May 31, 2015

* 吉田研作先生講演会"Language Acquisition−How You Learned Language as a Child"(言語習得入門特別編)@ASF

今年もASF(All Sophians' Festival)に行ってきました。残念ながら、私が仕事でバタバタしていたもので、「行くとしたら、これとこれだな」ということで、「楽しい1日を過ごす」ではなくピンポイントで参加しました。その1つがこちらです。
  • 『Language Acquisition−How You Learned Language as a Child』(吉田研作先生)
日本語に訳すと、「言語習得――子供のときにどのように言語を学んだか」というところでしょうか。SELDAA(英語学科同窓会)の企画のようです。学生の時は、こういう授業を取らなかったのですけれど。

ところで、公式サイト(Facebookではないほう)に講演に関する個別のページというものが見つからず、こういうところからリンクできずにいます。Facebookページでの紹介はこちらです(探しにくいのですよね〜)。

息子を連れて行こうか悩んだのですが、息子にとって興味のあるものかどうか分からないので、集合場所と時間を決めた後、お小遣いを渡してフードコート(メインストリートの屋台群)に放牧しました(笑)

吉田先生の講義『言語習得入門/INTRO. TO LANGUAGE ACQUISITION』の特別編ということで、恐らく1年近くかけて説明することを、45分くらいでささーっと流した、という感じでしょうか。

学生のときに講義を聞いて、どの程度納得できるかは分かりませんが、子供を育てた後でうかがうと、「なるほど〜」ということばかりでした。自分が出産するまで、小さい子に興味がほとんどなかったもので、こういう視点での講義にはまったく関心がありませんでした。

例えばですが、犬を見ても猫を見ても「わんわん」と呼ぶのは、「わんわん」の定義が大人が考える一般的なものと範囲が違う、ということです。コミュニケーションと言語と、どちらが先か? という話など、赤ちゃんからの子供の成長は、親として見ているときはそういう視点がなく気づきませんでしたが、言語学的にはとても興味深いことの連続なのだろうなあ、と思います。

そして講義のスタイルも、全編英語でしたが映像も豊富に使用していて、多少分からない単語があってもなんとなく分かる、という感じでした。息子は小さい子のかわいらしさが好きなので、小さい子がまさに「ばぶばぶ」と話している様子や、小さな双子の兄弟が大人には意味の分からない音声でコミュニケーションを取っている様子など、もしかしたら興味を持ったかなあ、とも思います。

「英語で英語の勉強をする」ではない講義だったので、体験させたかったなあ、とは思いますが、まあ仕方ないや、ということで。高校生対象の外国語学部での体験授業としても、いい感じでした。

そして引き続き、同じ会場での講演会に参加しました。そちらは後日。

uriel_archangel at 17:00 | 講演会・展覧会 
Permalink | Comments(0) | TrackBack(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加  

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profile

REMI

REMI on Twitter
Message to REMI

REMI宛てに非公開のメッセージを送信できます

名前
メール
本文
Recent Comments
QRコード
QRコード