学び

March 30, 2012

* 今年こそ、NHK語学番組で挫折したくない

……というのが、毎年の私の目標です。10年くらいアレなんですが(汗)
昨日も書きましたが、本当にNHKの語学番組は優れています。それこそ10年くらい前ですが、私がTOEICで自分史上最高点を取ったときは、『やさしいビジネス英語』や『ラジオ英会話』を聴いて、知らなかった単語やフレーズをExcelのシートに入力していたのが、一番有効でした。

フランス語講座も、聴いた後にテキストの内容をノートにまとめたら、かなり覚えられたんですよ(その後触れていないので、かなり忘れていますが……)。

ということで、毎年4月号をあれこれ買ってはみるのですが、ここ数年は、もって2か月、ひどいとテキストを開かずに終了しています。

英語もやってドイツ語もやって、フランス語もやって……となると、かなり時間を使うのですよね。やることがいっぱいでそんな余裕がない、というわけではないのですが、ついつい他のことをしてしまうのが敗因でしょうか。

ドイツ語は、基本的に応用編だけなので、まあなんとかなるかな、と思います。フランス語は、文法の知識はついていけていませんが、勉強になるので、入門編だけでなく応用編も聴くようにしています。

英語は、『実践ビジネス英語』と『英語5分間トレーニング』……と思ったら、5分間トレーニングがなくなっていました。とてもいい内容だっただけに、ショックです。英会話レッスンを受けなくても、こうやってフレーズやセンテンスを何度も口に出して言う練習をしていると、ちゃんと、とっさのときでも英語が出てくるのです。後継と思われる番組(『英会話タイムトライアル』)がどんな感じかに注目ですね。

『攻略! 英語リスニング』も気になるし、テレビの『スーパープレゼンテーション』も面白そうです。

――というわけで、手を出しすぎて全部できなくなってしまうのが、私のいつものパターンです。

そして、まだテキストを確認していないので、いい加減書店に行かなければ、です。

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March 29, 2012

* NHK語学番組、どれにする?

私は、英語でもドイツ語でも、NHKの語学番組にとてもお世話になりました。“コツコツと勉強できるのであれば”これほど安上がりで充実した内容の講座はありません。

――というわけで、息子にも大いに活用してもらいたいと思っています。問題は、どの番組がいいのか? ということです。

子供のときは家でNHKテレビを見ていなかったこともありますが、私は語学番組は「テレビよりラジオ」と思っています。分かりやすさや番組としての面白さはテレビのほうが上ですが、ラジオのほうが内容が濃いです。

英語の初心者であれば、問題なく「基礎英語1」からでしょう、と言えますが、息子はそこそこ英語に触れています。でも、文法をしっかり勉強したというわけではないので、「文法は分からないけれど文章の意味はなんとなく分かる」という感じです。「リトル・チャロ」は楽しめますが、細かい文法はよく分かっていない、というところです。

私はこういうときでも、「基礎の基礎からちゃんとやりなさい」というタイプなのですが、「基礎英語1」だと、簡単すぎて聴くのをやめてしまいそうです。まあそもそも、本人にやる気があるかどうかを確認していないのですが(苦笑)

それに、あれこれ考えてはいますが、4月からのテキストを、まだきちんと見ていません。最初の2か月くらいはテキスト代をけちらず、思い切ってあれこれ購入してみるというのも「あり」かもしれません。

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February 26, 2012

* 女性の貧困問題は中世ドイツも同じだったらしい

昨年12月に、日経ビジネスONLINEで気になる記事を読みました。


私がこれを読んだ最初の感想は、「ずっと前に、こういう話を読んだことがある」でした。ずばり、学生時代から「旅の友」だった、阿部謹也先生の『ハーメルンの笛吹き男』です。

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)
著者:阿部 謹也
販売元:筑摩書房
(1988-12)
販売元:Amazon.co.jp
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以前書いていたブログでも、同じような箇所を紹介したことがあります(こちらです)。当時は、「女性の労働力を使いきれていないのは、中世ドイツも現代の日本も同じ」という観点でした。今回は、女性の貧困問題について、です。

