December 17, 2010

* 翻訳と通訳

翻訳だけでなく、通訳という仕事にも、学生時代は興味がありました。でも、サイマル・アカデミーの通訳コースの入学試験に落ちました(苦笑)

その後、通訳の勉強をする機会もなく、現在に至ります。まあ、翻訳も、スクールで学んだところも多少はありますが、OJTで(と書けば聞こえはいいですが、実地で)身につけたことが多いですね。
ここらへんは、いつか長々と語ろうかと。

ともかく、こうやってあれこれ経験を積んで、「私には、通訳より翻訳のほうが向いているなあ」という結論に達しました。以下、私論です。

通訳は、瞬発力が求められます。即座にふさわしい表現を、頭の中のデータベースから引き出す必要があります。でも私は、じっくり考えて「こういう表現がいいな」と選び出すのが好きなタイプです。

海外旅行での会話でも、後で「ああ、あのときはこういうふうに言えばよかったんだ」と思うクチなので、仕事で通訳をしたら、後から後から「ああ言えばよかった」が出てきて、後悔ばかりの日々になりそうです……。

恐らくプロの通訳の方は、「ああ言えばよかった」という後ろ向きな考えではなく、「今度はこういうふうに言おう」と前向きに考えているのだろうと思います。

翻訳も、見直せば見直すほど、「ここはこうしたほうがいいな」という箇所が出てきます。でも、納期までであれば、何度も見直しができるので、「ああ訳せばよかった」というのがポロポロと出てくる、ということはあまりありません。

なんというか、結局私がトロいというところが、通訳に向かないのでしょうか……。あと、いちいち辞書でしっかり訳語をチェックするタイプなので、そこが通訳には合わないかと(って、やっぱりトロいんですよね)。

一応自分をフォローするために書いておくと、現状では、日常生活に困らない程度の会話はできます(いちおう英語・ドイツ語とも)。日本語が分からなくて役所で途方にくれている人の通訳なら、できます(そういう人は、多少でも助けがあるというだけで感謝してくれますから……)。展示会のブースの「英語(ドイツ語)ができるスタッフ」程度なら、対応可能かなあ。「通訳」としてのパフォーマンスを求められると、厳しいかな。

やっぱり、私は「書く」のが好きなのでしょう。――という結論でした。

uriel_archangel at 23:55 | 仕事 
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