ネットワーキング
April 01, 2014
第9回 映像翻訳フォーラム2014に参加しました
仕事に関する情報を仕入れることができたし、エージェントの方々とお話もできたしで、とても充実した1日となりました。――朝、出かける前にモタモタしていたら、ちょっと遅刻してしまいました(汗) でもなんとか座る場所は確保! です。参加した分科会などの感想は以下のとおりです。
以上、参加して得た情報の「チラ見せ」でした〜。「今年1年精進して、来年もさらにパワーアップした状態で参加しよう!」と思った1日でした。
ところで、この日私が感じていて、パネルディスカッションでも取り上げられていたことを、最後に書いておきます。
「優秀な翻訳者であれば、いくらでもチャンスはある!」
皆さん、「優秀な翻訳者」を目指して頑張りましょう。
- 《分科会2》エンタメだけじゃない!広がりを見せるビジネス系映像翻訳
- 以前から、製品や企業を紹介する映像の翻訳の話はポツリポツリとあったのですが、去年から「明らかに増えているなあ」と感じるようになりました。エンタメ系映像翻訳との違いは、そういう仕事でエージェントの方から聞いていた話とほぼ同じでした。そして、「そうか、そういう方面の需要は増える見込みなのか」というのも分かり、大いに参考になりました。
- 《分科会3》知らないでは済まされないリサーチ力
- こういう仕事をしているから、「テレビっ子」でいいのだ、と開き直れるお話でした。……って、そこがポイントではないのです。大学受験の勉強で「正しい選択肢を選ぶ」のと同様、「最善の訳語を選ぶ」ためには、いろいろな知識を蓄積しているのがとても大切、ということです。ひたすらためていくだけではなく、「自分の知識が古びている可能性がある」ことも忘れてはいけません。ノートにひたすらメモメモ、です。
- 相談ブース
- さすがに「もうスクールは……」というお年というか経歴なので、エージェントの方々とお話しました。求人情報を見たことのある会社や登録している会社でも、やはりネットでしか知らないというよりも、直接お会いしてお話するほうが、自分に必要な情報が得られます。ここでも、「具体的にこういう案件が増えているのですよ」という情報をうかがえました。
- 《パネルディスカッション》広がりを見せる映像翻訳の新しい世界
- エージェントの方々からの率直なお話は、とても参考になりました。言語や分野の需給に関するデータといったマクロな話から、翻訳者とエージェントとのコミュニケーションといったミクロな話まで、「ああ、なるほど……」というお話がたくさんありました。こちらもノートにたくさんメモしたので、きちんと見直していこうと思います。
- 交流パーティー
- 去年や今年の翻訳関係のイベントでお会いした方々との再会もありました。私が「こういうイベントがありますよ」とお知らせして参加を決めた方もいらっしゃったのですが、「参加してよかったです」と言ってもらえて私もひと安心です。普段はこういうときに、ついつい食べるほうに力が入ってしまうのですが、今回は「ネットワーキング」を重視しました。
――ということで名刺を見てみると、エージェントの方々ばかりでした。直接お話をうかがうと、「弊社は最近は○○にも力を入れているんですよ」というような、エージェントのサイトなどでは分からないような情報を手に入れることができました。もちろん、パネルディスカッションのパネリストの方々ともお話しました。こちらも、パネルディスカッションでのお話の気になるところを詳しくうかがえて、「思い切って名刺交換してよかった〜」と思えました。
以上、参加して得た情報の「チラ見せ」でした〜。「今年1年精進して、来年もさらにパワーアップした状態で参加しよう!」と思った1日でした。
ところで、この日私が感じていて、パネルディスカッションでも取り上げられていたことを、最後に書いておきます。
「優秀な翻訳者であれば、いくらでもチャンスはある!」
皆さん、「優秀な翻訳者」を目指して頑張りましょう。
March 29, 2014
東京でIJET-25/第25回英日・日英翻訳国際会議が開催されます
日程は6月21日(土)・22日(日)です。日本での開催は隔年で、しかも東京が会場になるのは初めてなのだそうです。だとしたら、行かなくては、ですよね〜。……とか書いておいて、まだ申し込んでいないのですが(汗)
詳しい時間や会場は未定(未発表)ですが、いくつもあるセッションの内容は魅力的なものが多く、どのジャンルの翻訳者が参加しても、有益な情報が手に入るのではないかと思います。まだきちんと申し込んでいない身で言うのもあれですが、「これは気になる!」ですよね。
