February 17, 2017

* 特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」


四谷大塚のテストで使われていて、そのとき初めて存在を知ったラスコー洞窟の壁画! なんだか妙に気になるので、行ってきました。

思ったほど人出はなく、じっくり展示を見られました。洞窟を再現した1/10ミニチュアでは、「こんな場所に描いていたのか〜」というのが分かります。結構高い場所にもあって、足場を作って描いていたようです。

洞窟を実物大のスケールで再現している展示では(もちろん足場は悪くないです)、実際の着色された絵だけでなく、暗い中に線画が浮き上がる演出もあって、ものすごくわくわくしました。

展示物の一部や体験型の展示にはフランスで作成されたものがあり、「こういう展示が世界で行われているんだなあ」というのも実感できます。内部には入れないラスコー洞窟で、「こういうところにあったのか」や「これくらいの高さにあったのか」というのが分かって面白かったです。

こういうラスコー洞窟の壁画そのものの紹介も面白かったのですが、もっと面白く感じられたのは、彼らが使った道具についての展示です。投槍器やランプなどの装飾に施された装飾も面白かったのですが、彼らがどのように縫い針などの道具を作ったか、という展示がとても興味深かったです。

私たちは、今は機械などで固いものも簡単に加工できますが、当時の人たちは石器だけで必要な長さの骨を切り出し、石にこすり付けて滑らかに加工し、穴を開けていたのです。昔の人々の作業を復元した映像を見て、「人間って、確かに昔から大きくは変わらないんだなあ」と思いました。

それと、クロマニョン人が作った女性像というか地母神(豊穣の象徴)もありました。それこそ、「これがこの先にヴィーナスになるんだよなあ。ヨーロッパだけでなく、地母神は世界各地にあるし」と、タテ(時間)とヨコ(地域)の広がりも感じられました。

最後には、「その頃の日本は……」という展示もありました。日本の土は酸性で、当時作られたものは残りにくいそうですが、それでも「日本にもこういう活動をする人たちがいたんだろうな」というのが感じられて面白かったです。

その時代の日本の研究に関連する3万年前の航海を再現するプロジェクトも紹介されていました。クラウドファンディングを行いましたが、今後も支援を募っていくそうです。

今回のラスコー展は、ぶらぶら美術・博物館でも取り上げていました。詳細はこちら

uriel_archangel at 11:52 | 講演会・展覧会 
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