August 01, 2013
レオ・レオニ 絵本のしごと
「あれ、もしかして会期終わっちゃった?」と調べたところ、4日まで開催ということで、「今がチャンス!」と、息子と行きました。今回は、「親子券」というのを入手していたので、前売券でも「一般+小中で1500円」となるところを、「一般+小中にしおりもついて1300円」と、とてもお得でした。あ、このチケットは前売りでしたので、今は入手できません。
そして、いただいたのはこんなしおりです。
かわいいうさぎさんです。上のねずみもかわいいですね。
さてさて、私はレオ・レオニと言ったら教科書で読んだ『スイミー』しか知らなかったのですが、息子の年齢だと、さらに『アレクサンダとぜんまいねずみ』も載っているそうです。さらに、小学校の図書の授業で(恐らく、フツーに図書室で好きな本を読む、という時間だと思いますが)、そうやって名前になじみがあったからか、レオ・レオニの作品をさらに何冊か読んでいたそうです。
そんなわけで、息子にしてみたら「読んだことのある絵本の原画が見られる」ということで、とても面白いものだったようです。私も、ほとんど知らない話ばかりでしたが、見ていてとても面白かったです。絵だけで、文章はないのですが、生き生きとした様子が伝わってきます。ストーリーが見えてくるというか。
本当に、ねずみもわにもかえるも鳥たちも、みんなかわいかった〜。ねずみがコラージュ(貼り絵)で、彼がねずみ用にたくさん作っていたパーツが見られたのもよかったです。コラージュなのはねずみだけでなく、「ああ、海はマーブル模様の紙を切って表現しているのか」とか、そういうのも見えました。
もちろんコラージュばかりでなく、色鉛筆やテンペラを使ったものもありました。作品によって、どの技法がふさわしいかを決めているそうです。あと、彼がコレクションしていたおもちゃのねずみ(まさに『ぜんまいねずみ』)もありました。
その他にも、絵本とは違う不思議な作品(幻想的というか超現実的というか)もありました。
最後に、ミュージアムショップで気になるグッズを購入しました。
これは、A5サイズのクリアファイルです。3ポケットで、ねずみ・動物たち・山は、それぞれ別のシートに描かれています。黄色いのは裏面です。
これはタオルハンカチです。ドイツの友人に送ろうと考え中です。
「そんなに人は多くないだろう」と思ったら大間違いで、私たちは開館直後に入ったのでそんなにひどい混雑ではなかったのですが、鑑賞を終えて出てみたら、かなりの行列になっていました。
展覧会の内容が内容だけに、小さいお子さんも多かったです。ぺたっと作品(額に入ってカバーもついているので、直接ではないのですが)に触ってしまって、スタッフに注意されている子もいました。
なので、確かに小さい子も楽しめる展示ですが、ご家族は「鑑賞のマナー(してはいけないこと)」をきちんと教えたほうがいいと思います。我が家はどうだったかと思い出すと、小さいときに美術館はほとんど連れて行かず、国立科学博物館専門でした……。
途中で、展示している作品の絵本が置いてあったり、もっと本格的に絵本が楽しめるスペースもあったりします。こちらは、本を乱暴に扱わなければ、おとなしく見ているだけ、でなくても大丈夫です。
会期終了間際なので「これから見に行こう」という人は少ないかもしれませんが、なかなか興味深い内容の展示でした。親子で楽しめます。
【追記】
この動画を見ると、かなり展覧会気分に浸れると思います。
そして、いただいたのはこんなしおりです。
かわいいうさぎさんです。上のねずみもかわいいですね。
さてさて、私はレオ・レオニと言ったら教科書で読んだ『スイミー』しか知らなかったのですが、息子の年齢だと、さらに『アレクサンダとぜんまいねずみ』も載っているそうです。さらに、小学校の図書の授業で(恐らく、フツーに図書室で好きな本を読む、という時間だと思いますが)、そうやって名前になじみがあったからか、レオ・レオニの作品をさらに何冊か読んでいたそうです。
そんなわけで、息子にしてみたら「読んだことのある絵本の原画が見られる」ということで、とても面白いものだったようです。私も、ほとんど知らない話ばかりでしたが、見ていてとても面白かったです。絵だけで、文章はないのですが、生き生きとした様子が伝わってきます。ストーリーが見えてくるというか。
本当に、ねずみもわにもかえるも鳥たちも、みんなかわいかった〜。ねずみがコラージュ(貼り絵)で、彼がねずみ用にたくさん作っていたパーツが見られたのもよかったです。コラージュなのはねずみだけでなく、「ああ、海はマーブル模様の紙を切って表現しているのか」とか、そういうのも見えました。
もちろんコラージュばかりでなく、色鉛筆やテンペラを使ったものもありました。作品によって、どの技法がふさわしいかを決めているそうです。あと、彼がコレクションしていたおもちゃのねずみ(まさに『ぜんまいねずみ』)もありました。
その他にも、絵本とは違う不思議な作品(幻想的というか超現実的というか)もありました。
最後に、ミュージアムショップで気になるグッズを購入しました。
これは、A5サイズのクリアファイルです。3ポケットで、ねずみ・動物たち・山は、それぞれ別のシートに描かれています。黄色いのは裏面です。
これはタオルハンカチです。ドイツの友人に送ろうと考え中です。
「そんなに人は多くないだろう」と思ったら大間違いで、私たちは開館直後に入ったのでそんなにひどい混雑ではなかったのですが、鑑賞を終えて出てみたら、かなりの行列になっていました。
展覧会の内容が内容だけに、小さいお子さんも多かったです。ぺたっと作品(額に入ってカバーもついているので、直接ではないのですが)に触ってしまって、スタッフに注意されている子もいました。
なので、確かに小さい子も楽しめる展示ですが、ご家族は「鑑賞のマナー(してはいけないこと)」をきちんと教えたほうがいいと思います。我が家はどうだったかと思い出すと、小さいときに美術館はほとんど連れて行かず、国立科学博物館専門でした……。
途中で、展示している作品の絵本が置いてあったり、もっと本格的に絵本が楽しめるスペースもあったりします。こちらは、本を乱暴に扱わなければ、おとなしく見ているだけ、でなくても大丈夫です。
会期終了間際なので「これから見に行こう」という人は少ないかもしれませんが、なかなか興味深い内容の展示でした。親子で楽しめます。
【追記】
この動画を見ると、かなり展覧会気分に浸れると思います。