参加費にはネットワーキングディナーも含まれていて、まさに! 「翻訳・通訳」をキーワードとしていろいろな人や組織と出会える、貴重な2日間になるでしょう。
――とか自分で書いていて、まるで宣伝のようだと思いました。学割もありますし(ネットワーキングディナーの参加費は含まれていません)、こういう仕事に現在関わっている人だけでなく、興味がある人も、参加して損はないでしょう。
仕事が落ち着いたら、申し込みます。
テーマは「Paving the Way Forward: 翻訳・通訳がはぐくむ未来」。翻訳・通訳を取り巻く環境が激変している今、翻訳者・通訳者とクライアントの双方にとって実りある未来を築き、社会に貢献するために私たちはどうすべきなのか。参加者全員で議論を交わし、東京の地から未来へ向けてメッセージを発信します。第25回という節目にふさわしい規模で開かれるIJET、皆様のご来場を心よりお待ちしております。基調講演は、4月からのNHK連続テレビ小説(いわゆる朝ドラ)「花子とアン」のモデルとなった翻訳家村岡花子の孫で、ドラマの原案となった『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』の著者の村岡恵理さんです。(なんだか、丁寧に紹介を書いたら長くなってしまいました……)
詳しい時間や会場は未定(未発表)ですが、いくつもあるセッションの内容は魅力的なものが多く、どのジャンルの翻訳者が参加しても、有益な情報が手に入るのではないかと思います。まだきちんと申し込んでいない身で言うのもあれですが、「これは気になる!」ですよね。
参加費にはネットワーキングディナーも含まれていて、まさに! 「翻訳・通訳」をキーワードとしていろいろな人や組織と出会える、貴重な2日間になるでしょう。
――とか自分で書いていて、まるで宣伝のようだと思いました。学割もありますし(ネットワーキングディナーの参加費は含まれていません)、こういう仕事に現在関わっている人だけでなく、興味がある人も、参加して損はないでしょう。
仕事が落ち着いたら、申し込みます。
March 21, 2014
第9回 映像翻訳フォーラム2014に参加します
実は第1回に参加して以来です。当時はまだ息子が幼稚園児で、バタバタになってしまったのを思い出します……。
翻訳フォーラムのシンポジウムに参加したのと動機は同じで、自分の足元を見直すというか、自分のいる業界のことは、きちんと把握していないといけないなあ、と思ったのです。前回の参加から何年も経っているので、いろいろと変化が起きているでしょうし。もちろん、フォーラムと交流パーティーの両方に参加します。
以前よりも、ネットワーキングの機会が増えているのですね。せっかくなので、翻訳者やクライアントといった立場に関係なく、たくさんの人とお話して、見聞を広めたいと思います。今度こそ、名刺を使いきりました! と言いたいです。はい。
参加費用の支払いにPayPalを選びました。クレジットカードを使おうと思っていたのですが、3年ちかく前に海外の会社から受け取って入れたままになっていたお金(ドル建て)で、全額支払えました。
以前も書きましたが、Land's EndがPayPalでの支払いができなくなってしまっていて、「このPayPalアカウントに入っているドル、どうしよう」状態だったのです。為替レート次第ではありますが、こういう使いかたもできるのか〜、と新たな発見でした。
3年前は円高だった(という記憶がある)ので、当時無理に私の日本の銀行口座(日本にしか持ってませんが)に入金するより、このタイミングで円に両替して支払いに使うほうが、お得度が高いはずよね……と思っています。私はただぼんやりしていただけですが、ラッキーです。
――と、最後は映像翻訳フォーラムの話かPayPalの話か分からなくなってしまいましたが(汗)、素敵な人や情報との出会いを楽しみにしています。
翻訳フォーラムのシンポジウムに参加したのと動機は同じで、自分の足元を見直すというか、自分のいる業界のことは、きちんと把握していないといけないなあ、と思ったのです。前回の参加から何年も経っているので、いろいろと変化が起きているでしょうし。もちろん、フォーラムと交流パーティーの両方に参加します。
以前よりも、ネットワーキングの機会が増えているのですね。せっかくなので、翻訳者やクライアントといった立場に関係なく、たくさんの人とお話して、見聞を広めたいと思います。今度こそ、名刺を使いきりました! と言いたいです。はい。