(前略)戦乱があいつぎ、成人男子の多くが死亡し、人口に大きな割合を占めていた聖職者は独身であったから、結婚出来ない婦人の数は極めて大きかった。その結果未婚の母親の数も寡婦の数も想像以上にのぼっていたのである。
 彼女たちは市民権を持っていなかったから、親方になれなかったどころか組合に入ることも、徒弟になることも、賤民の職業とされていた刑吏、牢守、皮剥人などになることも出来ない。彼女たちはこれらの賤民のように職業・身分の故に賤民だったのではなく、その存在自体がすでにこの社会でポジティブな地位すらもちえないようなものなのであった。
 彼女たちが賤民に数えられるのは、まさに彼女たちが配偶者を失ったことによって身分制原理から、財産もなく、働く機会を奪われたことによって金銭の原理からはじき出されてしまったからに他ならない。(後略)(p.135)

阿部先生が社会の最下層にあった女性たちの姿を想像して書いた部分が、実に先ほどのコラムと重なるのです。もしかしたら、阿部先生が実際に見たことのあるシングルマザーの姿なのかもしれません。いつの時代も、このような女性が社会で置かれている立場は大差ないのでしょう。

 身にはボロを纏い、同年輩の女房などがそれぞれの亭主のことを自慢したり、こきおろしたりしている立ち話の横をうつむきながらも毅然としてすりぬけ、男たちの好色なまなざしにさらされながら、子供の成長だけに一生の期待をかけていた彼女たち、こうした女性たちは無限につづくように思われる、昼と夜の交代をどのような心境で受けとめていただろうか。
 日雇い労働者の妻でさえ、亭主が昼食に帰ってきた時にもってくる日給で晩飯の支度をしたのである。夫をもたない彼女たちの頭のなかにはいつも次の食事の費用をどうするかということだけしかなかっただろう。朝のスープや簡単なパン一片の、そして出来れば昼の粥の用意さえあれば、彼女たちは健康である限り満足して藁床で昼の衣服をかぶって眠りについたことだろう。そしてまた真黒になって働かなければならない朝がくる。
 だがドイツ中世都市の日常生活にはわが国の現在のように、駆けずりまわるほどの忙しい仕事があったわけではない。彼女たちは仕事がありさえすれば喜んで働いたことだろうが、実際はそれがなかなか難しかった。(後略)(pp.137-138)

そしてこの直後に、昔々にブログで紹介した引用が続きます。

今も昔も同じだ、というのは簡単です。昔から状況が変わっていないのは、とても歯がゆいです。

uriel_archangel at 23:56 | 学び 
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November 08, 2011

* "The Economist"や"TIME"を購読する?

数年前まで、"TIME"の購読をしていました。

でも、だんだん読む時間がなくなり、「資源ごみが送られてくる」になってきたので、解約しました。当時は私の翻訳の収入も“むにゃむにゃ……”だったので、リストラ対象になったわけです。

先日、以前(それなりの期間)定期購読していたからか、「定期購読しませんか」というDMが届きました。それを見て、「ああ、また読むようにしたほうがいいかなあ」と思いました。

今は、私の収入もまあそんなに“むにゃむにゃ……”ではない、ということもありますが、「学び続ける」というのがとても大切だと考えています。

もう1つ考えているのが、"The Economist"です。こちらもよい、という評判を聞いています。

お金をかけずとも学ぶ方法はいくらでもあるし、長期で契約すれば1冊あたりの単価は安くなりますが出費は出費なので、あわてずに結論を出そうと思います。

――もしかしたら、息子のことでイライラしているストレス解消で買い物をしようと考えているのかもしれませんからね(汗)

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August 05, 2011

* 忘れたころにスマートノートの話

……先月今月と(今日の時点で)、月イチで書きました状態です(汗)

