朝晩は涼しいので体が楽ですね

温帯気候とは思えない猛暑やゲリラ豪雨があると、「平年」とか「例年」というのがどういうものか、よく分からなくなってきているのですが。

そういう状態ですが、今年の東京は今のところ、日中に気温が上がっても朝晩が涼しいので、体が楽ですね。真夏もこういう状態なら辛くないのですが、最近は熱帯夜続きになることが多く、十分に睡眠が取れず疲労が少しずつ蓄積していく感じがします。

自分が子供のころは、熱帯夜というのはそんなになかったと記憶しています。学校から配られる夏休みのしおりには、「勉強は涼しい朝のうちにすませましょう」みたいな文章がありましたが、今は夜になっても気温が下がらず、朝から暑いことがありますよね。基本的に熱帯夜と思わないとやっていけないなあ、という雰囲気です。

夫は体が冷えるので、夜寝るときにエアコンを使いたがらなかったのですが、あまりの猛暑に「エアコンを使わないと体がもたない」と宗旨替えしました。とは言ってもエアコンが苦手なことは変わらないので、エアコンを使うときは長袖を着て寝ています。

今年は空梅雨ではありませんが、かと言って梅雨らしいかというと、夕立ちや通り雨というよりスコールです、みたいな短時間にどっと降る雨が多く、昔からの「梅雨」という表現よりも「雨季」という言葉のほうが合っているように思います。

真偽のほどは定かではありませんが、地球規模の気象の変化だけでなく、東京の湾岸エリアに高層ビルが増えたので空気の動きが変わり、熱帯夜が続いたりスコールのような雨が降ったりしている、という考え方もあるそうです。まあ、本当だとしても、いわゆる大手のマスコミはスポンサーがありますから、あんまりはっきりとは言わないですよね。そういうエリアに移転したところもありますし。

世界の天気予報を見て「ホノルルのほうが最高気温も低いし、過ごしやすそうだなあ」と思うような猛暑には、ご遠慮願いたいところです。