参加費用の支払いにPayPalを選びました。クレジットカードを使おうと思っていたのですが、3年ちかく前に海外の会社から受け取って入れたままになっていたお金(ドル建て)で、全額支払えました。
以前も書きましたが、Land's EndがPayPalでの支払いができなくなってしまっていて、「このPayPalアカウントに入っているドル、どうしよう」状態だったのです。為替レート次第ではありますが、こういう使いかたもできるのか〜、と新たな発見でした。
3年前は円高だった(という記憶がある)ので、当時無理に私の日本の銀行口座(日本にしか持ってませんが)に入金するより、このタイミングで円に両替して支払いに使うほうが、お得度が高いはずよね……と思っています。私はただぼんやりしていただけですが、ラッキーです。
――と、最後は映像翻訳フォーラムの話かPayPalの話か分からなくなってしまいましたが(汗)、素敵な人や情報との出会いを楽しみにしています。
March 10, 2014
翻訳フォーラム・シンポジウム&懇親会(大オフ)2014に参加しました
新しい情報に触れ、向上心ある人々の刺激を受け、懐かしい人との再会も新たな出会いもある、盛りだくさんの1日でした。シンポジウムは、このような流れでした。
その後の懇親会(大オフ)は、なるべくたくさんの方と名刺交換しようと思っていたのですが、思ったほどではありませんでした。手持ちの名刺をケースごと持って行ったのですが、「補充しなきゃ」という状態にはなりませんでした。そんな自分にちょっと残念です。それでも、久しぶりにお会いした方とお話もできましたし、初めましての方ともお話できました。もうちょっと自分の世界を広げればよかったかなあ。
――なんて書いていると、黙々と料理を食べていただけのように見えるかもしれません。確かに食べるものはしっかり食べましたが、ちゃんといろいろな人とあれこれコミュニケーションを取ってきましたよ。私自身は新しい情報を手に入れましたが、その逆で、相手の方に何かためになることを私が伝えているといいなあ、と思います。
懇親会の後の自主的な2次会(と言えばいいのかな?)に向かう方もいらっしゃいましたが、最近夜更かしが得意ではないし仕事もあるしで、おとなしーく(?)帰宅しました。
やっぱり、いろいろなイベントに参加して、新しい知識や情報を手に入れたり、人と会ってネットワークを広げたりするのは大切だなあ、としみじみ思います。もちろん、私自身も勉強して向上を続けるというのは大切です。
- デイファイラーに触って試そう! 開発者と話そう!
- 以前ちょっと自分のブログに書いたデイファイラーの実物に見て触れるというのは、とても貴重な機会でした。家族が使っている何年も前の機種と違って、タッチパネルであれこれ操作できるというのに、まずびっくりしました。レベルが低いかもしれませんが……(汗)
そして、実際にPCと接続して使えるというPASORAMA機能も見ることができました。いちいち電子辞書に文字を入力して、その結果をPCで入力して、という手間がなく、本当に便利で「いいなあ」と思いました。これで小学館の独和大辞典が入ったら、すぐに飛びつくのですけれど。
私の場合、PC購入計画との兼ね合いもあり、すぐに手が出せるものではありません。でも、ユーザーの意見を製品に取り入れようという姿勢は、大変ありがたいです。
- 辞書とコーパス
- こちらは、フォーラムでの話は見ていましたが、やはり実物(厳密に言うとスクリーンショットのようなものですが)に触れたり、直接お話を聞いたりすると、「コーパスを使いこなせる環境にすれば、便利だなあ」と思います。
確かに、「便利便利」と思っていたGoogle検索も、最近は仕事で使いにくくなっているのが悩みです。そういう状況ですから、青空文庫や国立国語研究所など、信頼できるコーパスをチェックできる環境が自宅のPCで作れるというのは、本当に素晴らしいことです。
青空WINGはすぐに構築できるとのことなので、早速……と言いたいところですが、今はちょっとバタバタしていて、精神的にそういう作業をする状態にないもので、それが落ち着いてから着手します。「なーんだ」というくらい、すぐに終わってしまいそうですが
- フォーラム式翻訳ワークショップ
- 自分としては「考えに考えて翻訳している」つもりでしたが、参加しているみなさんの姿勢に、「まだまだでした」とまさにこういう状態です→ m(_ _)m 訳文を作成する余裕もなかったのでお話を聞いているだけでしたが、「そういうところまで考えなければいけないのかあ」と思うところだらけでした。
