February 22, 2017

* 講演「いのちを生きる子供たちのために:高大接続改革の展望」

「いのちを生きる子供たちのために:高大接続改革の展望」は、このシンポジウムの一部(基調講演)として行われたものです。現在話題となっている大学入試改革の根幹とも言える部分を考えた人の話ということで、関心を持って聴きましたよ〜。書かねば書かねばと思っているうちに、1か月が経過してしまいましたが。

聴いていて、以前大河内先生が講演で話していたことと、結構重なるところがあるなあ、と思いました。小学校・中学校で教える内容は変わってきていて、一方的に教師が壇上から教える従来の方法ではなく、主体的に/対話的に/深く学ぶ、というメソッドが広がっています。

でもこれは、何十年も変わらない大学受験では重視されない。これをなんとかするには、大学受験を変えるのが一番手っ取り早い、という話です。

実は時間不足で、手元にある資料の内容が十分に話されていたわけではないのですが、先生の話を聞き、資料を見る限りでは、本当に「もっともだなあ」と思います。

将来どうなるかは、私たちがこれまで過ごしてきた時代以上に不確実です。そうすると、重要なのは自分で将来を切りひらく力であり、それは今、小学校や中学校で教えられている内容(手法)と一致するのです。

「日本の未来を賭けた教育改革」というのは、恐らくそのとおりなのだろうと思います。ただ、「提言はその通りだと思うけれど、いろいろ経由して出てきたものが……」という感じになるそうで(これは講演会で出た話ではありません)、そこがもったいないなあと思います。

世界の流れを見ると、これまでのように詰め込んだ知識を競うのではない大学入試が求められているのでしょう。恐らく2020年を待たずとも、大学入試は変化を続けていると思います(変化のない大学もあるでしょうが……)。大学受験だけを見ず、周囲を取り巻く情勢の変化に敏感になることが大事だなあ、と思いました。

まとまっていませんが、こういう感じです。

uriel_archangel at 11:54 | 講演会・展覧会 
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