ダウランド

October 23, 2011

* ジョン・ダウランドの"Sir Henry Umpton's Funerall"

今日も久々に、お気に入りの古楽の曲のご紹介です。



ジョン・ダウランドの曲集『ラクリメ あるいは7つの涙』に収録されている、"Sir Henry Umpton's Funerall"です。

もの悲しいけれど素敵な曲だなあと思っていて、昔から好きでした。でも、楽譜(タブ譜しか見られません……)を見て愕然としました。伴奏のリュートはすごく難しいのです。セーハという、複数の弦をおさえるところがいっぱいあります。これは、この曲だけに限った話ではないのですが……。

"Funerall"は「葬送」とでも訳せばいいのでしょうか。宗教曲ではないので「レクイエム」ではありませんが、亡くなった人を悼む音楽です。クラシックでも"tombeau"(墓)というタイトルがつく曲がありますが、それと同じです。

ここからは豆知識ですが、この曲集は楽譜に楽器の指定があるわけではないので、音程がクリアできればどの楽器でも大丈夫です。ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)でもリコーダーでも。伴奏も、リュートだけでなくチェンバロやオルガンという可能性もあります。

伴奏以外の楽器を同じ種類の楽器のみにすると「ホールコンソート」、様々な楽器を組み合わせて演奏すると「ブロークンコンソート」になります。

uriel_archangel at 23:22 | 日々の記録 
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July 08, 2011

* ジョン・ダウランドの"Air" (As I went to Walsingham)

久々に、古楽のお気に入りの曲をご紹介します。

今回は、John Dowlandの作品です。ダウランドは16世紀後半〜17世紀初頭にイギリスで活躍した作曲家・リュート奏者です。いちおうルネサンス・リュートをかじった身としては、Diana Poultonの全集は持っていますが、演奏できる曲は少ないです……。

ルネサンス音楽の特徴なのですが、ダウランドの作品もやはり「主題と変奏」が多いですね。

そして、ご紹介するのは、(古楽業界で)最もメジャーなあの曲ではなく、"Air"です。もとは"As I went to Walsingham"という民謡(かな?)だそうです。透明でもの悲しさを感じさせる雰囲気のメロディーが、なぜかお気に入りです。

そして、YouTubeで見つけて気に入ったのは、リュートではなくギターでの演奏です。作曲やギター演奏を仕事にしている人のようです。



この人の演奏は、ひとつひとつの音はもちろん、和音がとてもきれいに響いていて、「ひとめぼれ」ならぬ「ひと聴きぼれ」でした。他の演奏も素晴らしいです。

uriel_archangel at 23:45 | 日々の記録 
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