これから定期的なワークショップが企画されているとのことなので、やることをちゃんとやって(仕事とか家のこととか、いろいろな意味でですね……)参加できれば、とても勉強になると思います。
その後の懇親会(大オフ)は、なるべくたくさんの方と名刺交換しようと思っていたのですが、思ったほどではありませんでした。手持ちの名刺をケースごと持って行ったのですが、「補充しなきゃ」という状態にはなりませんでした。そんな自分にちょっと残念です。それでも、久しぶりにお会いした方とお話もできましたし、初めましての方ともお話できました。もうちょっと自分の世界を広げればよかったかなあ。
――なんて書いていると、黙々と料理を食べていただけのように見えるかもしれません。確かに食べるものはしっかり食べましたが、ちゃんといろいろな人とあれこれコミュニケーションを取ってきましたよ。私自身は新しい情報を手に入れましたが、その逆で、相手の方に何かためになることを私が伝えているといいなあ、と思います。
懇親会の後の自主的な2次会(と言えばいいのかな?)に向かう方もいらっしゃいましたが、最近夜更かしが得意ではないし仕事もあるしで、おとなしーく(?)帰宅しました。
やっぱり、いろいろなイベントに参加して、新しい知識や情報を手に入れたり、人と会ってネットワークを広げたりするのは大切だなあ、としみじみ思います。もちろん、私自身も勉強して向上を続けるというのは大切です。
March 06, 2014
翻訳フォーラム・シンポジウム&懇親会(大オフ)2014でお会いしましょう
Nifty-Serve時代に、翻訳フォーラムには大変お世話になりました。翻訳者やフリーランスの心構えを教わったという感じです。フリートーク系の場所によく出入りしておりました。リアルタイム会議に参加していた時期もあります。
今のフォーラムと同じく、疑問点などを質問できる会議室もありましたが、「ここでうかつな質問をして、自分の馬鹿を広めるわけにはいかない!」という感じで、そういう場所にはあまり書き込みをした記憶がありません。
そして、Niftyのフォーラム機能が終了して、新たな場所で翻訳フォーラムが作られました。登録はしているのですが、ROM専門という感じです。そういう状態なので、以前はスケジュールの都合がつけば参加していた大オフもご無沙汰していました。
でも今回は、フォーラムで発言をしたことがある、などということが条件ではないので(これは以前からそうでしたね)、久しぶりに参加してみよう、と思いました。ちょうど最近、TwitterやFacebookで翻訳つながりの人が増えて、シンポジウムや大オフの情報がぽんぽん飛び込んでくる、というのもあります。もたもたしているうちにシンポジウムが定員に達してしまったのですが、枠が増えたおかげでシンポジウム・大オフとも参加できることになりました。
大オフは、昔のような「普段オンラインでのみ交流している人たちと実際に会える機会」とは異なりますが、新たな出会いにつながればいいなあ、と思っています。当然ですが、とても久しぶりにお会いできる方もいらっしゃるので、とても楽しみにしています。
「人の顔と名前がなかなか一致しない」のが悩みなのですが、当日はお気軽にお声をかけてくださいね。結局新しい名刺は作っていないのですが、手持ちの名刺を忘れずに持って行かなければ、です。
今のフォーラムと同じく、疑問点などを質問できる会議室もありましたが、「ここでうかつな質問をして、自分の馬鹿を広めるわけにはいかない!」という感じで、そういう場所にはあまり書き込みをした記憶がありません。
そして、Niftyのフォーラム機能が終了して、新たな場所で翻訳フォーラムが作られました。登録はしているのですが、ROM専門という感じです。そういう状態なので、以前はスケジュールの都合がつけば参加していた大オフもご無沙汰していました。
でも今回は、フォーラムで発言をしたことがある、などということが条件ではないので(これは以前からそうでしたね)、久しぶりに参加してみよう、と思いました。ちょうど最近、TwitterやFacebookで翻訳つながりの人が増えて、シンポジウムや大オフの情報がぽんぽん飛び込んでくる、というのもあります。もたもたしているうちにシンポジウムが定員に達してしまったのですが、枠が増えたおかげでシンポジウム・大オフとも参加できることになりました。
大オフは、昔のような「普段オンラインでのみ交流している人たちと実際に会える機会」とは異なりますが、新たな出会いにつながればいいなあ、と思っています。当然ですが、とても久しぶりにお会いできる方もいらっしゃるので、とても楽しみにしています。