先月は、名刺の裏の自己紹介をどう書くかを考えました。今月は、仕事についての自分の課題を考えました。ノートに書きだした回数は少ないですが、やはりこうやってPCに向かってあれこれ書くよりも、自分の頭の中身をたくさん出して整理できて、スッキリする感じがします。

だとしたら、もっとノートを使う機会を増やしたほうがいいよなあ、とは思います。これは、スマートノートがどうこうと言うよりも、私の時間管理(とマインド)の課題です。

先日、久々にスマートノートに書き出していたときも、時間の有効な使い方を考えたときに、
「夜更かしするより朝型のほうがよい」
と書いたのですが、これを寝る直前の午前2時に書いているのってどうだろう、とむなしくなりました(苦笑)

よく、「PCでキーボードを使って入力するのと手書きとは違う」という話があります。私も違うように思います。手書きのときのほうが、頭のなかであれこれ考えているように感じます。ただ、修正などが難しいので、考えていることをとにかく書き出すとか物語のストーリーを考えるとか、そういう作業に向いているようです。ラフスケッチですね。

以前は「ノートは(横書きなら)左のページから右のページに、上から下に書く」という考えが強かったのですが、今は、ノートを使うときは、「形より、頭の中身を全部出すことが大切」ということで作業しています。

あまりに久しぶりすぎて、「スマートノートって何?」という人もいるかと思いますので、再度ご紹介します。

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毎日書く時間を作らないと……と考えていくと、「時間管理」のカテゴリーにもなって長くなるので、今日はここまでにします。

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July 26, 2011

* 「権威も批評にさらされる社会の到来」を政府もマスコミも無視している?

――というのが、先日の国際女性ビジネス会議の分科会で感じたことです。

分科会のテーマは「ソーシャルネットワークの可能性」で、講師は慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授のジョン・キム氏と、コミュニケーションディレクターのさとなおこと佐藤 尚之氏でした。

ジョン・キム氏によると、大学の授業で学生がノートPCを持ち込み、授業中に言及したデータが正しくないと、指摘されるそうです(ノートPCを持ち込む学生は、三田ではごく少数で、SFCでは過半数だそうです)。つまり、権威もその発言内容を精査され、間違いがあったら容赦なく批判される、ということでした。

これは大学の授業に限らず、役所や政府・マスコミの発表でも、同じことだと思います。インターネット、特にいつでも接続できるブロードバンドの普及により、そういうオフィシャルな発表に使われるデータや背景へのアクセスが、一般市民にも容易になりました。大手メディアに所属する記者など、特定の(特権的な?)職業に属さなくても、それなりの調査ができます。

そのため、10年ほど前のようには、「役所や政府が言っていることは正しい」「マスコミの発表はオフィシャルなもので、事実に基づく公正なものだ」という無条件での信頼は得られなくなっています。逆に、この世の中で無邪気にそのように考えている人がいるとすれば、いわゆる「情報弱者」か「自分で何も考えない人」か、というところでしょう。私は恵まれた条件にいるので気づいていないだけで、そういう人は意外と多いのかもしれませんが……。

――でも、そのことに、当事者が気づいていないのではないでしょうか。いつまで経っても、何十年も続けてきたやり方が通用すると思っているのではないか、という感じがします。

「正しい情報・必要な情報だから政府やマスコミの発表を信じる」のであって、「政府やマスコミの発表だから内容が正しい」ではない、ということを、私たちも意識しなければならない、と思いました。

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July 23, 2011

* 第16回国際女性ビジネス会議に参加しました #joseikaigi

第10回から参加している国際女性ビジネス会議も、今年で7回目の参加となります。どうもベテランの域に達しつつあるようです。手元に何もない状態で書いているので、とてもおおざっぱな内容になるかと思います。

今日は、夜更かしをしたにもかかわらず、寝坊することなく朝5時前に起床して、5時40分すぎに家を出ました(お化粧をしないもので、こんな時間で十分準備ができます)。1時間強で、無事会場のホテル グランパシフィック LE DAIBAに到着しました。7時開場で、開場時間前に到着できた自分にも驚きましたが、私よりも早く到着している方が何人もいらっしゃることが驚きでした。

