December 24, 2013

* 海外の翻訳会社の仕事がやりにくいと感じる理由

ProZ.comに登録して2年間は有料会員だったのですが、今は無料の会員になっています。なぜかというと、海外の翻訳会社とは相性が悪いというか、上手くいかないことがあるからです。なので、無理に海外の会社と取引しなくてもいいかなあ、という結論に達しました。

こういうときに兼業翻訳者だと、「なにがなんでも翻訳の仕事を増やさないと!」とはならずに済むので助かります。変な仕事に飛びつかなくていいですから。

で、なんで相性が悪い感じがするかというと、どこでも理由は同じです。海外の会社で、日本人スタッフがいる場合は、そういう苦労はありません。でも、日本人でない場合は、「英語やドイツ語から日本語に翻訳するのは、(例えば)英語やドイツ語をフランス語に翻訳するのに比べると手間(時間)がかかる」ということを分かっていないことがほとんどです。

そういう状態だとどうなるかというと、「いや、この作業はその日数(とその金額)ではできません」という仕事がやって来ます。「時間が足りない!」と焦りつつ、睡眠を犠牲にして頑張って作業したこともありますが、やっぱり出来がよくありませんでした……。

例えばTradosなどのTMを使って作業する場合、英語orドイツ語→フランス語であれば、語順がおかしいところに手を入れるだけで、かなり違和感のない文章が作れます。このところ立て続けにイタリア語やフランス語のメールが来て、「なんだこれは」とGoogle翻訳にかける機会がありました(当然英語にします)。ネイティブではない私が言っても説得力がないかもしれませんが、英語に翻訳してみると、ほぼ問題なく分かるのです。

でもこれで、フランス語でなく日本語だったらどうなるかというと、もちろん語順は直さなければならないのですが、そもそも訳語の選択が違う……ということが多々あります。TMが役立つ分野もありますが、相当手を入れなければならないということがほとんどです。

でも、欧米系の人はそういうことを知らない場合がほとんどです。なので、「こんなに時間をかけて、こんなに苦労して、この金額?」になってしまうのです。恐らく欧米語間であれば、「時間をかけずにサクサク作業」でも、それなりの訳文になるのだろうなあ、と思います。だから、処理できる量も多く、単価が低くてもなんとかなるのでしょう。「薄利多売」という感じで作業しているのでしょうね。

あ、もちろん、ProZ.comを活用している人や、相性がいいところに出会える人もいるでしょうから、そういうサイトを使って海外との取引を行うことは、もちろん否定しません。

そんなわけで、現状では海外に目を向けるよりも、日本国内で可能性を広げたほうがいいだろうなあ、と思っています。

uriel_archangel at 23:50 | 仕事 
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この記事へのコメント

1. Posted by 夏目 温   August 05, 2015 12:18
私も同じことを考えました。有料会員を止めて無料会員になる具体的な方法を教えて頂けませんか?PayPalの残高をゼロにしても自動継続されてしまいます。
2. Posted by REMI   August 07, 2015 10:38
>夏目 温さん
私は自動継続をしていなかったので、「期限だよ〜」「今更新すればお得だよ〜」というProz.comからの通知を無視していたら、無事(?)無料会員になりました。どこかに、「自動継続をやめる」という選択肢があるのではないかと思います。お役に立てず申し訳ありません。
3. Posted by 夏目 温   August 12, 2015 10:18
お返事ありがとうございます。それが、「自動継続をやめる」という選択肢が見当たらなくて困っています。もう一度探して分からなかったら、事務局に問い合わせてみます。ありがとうございました。

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