「人の顔と名前がなかなか一致しない」のが悩みなのですが、当日はお気軽にお声をかけてくださいね。結局新しい名刺は作っていないのですが、手持ちの名刺を忘れずに持って行かなければ、です。
February 24, 2014
こだわりの名刺
最近、「参加したいなあ」と思う翻訳関係の集まりが複数あります。こうなると問題は、「名刺が残り少なくなってきた」ということです。今使っている名刺は、調べてみると、実は2011年に印刷したものです。そろそろ、発注したほうがいいかな? という残り枚数になってきました。
以前も書きましたが、銀座名刺でじっくり時間をかけて「これ!」というデザインを選んだので、表面のデザインを大きく変えようとは考えていません。何年も前に選んだものですが、まだ違和感は感じていません。
いつも引っかかるのは、裏面の自己PR的文章です。もちろん、作った時点で「これでよし」と思える内容にしているのですが、時間が経つと「自分のプッシュしたいところって、これかなあ」という気分になるのです。
本当は、もっとマメに見直せば、「私はなにものか」のふりかえりというかチェックになります。今回は、2011年に発注した枚数が多かったのと、昨年国際女性ビジネス会議に参加しなかったのとで、使い切るまでに、いつもより時間がかかっていました。
今のデザインの名刺にする前は、「あまりとんがっていない、無難なものを作ろう」という観点でデザインを選びました。でも、そのデザインに違和感を感じるようになり、まだ在庫というか残りがあったにも関わらず、「これを使うのは、もうやめよう」という気分になりました。
フリーランスである自分自身の名刺なのだから、「仕事で使う名刺らしくない」とか、そういうことは気にせず、自分がいいと思ったデザインを選ぼう、と思ったのです。時間をかけて探したおかげで、素敵なデザインに出会えました。
その後、年齢とともに厚かましさが上昇しました。デザインはとても気に入っているので変更しませんでしたが、さらに「自分が今していることだけでなく、これからしてみたいと考えていることを書こう」という変更も加えました。
今持っている名刺は、デザインも内容も、それほどの違和感ではありません。でも、「結果として変更しないとしても、ここで一度考えてみたほうがいいかな」と思います。最初のほうで書いたように、裏面がちょっと気になっているのです。
仕事や確定申告の作業がありますが、その合間に考えてみようかな、と思っています。
以前も書きましたが、銀座名刺でじっくり時間をかけて「これ!」というデザインを選んだので、表面のデザインを大きく変えようとは考えていません。何年も前に選んだものですが、まだ違和感は感じていません。
いつも引っかかるのは、裏面の自己PR的文章です。もちろん、作った時点で「これでよし」と思える内容にしているのですが、時間が経つと「自分のプッシュしたいところって、これかなあ」という気分になるのです。
本当は、もっとマメに見直せば、「私はなにものか」のふりかえりというかチェックになります。今回は、2011年に発注した枚数が多かったのと、昨年国際女性ビジネス会議に参加しなかったのとで、使い切るまでに、いつもより時間がかかっていました。
今のデザインの名刺にする前は、「あまりとんがっていない、無難なものを作ろう」という観点でデザインを選びました。でも、そのデザインに違和感を感じるようになり、まだ在庫というか残りがあったにも関わらず、「これを使うのは、もうやめよう」という気分になりました。
フリーランスである自分自身の名刺なのだから、「仕事で使う名刺らしくない」とか、そういうことは気にせず、自分がいいと思ったデザインを選ぼう、と思ったのです。時間をかけて探したおかげで、素敵なデザインに出会えました。
その後、年齢とともに厚かましさが上昇しました。デザインはとても気に入っているので変更しませんでしたが、さらに「自分が今していることだけでなく、これからしてみたいと考えていることを書こう」という変更も加えました。
今持っている名刺は、デザインも内容も、それほどの違和感ではありません。でも、「結果として変更しないとしても、ここで一度考えてみたほうがいいかな」と思います。最初のほうで書いたように、裏面がちょっと気になっているのです。
仕事や確定申告の作業がありますが、その合間に考えてみようかな、と思っています。
February 18, 2014
自分の世界を広げよう
このところ、翻訳関係のイベントに関する情報が入ってくるようになりました。これは、TwitterやFacebookなどで、同業者とのつながりが増えてきたからかなあ、と思います。
