November 30, 2011

* 地元の公立小学校が少人数だと、良くないの? 心配なら自分の目で見てみよう!

今日は立て続けに、「地元の公立小学校が少人数(1学年1クラス)」というだけで否定的にとらえる文章を見ました。息子がまさにそういう小規模な学校でハッピーに過ごしている身としては、「それだけで決めないで! これこそ風評被害!」と思います。

なので今日は、公立小学校について書いてみようと思います。

まず言いたいのは、「一度、自分の目で確かめたほうがいいですよ」ということです。自分の周囲の、その小学校に通わせていない人たちばかりから情報を聞いていませんか? 当然ですが、それはうわさにすぎません。せめて情報を集めるなら、その小学校に通わせている人から聞きましょう。

これはどの学校でも同じですが、学年によって雰囲気が違います。比較的落ち着いている学年もあれば、残念ながらそうでない学年もあります。ここで大切なのは、何か問題が起きたときに学校側はどう対応しているか、ということです。

一般的な話になりますが、少人数の学校は、何か問題が起きるとすぐに居場所がなくなってしまうので、大きな問題になる前に、丁寧に対応します。

これは私の感想ですが、PTAの役員やクラス委員を経験して、あれこれと聞いた話を総合すると、いじめの問題が発生した場合は、問題が解決できるかどうかは学校の規模には関係ありません。「いじめた側の保護者が、子供のありのままを見つめて、子供と学校にきちんと関わろうとするか」が重要です。これができれば、多少落ち着かない状態があっても、問題は解決に向かうことが多いです。

でもたいてい、深刻な問題になっていた学年では、できていませんでした。こうなると、学校の問題ではなく、その家庭の問題になります。確かに人数が少ないと目立ちますが、規模の大きな学校にはそういう問題がないかというと、そんなことはありません。

ちょっと話がズレましたが、話を聞くだけでなく、実際に自分の目で学校の雰囲気を確かめることをおすすめします。最近の公立学校は、地域に開かれています。授業参観は保護者だけでなく、地域の人も見学できます。仕事で忙しい、という人は、土曜日の授業参観に行くというテもあります。

授業参観が行われていなくても、事情を説明すれば、ごく普通の平日の授業中でも見学できる、というところもあります。少人数の学校は、1人でも入学する人が増えるように努力しているので、こういう申し出は喜んで了解してくれると思います。授業参観の日程もそうですが、電話での問い合わせにも応じてもらえます。

学校の雰囲気を見て、「ここはちょっと……」と思われたら仕方ない、と思います。でも、実際の様子を見たこともないのに、「小規模校だからよくない」と決め付けてほしくない、と思っています。なので一度、先入観を捨てて学校の雰囲気を見てください。

子供にとって小規模校はどうか、というと、今まで大きなところにいたことがないので分からないのですが、確かにクラス替えもなく、同じメンバーで6年間ずっと過ごします。――と書くと、「いろいろな人と接触しないと社会性が云々」という意見も出ます。私は逆に、「では、過疎地の全校児童数10人、みたいな学校に通っている子供たちは、みんな社会性がないの?」と尋ねたいです。人数が少なければ少ないなりに、「人と上手くやっていかなければならない」場面はあります。

それと、子供たちは、学年に関係なく仲良くなります。息子は、低学年の時は他の学年の子のことを覚える余裕がなかったのですが、今では、他の学年の子もかなり把握しています。「△年生の○○ちゃんは、ぼくのクラスの□□ちゃんの妹」という感じで、「誰と誰が兄弟か」も分かっています。

ちなみに息子の学校では、基本的に他学年の子も名前で呼んでいます。人数が少ないからできることですね。なので、「その(別の学年の)○○ちゃんって、なんて名前?」と尋ねると、低学年のときは「分からない」という返事が当たり前でした。さすがに5年生・6年生になると、フルネームが分かるようになりましたが。

あと、おっとりタイプの息子でも、たてわり班などで活動すると、「6年生というだけで、グループのリーダーをしなければならない」状態です。5年生・6年生は、運動会などでは係で大忙しです。「鶏口牛後」ではありませんが、そういうまとめ役の経験が(半ば強制的に)できるというのは、いいことだと思います。

そのような学校の雰囲気をどうやって作っているのかと言えば、実は先生方だけでなく、保護者や地域の協力も大きいです。どのような学校に行っても、本当は、保護者の学校への関わり方が重要だと思います。学校はサービス業ではないので、「学校がうちの子供に何をしてくれるのか」だけでなく、「自分たちが学校に対して何ができるか」を考えることが、子供にとって居心地の良い場所を作るのに重要だと思います。理想論かもしれませんけれど。

勢いでここまで書きました。息子の学校はかなり雰囲気がいいようで、しかも息子は大きなトラブルに遭遇したことがないので、もしかしたら私は実際以上にポジティブな評価をしているのかもしれません。

もう一度書きますが、小規模校というだけで、ネガティブに考えないでください。我が家の息子のようにおっとりマイペースでも、楽しく過ごせる場所のある学校もあります。ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。

uriel_archangel at 23:56 | 子どものこと 
Permalink | Comments(1) | TrackBack(0)
 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゆき林檎   January 12, 2012 10:53
5 初めまして。

うんうん、とうなずきながら
読ませて頂きました。とても
参考にもなりました。
ありがとうございました。

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