June 15, 2011

* 『ぶらぶら美術・博物館』で箱根はアートが楽しめる場所と知る

厳密に言うと再放送なのですが、初めて見たので書きます。今週もあれこれ作業しながらだったので、全部しっかり見ていたわけではありません。

今回は、箱根の美術館めぐりでした。箱根 彫刻の森 美術館と、ポーラ美術館です。今回の概要を紹介しているページはこちらです。

箱根 彫刻の森 美術館は、フジテレビの天気予報か何かでよく見ていたので、正直なところ「まさかそんなにすごい場所とは……」という感想です(汗) やはり解説つきで鑑賞すると、何気なく通り過ぎてしまいそうな作品も、「へえ、そうなのか」とか、「なるほど!」という発見があります。

屋外にあるということで、屋内の美術館よりも自由に、いろいろな角度から見られるというのが、彫刻をいっそう楽しめる要素になるのだなあ、と思いました。そして、鏡のような素材を使った作品では、そこに写りこむ周囲の自然や自分たちも、作品の一部となるのだそうです。

ピカソ・コレクションでは、様々な時代の多様な作品(絵画だけでなく陶器などもあります)が鑑賞できます。ここでは、現代美術がいろいろと見られるなあ、と思いました。

それにしても、日本初の野外美術館というだけでなく、世界でもベルギーにあるミデルハイム野外美術館についで2番目なのだそうです。やっぱり、テレビCMでよく見ているからか、そんなに珍しいものだとは思いませんでした……。

ベルギーでは、野外美術館があるとは知っていましたが、時間がなくて行けませんでした。気力もなく。今思うともったいなかったかなあ。

そして次は、ポーラ美術館です。こちらでは、主に印象派前後の作品が紹介されていました。でも、美術館のサイトを見たところ、「日本の洋画、日本画、東洋陶磁、日本の近現代陶磁、ガラス工芸、化粧道具なども多数収蔵し」ているそうです。かなり幅広い展示内容ですね。

とても有名な作品がある、というわけではありませんが、各時代・各画家の特徴となる作品がしっかりカバーされているなあ、と感心しました。クロード・モネの印象派以前の作品も展示されています。この放送では山田五郎さんの解説つきだったというのもありますが、丁寧に鑑賞すれば、当時の芸術の流れが理解できるなあ、と思いました。

今回の放送を見て、「箱根の美術館めぐり、いいなあ」と思いました。箱根には、ほかにも美術館があるので、温泉だけでなく美術館めぐりをする滞在というのも、おおいに「あり」なんだろうなあ、と思います。

子どもがいると、「箱根」と言うと「温泉」どころか「ユネッサン」な我が家でも、でも、子どもも大きくなっていますから、こういう「美術館めぐり」をテーマにしてもいいのかもしれませんね。

――というわけで、今回も非常に学ぶところのある内容でした。

uriel_archangel at 20:46 | 日々の記録 
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