会場にはどんどんと人が集まりますが、テーブルの数といい、昨年までよりも参加者数が少ないかな? と思いました。確かに開催時間は早くて大変ですが、参加費の面では参加しやすくなっていたので、今までためらっていた人にはチャンスだったのではないかと思います。実際のコストはそんなに変わってないかもしれませんが。プログラムはこちらです。

今回のテーマは「ボーダーを越える発想・行動 〜つながる〜」でした。前半の講演では、様々な分野の第一線で活躍している方から、経験に基づくお話をうかがうことができました。私はこういうときに、複数の話から共通するところを探すのが好きです。なんというか、「普遍的なもの」を感じ取れるような気がするからです。

そして今回、「共通しているなあ」と感じたのは、
  • 失敗を恐れていて動かないと、何も変わらない。失敗は学びの機会と考え、行動を続けよう

ということでした。おそらく、アメリカ的というか、シリコンバレー的価値観の方が多かったのかな? と思いますが。

最近、自分が「動かないと何も変わらないから、何もしないより動くほうがいい」と考えてあれこれ行動していたので、「ああ、自分の考えは間違っていなかったんだ」と、お墨付きをもらった気分です。

さとなおさんの講演では、ソーシャルメディアがいかに人と人のつながり方を変え、消費などの行動を変えるかが、分かりやすく説明されました。今までと違うことに不安を感じる人もいるかもしれませんが、私は「新しいもの好き」なので、どういうふうに変化していくのかが、楽しみでもあります。

ここからは、私がさとなおさんの講演から感じたことです。確かに、バロック時代のコーヒーハウスのように、マスメディアではなく人(自分が信頼できる人)を通じて情報がもたらされています(この記事参照)。でも当時と違うのは、広がり方が今まで以上に多彩だということです。特定のコミュニティだけでなく、その人の所属する複数のセグメントに、同時に伝達できるからです。

この後の分科会では、「ソーシャルネットワークの可能性」を選びました。趣味での交流や仕事といった、自分の身近なことから、社会や政治にいたるまで、さまざまな場面でソーシャルネットワークが変化をもたらしていることが感じられました。

なので、単に「ソーシャルネットワークを仕事でどう使えばいいか」ではなく、「ソーシャルネットワークは社会にどのように変化をもたらすか」という、マクロの観点からのお話を伺えたのが、とても参考になりました。自分がどういうふうに使うかを考えるときに、役に立つと思います。

最後のネットワーキングランチビュッフェでは、最初は睡魔と空腹でどんなことになるかと思いましたが、一応おなかに食べ物を入れたら落ち着きました。いろいろな人と名刺交換をしたり、お話できたりしました。それなりに食事も食べることができました(笑) でもやっぱり、もっと積極的にいろいろな人にお声をかければよかったです。やっぱり来年の課題ですね……。

国際女性ビジネス会議に参加するたびに書いていますが、参加するみなさんが前向きでパワフルで(私もそういうふうに思われているのでしょう)、見知らぬ同士でもすぐに仲良く話せます。そして、場所や条件は違えど頑張っている「仲間」に出会えたようで、「よーし、自分も頑張るぞ」と思えます。

今年はマッチングスポンサーというシステムがありました。通常の参加費より多い参加費を払うことで、被災地の方や女子高校生・女子大学生を招待できる、というものです。私はそういうことができる状態にはまだ至っていないので、一般参加ですが、いつかそうやってスポンサーになれたらいいな、と思いました。

そして、女子高校生や女子大学生が、そうやって参加していたのですが、みなさん若くてキラキラしていて、まぶしかったです。特に女子高校生のみなさんには、今回の国際女性ビジネス会議で学んだことを糧にして、大きく成長してほしいと思います。