去年までは、あまり翻訳者の集まりに参加する機会がありませんでした。自分なりの働き方が順調に進んでいたので必要性を感じなかったというだけでなく、子供の受験のなんので忙しくて、そういう余裕がなかった、というのもあります。
でも最近は、そうやって動いていなかったことを注意されているというか、「もっと自分の能力を活かしなさい」と言われている(と、都合のよい解釈をしたくなる)ような状況になっているのを感じています。
ここが難しいところで、「でも、私が頑張らなくても、他にも優秀な人はいるよなあ」なんて思ってしまう謙虚な気持ちというか、まだまだ勉強中ですみたいな卑下してしまう気持ちと、「いやいや、私が活躍しなければダメなのよ!」という強気というか、自分はできるんだという自信との間で、フラフラと揺れてしまうのです。
とは言え、なんだかんだ言って経歴的に10年選手どころか(以下略)という感じなので、ここはもっと積極的に動かないと、今の状態のままで固まってしまうぞ、という結論に達しました。動かずにいると、時代に取り残されてしまいます。
なので最近は、イベントを目にした場合、自分の予定が空いていたらとりあえずスケジュール帳に書いておくことにしています。そうしないときれいさっぱり忘れる、というお年頃になってしまったこともありますが(汗)、スケジュールに入れておけば、参加を前提に自分が予定を組むから、というのもあります。
もともと新しい話を聞くのが好きなタイプなので、自分の世界を色々な方向に広げて、アンテナを伸ばして、新しい情報をキャッチしていこうと思います。
このブログをご覧になった翻訳者の皆さま、どこかでお会いすることがありましたら、よろしくお願いします。(という翻訳しにくい表現を、最後に持ってくる私)
去年までは、あまり翻訳者の集まりに参加する機会がありませんでした。自分なりの働き方が順調に進んでいたので必要性を感じなかったというだけでなく、子供の受験のなんので忙しくて、そういう余裕がなかった、というのもあります。
でも最近は、そうやって動いていなかったことを注意されているというか、「もっと自分の能力を活かしなさい」と言われている(と、都合のよい解釈をしたくなる)ような状況になっているのを感じています。
ここが難しいところで、「でも、私が頑張らなくても、他にも優秀な人はいるよなあ」なんて思ってしまう謙虚な気持ちというか、まだまだ勉強中ですみたいな卑下してしまう気持ちと、「いやいや、私が活躍しなければダメなのよ!」という強気というか、自分はできるんだという自信との間で、フラフラと揺れてしまうのです。
とは言え、なんだかんだ言って経歴的に10年選手どころか(以下略)という感じなので、ここはもっと積極的に動かないと、今の状態のままで固まってしまうぞ、という結論に達しました。動かずにいると、時代に取り残されてしまいます。
なので最近は、イベントを目にした場合、自分の予定が空いていたらとりあえずスケジュール帳に書いておくことにしています。そうしないときれいさっぱり忘れる、というお年頃になってしまったこともありますが(汗)、スケジュールに入れておけば、参加を前提に自分が予定を組むから、というのもあります。
もともと新しい話を聞くのが好きなタイプなので、自分の世界を色々な方向に広げて、アンテナを伸ばして、新しい情報をキャッチしていこうと思います。
このブログをご覧になった翻訳者の皆さま、どこかでお会いすることがありましたら、よろしくお願いします。(という翻訳しにくい表現を、最後に持ってくる私)
September 03, 2013
9月1日の #JATENT キックオフミーティングと交流会
日本翻訳者協会(JAT)に最近設立された、エンターテインメント翻訳分科会「JATENT」(日本語読み:ジャットエンタ)の記念すべき第1回ミーティング、となるようです。私はJATの会員ではないので、「こういう感じかな〜」と勝手にまとめてみました。
なぜ会員でないのに情報を知って参加したかというと、Twitterでフォローしている翻訳者さんのRTで、このミーティングについて知ったからです。
私自身は、長らく映像翻訳を手がけてきましたが、最近その流れでゲーム翻訳の依頼も来るようになりました。それと、私がよく翻訳関係の雑誌を買っていた当時はゲーム翻訳というのはそんなにメジャーなジャンルではなく、作業の流れがよく分からないまま関わってきたのです。
そんな私には、このミーティングはまさにぴったりでした。長らく翻訳者の集まりに参加していなかったので、面白いお話がうかがえるかもしれない……ということで、その後の交流会にも顔を出してみようと思いました。
