February 14, 2014

* 翻訳の仕事で使える電子辞書を考える

結論は出ているのですが、調べたことをだらだらと書きます。

今は外で仕事をするときは、ノートPCに辞書を入れて持ち歩いていました。まあ、B5サイズ(12インチくらい?)なのでそんなに大きくはないのですが、小さくもありません。こういう年齢なので、もうちょっと荷物を軽くしたいなあ、と思うようになりました。

せっかくiPod touchやNexus5があるから、それに辞書を詰め込んだらどうだろう、とは思いました。でも、今までやってきたような串刺し検索(1つのソフトで複数の辞書を検索する)ができないと不便です。なので、電子辞書を考えてみることにしました。

技術は進歩するもので、今ではPCに接続してPCから検索できる電子辞書もあるそうです。これはセイコーインスツルの電子辞書(SII電子辞書)です。

SIIのものならどの電子辞書でも、というわけではなく、PASORAMA搭載の機種に限ります。今は小さな電子辞書に本当にたくさんの辞書が収録されているので、「これがPCでも使えたら便利だなあ」と思います。

でも、問題があります。私は英語とドイツ語の辞書が必要なのですが、SIIはドイツ語が弱いのです。いちおうドイツ語学習者用の機種もありますが、搭載しているのはクラウン独和辞典です。基本的に学習者向けの辞書なので、収録語数が多いとは言えません。

一方で、CASIOも電子辞書があります。EX-wordです。こちらはドイツ語学習者用の機種だと小学館の独和大辞典を収録しています。

ではこの機種でいいかというと、そうはいきません。先ほどとは逆のパターンで、この機種では英語の辞書が物足りないのです。

SIIでもCASIOでも、本体データの空いた部分に入れられる追加コンテンツというのがあります。SIIは、ドイツ語のコンテンツはクラウン独和辞典しかないのですが、CASIOは独和大辞典があります。ちなみに学習者用の辞書はアクセス独和辞典です。

結局のところ、私のように、「英語もドイツ語もしっかりした辞書が欲しい」というタイプには、CASIOの「プロフェッショナル向け」機種(XD-U18000)に独和大辞典のコンテンツを追加する、というのが向いているようです。

PCから検索、というのは対応していないようですが、便利さを取るか辞書の収録内容を取るか、というところで、私と同じ立場でも、SIIを選ぶ人もいるかもしれません。

この調子で、データに空きのある限り、フランス語の辞書を追加したりできるのね〜、と、夢はふくらみます。

夢もふくらみますが予算もふくらむので、「こういうふうにしたいなあ」という「わたしのかんがえたりそうのでんしじしょ」を作ると、新しいノートPCが手に入るくらいの金額になります(汗) 同じ金額でできることとできないことの差を考えると、ついついPCを選んでしまうのですよね。

uriel_archangel at 20:55 | 仕事 
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