私は高校時代に、周囲は大人ばかりの英会話サロンに通うことで、自分の世界が狭いことに気付きました(かと言って、ちゃんと世界を広げたかというと、『いやそれほどでも……』なのですが)。会議に参加された学生のみなさんは、自分が今いる世界がまだまだ小さいもので、もっと広い世界が広がっていることを、肌で感じられたことと思います。おそらく、講演や分科会の内容を全部理解できた、とは言えない状態の方もいらっしゃるでしょう。

これをきっかけに、ぜひとも広い視野をもって世界を眺めて、自分の夢を明確にして進んでほしいと思います。

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July 20, 2011

* 今年出版された『科学キャラクター図鑑』シリーズ

以前も少しご紹介しましたが、今年、『科学キャラクター図鑑』の新刊が発売されました。息子にも知らせていたので、「買ってね」と頼まれていました。1冊は誕生日プレゼントにしましたが、その他は発売された都度入手しました。

地学―未知なる星テラ!― (科学キャラクター図鑑)
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数学 -はじめの一歩!- (科学キャラクター図鑑)
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化学―化けるの大好き!― (科学キャラクター図鑑)
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相変わらずかわいいイラストが好きなので、熱心に見ています。

これを出版しているのは玉川大学出版部なのですが、ここは、夏休みに「科学あそびの時間」という、小学生向けの科学教室を開催しています(親子で参加です)。我が家は、塾の講習はあるし玉川学園があまり近くないしで(駅から遠いので、時間がかかるのですよね……)、去年も今年も参加をあきらめました。

でも、今年はもう応募できませんが、来年以降、興味があって玉川学園が遠くないという方は、参加されると面白いのではないでしょうか。ちなみに、今年の概要はこちらです。

あと、こうやって調べていて分かったのですが、まだ周期表の下敷きは、在庫があるようです。

息子が理科好きだからか、ニュースなどを見ていても、「そんなに『理科離れ』は深刻なのかなあ」と思ってしまいます。今は不景気だから、「手に職」系ということで、理系学部は注目されているのでしょうか?

ともあれ、理科系のものは家で簡単にできる、というものでもないので(私にそういう用意周到さや根気がないもので……)、子供向けの書籍や博物館、このような単発の教室などを活用して、「理科は楽しい」という気持ちを子どもに持たせ続けることは大切だなあ、と思います。こうやって書いていくと、「学校での理科教育のありかた」も重要になるのでしょうね。

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July 19, 2011

* 陳腐な表現ですが「英語で世界は広がります」

最近しょっちゅう書いていますが、翻訳の仕事に関して、これまで情報収集を怠っていたことを反省し、一気にアンテナを広げました。

確かに、翻訳の仕事は少なくなっているなあ、というのを感じます。今に始まったことではありませんが、在宅での翻訳の仕事は少なく、オンサイトでの仕事の募集が多いです。

――そんな状態ですが、視野を広げてみると、チャンスはまだまだあるなあ、と実感できました。その一例が、ProZ.comです。為替の変動による報酬額(円)の変動など、確かにリスクはあります。でも、じっとしているよりは、試みに動いてみるほうがずっといいと思います。

こうやって動いた結果、新たな仕事や取引先が増えました。ここでまた、「これで安泰」と思ってしまうと元の木阿弥なので、気を引き締めてアンテナは伸ばしていくつもりです。

行動してみて実感したのは「やっぱり英語ができるほうが便利だわ」でした。当然ですが、日本語しかできないのに比べたら、手に入れられる情報の量が違います。まあ、英語の翻訳をしているのだから、英語はできて当然ではあります。

もしもここで、ドイツ語しかできないとなると、ProZ.comを見ても、手に入れられる情報が限られてしまいます。当然ながら、独日だけとなると、そもそも仕事もそんなに多くはありません。

恐らく、専門性を極めて、ドイツ語だけで十分依頼があるという人もいらっしゃるかと思います。私の場合は、いろいろなものを翻訳し(何でも、というわけではありませんが)、ドイツ語だけでなく英語も手がけて……ということで(もともと英語が得意ということもありますが)、可能性を広げてきました。

