October 07, 2010

* 素敵な本屋さん

翻訳の仕事で、久しぶりに、出先での作業がありました。長時間の作業であれば、出先での作業用のノートPCを持って行きます。でも、それほど大掛かりな作業でもないので、小さな独和辞典を持って行こうと思いました。

……が、独和辞典が見当たりません(汗)

というわけで、思い切って新しい辞書を買うことにしました。同じような理由で、6年くらい前に新しい辞書を買ったのですが、行方不明になってしまっています。

そこで、出先での作業に行く前に、職場の近くに新しく開店した本屋さんに行きました(出先には、職場から直行したのです)。この本屋さんになかったら、思い切って遠出して、大きな書店で探そうと思っていました。

この本屋さん、見れば見るほど、素敵な品揃えです。

そんなにお店の面積は広くないのですが、人文科学・社会科学・自然科学の専門書が、あれこれ棚に並んでいます。文庫や新書も、エンタテインメントというより、学術系のものが目立ちます。雑誌やムックも、お店の「こだわり」が感じられるものでした。

いわゆる「実用書」や漫画は、かなり隅っこに小さく追いやられています。なんというか、インテリ向けな本ばかりが目立っています。

仕事の合間とか、この後で用事があるという時間制限がなければ、かなり長居して、あれこれ購入してしまいそうです。ある意味危険地帯ですね。

そして、私が探していた辞書も、無事購入できました。

デイリーコンサイス独和・和独辞典デイリーコンサイス独和・和独辞典
三省堂(2009-04)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


学生時代に、「この辞書はとても便利だから」と人に薦められて購入したところ、本当に使いやすいものでした。独和辞典しかなかったのですが、今は和独もついて、かなり便利になりました。

当時は、大きな辞書では対応していなかった新語もかなり入っていました。歴史や法律などに関する専門的な文章を読む場合は、大きな辞書が必要でしたが、そうでなければ『デイリーコンサイス』で十分でした。

今なら、電子辞書を購入すればいいのだろうと思います。でも、「英語もドイツ語も守備範囲」という身には、ドイツ語対応の電子辞書の英語コンテンツに不満があるのです。かと言って、英語が充実した辞書に追加するドイツ語辞書も今ひとつだし。

――ということで、結局使い慣れた電子辞書を入れたノートPCが一番いいかな、という結論に達しています。あとは、インターネットにつなげられる環境があれば、かなりの内容を検索できますし。

昔は、汎用性があって串刺し検索(複数の辞書の内容を一度に検索)できるということで、EPWING版の辞書を熱心に探していました。今は、そういうのってどうなっているのかな? やっぱり電子辞書がメインなのかな? などと、あれこれ考えるのでした。

uriel_archangel at 22:27 | 日々の記録 
Permalink | Comments(0) | TrackBack(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加  

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profile

REMI

REMI on Twitter
Message to REMI

REMI宛てに非公開のメッセージを送信できます

名前
メール
本文
Recent Comments
QRコード
QRコード