October 23, 2011

* ジョン・ダウランドの"Sir Henry Umpton's Funerall"

今日も久々に、お気に入りの古楽の曲のご紹介です。



ジョン・ダウランドの曲集『ラクリメ あるいは7つの涙』に収録されている、"Sir Henry Umpton's Funerall"です。

もの悲しいけれど素敵な曲だなあと思っていて、昔から好きでした。でも、楽譜(タブ譜しか見られません……)を見て愕然としました。伴奏のリュートはすごく難しいのです。セーハという、複数の弦をおさえるところがいっぱいあります。これは、この曲だけに限った話ではないのですが……。

"Funerall"は「葬送」とでも訳せばいいのでしょうか。宗教曲ではないので「レクイエム」ではありませんが、亡くなった人を悼む音楽です。クラシックでも"tombeau"(墓)というタイトルがつく曲がありますが、それと同じです。

ここからは豆知識ですが、この曲集は楽譜に楽器の指定があるわけではないので、音程がクリアできればどの楽器でも大丈夫です。ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)でもリコーダーでも。伴奏も、リュートだけでなくチェンバロやオルガンという可能性もあります。

伴奏以外の楽器を同じ種類の楽器のみにすると「ホールコンソート」、様々な楽器を組み合わせて演奏すると「ブロークンコンソート」になります。

uriel_archangel at 23:22 | 日々の記録 
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