November 10, 2013

* アメリカのLand's Endで買った商品を返品する

【お願い】Land's Endの返品方法は変更があるかもしれないので、必ず最新の情報をご確認ください。

先日アメリカのLand's Endから購入した洋服の一部を返品しました。理由は、「大きすぎる&交換したところでそもそもデザインが野暮ったいので着ていく場所がない」です。

いちおう、送られてきたときの納品書みたいなものに、「これこれこうして返送してください」と書いてあるのですが、アメリカ国外の場合はあてはまらないかもしれません。そこで、Land's Endの問い合わせ用のメールアドレスに「これとこれとこれを返品したいのですが、どうすればいいですか?」というメールを送りました。こういうときは先走らず、確認して不明点を解決してから動くのが吉です。

すると、Land's Endから「Borderfreeに連絡したので、Borderfreeから必要な書類等がそちらに送られます。その指示に従ってください」というメッセージよりも早く、Borderfreeからメールが届きました。米国外からの返品に必要な書類(PDFファイル)が、添付されていました。本文には、返金の総額(商品の金額−返品の送料)が記載されています。さらに、「このURLで荷物の追跡ができます」というお知らせまで!

添付ファイルは、手続き方法(英・西・独・仏で書いてあります)とDHLの伝票、恐らく税関での申告用書類(3枚)です。返送する洋服は商品が入れられていた袋にきちんとしまった状態で箱に入れます。これは、荷物が送られてきた箱を使いました。発送時に使われたバーコード等はテープで隠しました。1つの箱にまとめないと、追加の送料が発生するそうです。

ここで、疑問が発生しました。Land's Endの送り状には返品用の書類(納品書の一部が返品時に使う伝票になっていて、返品する商品や返品理由などをチェックするように書かれています)を入れるように書いているのですが、Borderfreeからの指示では「箱に返品する荷物以外は入れないように」と書いてあります。これは、申告用書類を箱に入れてしまわないようにということかな、と思ったのですが、「じゃあこのLand's Endの書類はどうなるのかな?」が解決しません。

そこでまたまた、Land's Endに「Borderfreeは『箱には洋服以外のものは入れるな』と書いているのですが、Land's Endの書類はどうしますか?」と、問い合わせのメールを送りました。日本だったら電話してしまえばいい話ですが、通話料もかかるし電話で外国語を話すのは緊張するので(やっぱり、身振り手振りが伝える情報ってバカになりません)、メールです。寝る前に送ったら起きるころにはお返事が来る、という感じでしょうか。Land's Endからの返信は、「箱の中にLand's Endの書類は入れなくて大丈夫です」というものでした。

ここでちょっとアドバイスですが、とにかく疑問点は納得するというか、分からないところがなくなるまで確認してください。恐らく相手は明快な英語を書いてくれますが、それでも「これはどうなるの?」というのがはっきりしなければ、「こういう意味ですか?」としつこく確認するのが大切です。相手は(内心はともかく)こちらの疑問点がはっきりするまで、付き合ってくれます。

例えば今回は、Land's Endの書類を使ってこちらが勝手に返品すると、関税などの手続きがややこしいことになる可能性がありました。Borderfreeが相手に入って手続を進めることで、そのような手間が省けるのです。DHLの送料はお高いですが……。

「これで何をすればいいか分かった!」というところで、申告用書類3枚すべてに署名と日付を記入し、DHLに電話して集荷をお願いします。顧客としてのアカウントナンバーを聞かれるのですが、これはPDFの手続き方法に記載しています。

――で、集荷に来てもらったわけですが、私は仕事で不在だったため、家族が対応しました。署名した申告用書類1枚は控えとして手元に残りました。残り2枚の申告用書類と伝票を、恐らくビニール袋に入れて箱にぺたんと貼ったのだと思います(集荷依頼の電話をしたときに、オペレーターがそう言っていました)。

これで、後は荷物が向こうについて、返金手続を待つばかり、となりました。

集荷のあった翌々日に、「そういえば、あの荷物どうなったかな?」ということで、Borderfreeからのメールにあった追跡用URLをクリックしてみました。

――びっくりです。

17時すぎの集荷だったのですが、その日のうちに日本を出発していました。これは、東京からの発送だったからかもしれません。そして、これまた同じ日のうちにアメリカに到着(時差がありますからね……)! その翌日には、Borderfreeに到着していました。

つまり、私が追跡用URLをクリックした時点で、既にBorderfreeに荷物が届いていた、というわけです。日本のように認印ではなく端末にサインをするのですが(配達してもらった時もそうでした)、その受け取りサインまでネット上で確認できました。

「うわ、もう着いてる」と思ったその日の夜遅くに、「返金処理が終わりました」というBorderfreeからのメールが届きました。ここから少し日数がかかるでしょうが、クレジットカードで返金処理が終われば、無事手続きは終了です。

問い合わせというか、「この商品を返品したいので手続きをお願いします」という連絡が必要ですが、これで関税処理などの煩雑な手続きに手間と時間をかけることなく返品できます。返品では送料が発生するので「気軽に買って気軽に返品」というわけにはいきませんが、「いざとなったら返品できる」ということで、海外通販に対する精神的なハードルは下がると思います。

自分でこういう作業をするには、それなりの英語力は必要ですけれど。

uriel_archangel at 10:57 | お買い物 | 日々の記録
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