April 14, 2013

* 骨折して固定して抜釘したその後

抜釘を決心した理由は複数ありますが、「このままでは指輪が入らない!」というのもありました。何しろ左手の薬指です。結婚指輪は、(骨折した)バスケットボールの大会前にはずしてしまっていました。ここでもしもきちんとはずしていなかったら、切断しなければならなかったと思います。

それはともかく、先日「そういえば……」としまいこんでいた結婚指輪を取り出して、指にはめてみました。正確に言うと、はめようとしてみました。

――入りませんでした(汗)

骨折した部分の関節が、以前より太くなっています。ここでどうしてもつかえてしまうのです。ここを通るサイズの指輪だと、根本ではかなりゆるくなってしまい、万が一の時に危ないです。事故の原因になってしまうかもしれません。指輪は、右手の薬指なら問題なく入ります。でも、今まで「あるのが当たり前」ではなかった指なので、かなり違和感があります。

……ということで、あきらめることにしました。

指輪が入らなくなってしまったのは残念ですが、それ以外はおおむね順調です。曲げるのは、他の指とそん色なく曲げられます。ピンと伸ばそうとすると、まっすぐにはなるのですが、反るまでは伸ばせません。これは抜釘前から変わっていません。

作業療法士の先生は、「完全に骨折前と同じ状態、というわけにはいかないです」というご意見で、私も「あきらめなければならないところはあるかなあ」と思っています。でもそれ以外は、本当に変な痛みなどもなく、手術の痕も最初の手術のときより大きくならず、「後遺症」のようなものは見られません。

どうしても、学生時代の古傷と同様、寒いときは「ちょっと痛いかな……」とはなります。でもこれも、去年に比べればかなり楽になりました。去年は普通の手袋をしていたのですが、今年はiPod touchを使うようになったので、指先が開いているタイプのものを愛用しています(もとから持っていたものです)。

あとは、これまでボルトが気になってできなかった、「手を組む」が普通にできるようになりました。こういう手術が気軽にできる時代でなかったら、ズレた状態で骨がくっついてしまって、うまく動かなくなったり痛くなったり、大変だったろうと思います。

医学の進歩に関しては、長生きすればするほど恩恵も大きい、というものかもしれませんね。

uriel_archangel at 23:03 | 日々の記録 
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