今日の日本経済新聞「私の履歴書」

唐突な話題ですが……。

「空と宇宙展」に行った話を連日書くのではなく、合間に別の話も書きつつ更新しようと思っています。さて、何を書こうか、と思っていたところ、タイムリーな話題がありました。（結局、「空と宇宙展」がらみなのですが）

現在、日本経済新聞の「私の履歴書」を、三菱重工業相談役の西岡喬氏が書かれています。今日は、筆者が在籍した当時の東京大学工学部航空学科についての話でした。

実は、ここで出てくる先生方が主任設計者として携わった航空機として、「空と宇宙展」で見た名前がどんどん出てくるのです。――と言っても、「銀河」と「零戦」です。

「空と宇宙展」の展示を見ていても思ったのですが、これを読んでいても、東京大学（戦前・戦中は、東京帝国大学ですね）は、日本の航空機開発の中枢だったのだなあ、と実感します。

科学の発展は軍事と切り離せない面があり、航空機開発にもそういう側面があると思います。でも、日本のロボット開発と同じく、軍事目的とは切り離した状態で、積極的に航空機開発にも取り組んでほしいなあ、そういう環境になってほしいなあ、と思います。