グエルチーノ
May 30, 2015
グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家
せっかく上野に来たし……ということで、鳥獣戯画展からのはしごです。こちらは、グエルチーノがほとんど日本では無名の画家ということもあって、行列や混雑とは無縁で見学できました。
バロック時代には大変人気のある画家だったそうですが、一度忘れられ、20世紀半ばになってから再評価された人物です。名前の知られた人物で言うと、グイド・レーニが同時代のライバルという感じだったようです。
どれくらい人気があったかというと、
いかにもバロックという「光と影」の作品です。さりげないようで分かりやすく(難しいですね……)、宗教画の制作を依頼した人物が描かれているのも、「画家が依頼を受けて工房で作品を制作時代」というのを感じさせます。
地震の被害を避けるために取り外され、今回展示されているという天井画もあります。本来は日本に来ることのない作品なので、これが東京で見られるというのは貴重な機会だと思いました。こうやってブログに書くために改めてサイトを調べていたら、4月にはミュージアムコンサート(もちろんバロック音楽)もあったのですね……。アンテナは常に伸ばしていないとダメですね。
ところで、この展覧会も、ぶらぶら美術・博物館で紹介しています。それを見て、「これは行かねば」と思ったのでした。こちらで放送内容を紹介しています。
最後に見た展覧会のグッズショップで、スケッチブックに描かれた絵が気になって撮影したのがこちらです。
分かる人には分かります(笑) しかしなぜ、この犬が??
バロック時代には大変人気のある画家だったそうですが、一度忘れられ、20世紀半ばになってから再評価された人物です。名前の知られた人物で言うと、グイド・レーニが同時代のライバルという感じだったようです。
どれくらい人気があったかというと、
グエルチーノは歿後もイタリア美術を代表する画家として名声を保ち続けました。ゲーテは彼の作品を見るためにわざわざチェントを訪れ、その折の感動を 『イタリア紀行』 に詳細に記していますし、スタンダールもグエルチーノを高く評価する記述を多く残しています。というくらいです。作品の脇に、『イタリア紀行』の該当する箇所の抜粋が紹介されているものもありました。そしてこういうときに、ドイツ文学をきちんと勉強していないという弱点を露呈してしまう私。
いかにもバロックという「光と影」の作品です。さりげないようで分かりやすく(難しいですね……)、宗教画の制作を依頼した人物が描かれているのも、「画家が依頼を受けて工房で作品を制作時代」というのを感じさせます。
地震の被害を避けるために取り外され、今回展示されているという天井画もあります。本来は日本に来ることのない作品なので、これが東京で見られるというのは貴重な機会だと思いました。こうやってブログに書くために改めてサイトを調べていたら、4月にはミュージアムコンサート(もちろんバロック音楽)もあったのですね……。アンテナは常に伸ばしていないとダメですね。
ところで、この展覧会も、ぶらぶら美術・博物館で紹介しています。それを見て、「これは行かねば」と思ったのでした。こちらで放送内容を紹介しています。
最後に見た展覧会のグッズショップで、スケッチブックに描かれた絵が気になって撮影したのがこちらです。
分かる人には分かります(笑) しかしなぜ、この犬が??