から20世紀初頭にいたるまでの、ヨーロッパの歴史を感じさせる展覧会でした。あと、Twitterでもちょっと書いたのですが、グッズにシシィのチケットケースがあり、中を見たところ、フランツ・ヨーゼフ1世の肖像画も使われていました。でも、今回来ていたのは晩年の姿だったので、そこにはシシィに合わせて、若い皇帝としての肖像画を使ってほしかったなあ、と思いました(そういう絵が来てないから無理なんだというのは分かりますが)。
そうそう、音声ガイドを今回も聞いたのですが、素晴らしかったです。花總まりさんは、マリア・テレジアを演じるときは落ち着いた中年女性の声、マリー・アントワネットでは若く華やいだ女性の声と、見事に演じ分けていました。梅原裕一郎さんも落ち着いた声で、素晴らしかったです。お二人でフランツ・ヨーゼフI世とエリザベトを演じたのは、とても素敵でした。
August 24, 2019
早いもので、2020年の手帳を考える季節になりました
今年は試行錯誤の結果、ブラウニー手帳に落ち着きましたが(詳細はこちら)、ライフログ……というほどではないのですが、もっと広い時間軸を扱えて、「この時間はこれをやった」みたいなのが書き込みやすいほうがいいなあ、と思っています。でも、持ち歩く手帳はなるべく小さくしたい!
――そんなわけで、「家に置いておいてあれこれ記入する手帳」と、「外で持ち歩いてスケジュールやto doを確認する手帳」があるといいな、という結論に達しました。
試しに、手持ちの「日の長さを感じる手帳」にログを記入しています。これまで18:00までの記入だったのですが、この手帳だと18:00はまだまだ夜の入り口という感じで、記入欄がまだまだ続くのね……と感心しています(笑) 普通のシャープペンシルを使っていると、記入欄に書く字がつぶれて見にくかったのが悩みと言えば悩みだったのですが、オレンズを使えばそういう悩みは解消されます。B6サイズだと、クルトガでも大丈夫のようです。
あれこれ調べたところ、trystrams lifehack手帳は、今年で役割を終えたとのことでした。とりあえず来年は、この3つが候補です。
――そんなわけで、「家に置いておいてあれこれ記入する手帳」と、「外で持ち歩いてスケジュールやto doを確認する手帳」があるといいな、という結論に達しました。
試しに、手持ちの「日の長さを感じる手帳」にログを記入しています。これまで18:00までの記入だったのですが、この手帳だと18:00はまだまだ夜の入り口という感じで、記入欄がまだまだ続くのね……と感心しています(笑) 普通のシャープペンシルを使っていると、記入欄に書く字がつぶれて見にくかったのが悩みと言えば悩みだったのですが、オレンズを使えばそういう悩みは解消されます。B6サイズだと、クルトガでも大丈夫のようです。
あれこれ調べたところ、trystrams lifehack手帳は、今年で役割を終えたとのことでした。とりあえず来年は、この3つが候補です。
- ブラウニー手帳
- 2020年の製品情報(というか、カラー)はこちらで見られます。私はここのガントチャートがとにかく気に入っています。ヨコに使ってプライベートな予定を記入して、タテに使って仕事のスケジュールを記入しています。年間スケジュールページも今年とはデザインが変わるようで、店頭でチェックするのが楽しみです。これは、「将来のことを記入する」をメインにして、ガントチャートでざっくりと月の予定を把握する&持ち歩いてto doリストなどに使う予定です。
- 日の長さを感じる手帳
- 実は去年、あっという間に売り切れてしまったという人気の手帳でした。これはもう発売されていて、来年のものを店頭で見たのですが、表紙の素材が今年と同じで、冬に触ると辛いタイプでした。もしも使うとしたら、また今年買ったカバーを付ければいいのですが、あの表紙が別のものにならないかなあ、と思っています。ここまで書いておいてアレですが、これを来年の手帳に選ぶ可能性は少し低いです。紙質はいいのですが、そのために厚みがあって、2冊のうちの1冊にするには大きいかな、という感じなのです。
- ジブン⼿帳Lite mini2020
- 実はジブン手帳が、REMI的2020手帳レースに颯爽と登場しました。通常のジブン手帳は、もちろん私も店頭で見たことがありますが、「デザインがpushy」「自分が使わないページが多い」で、敬遠していたのです。このジブン手帳Lite miniは、私が抱いていた不満を解消したバージョンなので(シンプルなデザイン、最低限度のページ数)、ちょっと期待しています。日の長さを感じる手帳より薄ければ、間違いなくこちらにします。
August 23, 2019
2019年に行ったけれどブログに書かなかった展覧会
というのを、まとめて自分用の記録としておきます。
今年は生活にいろいろ変化がある年で、ブログを書く時間が作りにくくなっています。
私にしては珍しく、あまり西洋美術の展覧会に行っていませんね……。
今も気になる展覧会はありますが、何しろこの天気だし夏休みで人出が多そうなので、9月に入ってから行こうと思っています。できるかな……?
今年は生活にいろいろ変化がある年で、ブログを書く時間が作りにくくなっています。
- 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」@東京国立博物館
- 奇想の系譜展@東京都美術館
- 特別展「国宝 東寺−空海と仏像曼荼羅」@東京国立博物館
- 誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ@松屋銀座
- クリムト展 ウィーンと日本1900@東京都美術館
私にしては珍しく、あまり西洋美術の展覧会に行っていませんね……。
今も気になる展覧会はありますが、何しろこの天気だし夏休みで人出が多そうなので、9月に入ってから行こうと思っています。できるかな……?