なので、日本語で翻訳の仕事の情報が手に入るサイトだけを情報源とするのではなく、ProZ.comのようなサイトを使うことは、私にとっては自然な流れのようです。

他の仕事でも、こうやって、全世界での求人情報をチェックするような世の中になるのかなあ、と思います。日本国内の市場規模には限界があるので、世界に目を向けたほうが可能性が広がりますから。そういうときに英語や中国語ができないと、かなり選択肢が限られてしまうと思います。

英語や中国語ができなくても生き残るためには、「この人の代わりになる人は誰もいない。語学ができないのが問題だったら、通訳を付けてもいい」と思えるくらいの専門知識を持った人間になることが重要ではないかと思います。

「外国語ができる」というのは、fluency(流暢さ)だけで判断されるものではありません。流暢でなくても構わないので、「相手に伝えよう」という意志が何より重要です。きれいな発音でなくても、言葉に中身があれば、相手は耳を傾けてくれます。だから、「外国語ができる」というのは、最終的には「伝えたい内容」と「伝えようという意志」と言えるのではないかと思います。

なんだか、タイトルと内容がズレている感じがしますが(汗)、こんなふうに思っています。

uriel_archangel at 22:21 | 仕事 | 学び
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June 17, 2011

* 接してきた時間の差が、外国語運用能力の差になる

――というのが、ン十年外国語を勉強したり、仕事で使ったりしてきた感想です。

ドイツ語の翻訳者は、特に映像翻訳の分野では少ないからか、ドイツ語の翻訳をしています、というのは覚えてもらいやすいです。ドイツ語でお声をかけていただける可能性は高いのですが、そもそもドイツ語翻訳の案件は少ないので、折を見て「英語の翻訳もしています」とお知らせ……というか、PRしています。

仕事で関わった人でなくても、「英語とドイツ語、どちらが得意ですか?」と尋ねられることがあります。これが、私にとっては結構難しい質問です。

時間をかけて作業する翻訳に関して言えば、どちらも似たり寄ったりです。辞書が充実しているのは英語ですが、ドイツ語は英独・独英辞典を使ったり、ネット検索を駆使したりすれば、調べものはなんとかなります。ネット検索を駆使するのは、英語でも同じですが。

今書いたのはどちらかというと「読む」の領域ですが、「聞く」の場合でも、やはりいい勝負です。ただ、辞書なしで分かる単語は英語のほうが多いので、一度だけ聞いた場合の理解度は、英語のほうが深いかなあ、と思います。辞書を使わずに流し読みした場合も、結局は英語が有利でしょうか。

これが、「書く」「話す」というアクティブな分野になると、今は圧倒的に英語が有利です。学生時代、週に6〜7コマドイツ語の授業があった時代は、ドイツ語が有利でした。英語を書く(話す)つもりでドイツ語を書い(話し)たりしてしまったこともあります。

そして今では、英語・ドイツ語とも、書く・話す機会はほとんどありません。こうなると、なんだかんだで中学の時からずっと続けている英語のほうが、パッと出てきます。Twitterで外国語をつぶやく用のアカウントを作っているのですが、英語はそんなに頭をひねらなくても書けます。でもドイツ語は、結構考えないと書けません。

あちこちで書いているのですが、英語は、高校時代から合計で5年ほど英会話サロンに通ったので、そこでかなり鍛えられました。今思い出しても、「学校で文法をきちんと勉強する」と「会話の練習をする」が同時にできたのは、英語に限らずほかの外国語を学ぶときのヒントというか、「こういうふうに身につければ上達する」という自信につながっています。

さらに書くと、「学び」とは少し違うのですが、年齢を重ねてオバさんの図々しさが身に着いたのか、語学運用能力は学生時代より落ちていますが、文法のミスなど気にせず、「通じればいい」と話せるようになりました(笑)

uriel_archangel at 23:58 | 学び 
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