キックオフミーティングでは、作業の流れや(公の場で話せる範囲の)ちょっとしたウラ話をうかがうことができました。字幕翻訳の流れは知っていましたが、吹替翻訳については細かい部分はよく知らなかったので、「なるほどなるほど」です。
ゲーム翻訳はそれ以上に知らないことだらけなので、「なるほどなるほどなるほど」でした。うっすらと「こういう感じで作業しているのかな」と思ってはいましたが、「それは想像以上でした」というところがありました。
自分の書いたメモを見直すと、ゲーム翻訳に関することが多いです。スピーカーが話した量の差というより、それだけ「知らなかった」ということが多かったのだろうと思います。そして、そういうことを知っているか知らないかでも、取り組み方が変わってくるので、知っていたほうが有利というか、自分の仕事にも役立つと思いました。
そして、ミーティングの後の交流会も、とても充実していました。思いがけず取引先の方とお会いしたり、ドイツ語翻訳者の方とお会いしたり、業界の詳しい事情をうかがえたり。やはり交流会の場では、ミーティング以上に突っ込んだ部分でのお話が聞けました。
ミーティングはスピーカーと会場の交流になりますが、交流会はまさに個人と個人の交流になります。なので、スピーカーの方々の詳しいお話がうかがえるのはもちろん、一人一人と詳しくあれこれ情報交換できるというのは、とても貴重な機会です。
こういうときは、誰が自分にとって有益な情報を持っているか分かりませんから、なるべく多くの人とお話する機会を持つのは大切だなあ、と思います。もちろん、自分自身が、他の人の知らない情報を持っている可能性もありますよ。フリーランスは自分から動かないとヨコのつながりが作りにくいので、こういうときは積極的に動いたほうが、得るものが大きいです。
つながりを作るというのは、JATの会員になるとか、そういうことも含みますよね。なんだかんだでこの仕事を続けて長くなってきたので、会員になることを検討してみたほうがいいなあ、と思うようになりました。
私は兼業翻訳者なので、どうしても作業可能な時間に制限があり、「どうすればいいのか」と思うところもありました。でも、今回のミーティングと交流会に参加して、「まだまだ可能性がある」と考えられました。新たな道への扉を開く、というと大げさかもしれませんが、「ほら、そこに扉がありますよ」と教えてもらった感じです。これをどんな感じで開けるかは、私次第ですね。一層努力しようと思います。
そして、こういう翻訳者の集まりに参加してみて、交換できる情報の量に改めて感心しました。特に今回は、映像・ゲームと自分のメインの分野なので、なんというか「濃い」感じです。
自分の世界を広めるために、いろいろな人に会うのは大切だと思っていました。でも、こうやって翻訳者の中でも同じ分野の仕事をしている人に会うのは、世界をさらに深める感じで、やはり重要なことだと思います。
JATENT設立祝い(?)のクッキーを、ミーティングでいただきました。記念にパチリ。
今回のミーティングと交流会に参加できて、本当に良かったと思っています。開催に奔走してくださった方々に、心より御礼申し上げます。次回のイベントは12月を予定しているそうです。こちらも、都合をつけて参加しようと思います。
なぜ会員でないのに情報を知って参加したかというと、Twitterでフォローしている翻訳者さんのRTで、このミーティングについて知ったからです。
私自身は、長らく映像翻訳を手がけてきましたが、最近その流れでゲーム翻訳の依頼も来るようになりました。それと、私がよく翻訳関係の雑誌を買っていた当時はゲーム翻訳というのはそんなにメジャーなジャンルではなく、作業の流れがよく分からないまま関わってきたのです。
そんな私には、このミーティングはまさにぴったりでした。長らく翻訳者の集まりに参加していなかったので、面白いお話がうかがえるかもしれない……ということで、その後の交流会にも顔を出してみようと思いました。
キックオフミーティングでは、作業の流れや(公の場で話せる範囲の)ちょっとしたウラ話をうかがうことができました。字幕翻訳の流れは知っていましたが、吹替翻訳については細かい部分はよく知らなかったので、「なるほどなるほど」です。
ゲーム翻訳はそれ以上に知らないことだらけなので、「なるほどなるほどなるほど」でした。うっすらと「こういう感じで作業しているのかな」と思ってはいましたが、「それは想像以上でした」というところがありました。
自分の書いたメモを見直すと、ゲーム翻訳に関することが多いです。スピーカーが話した量の差というより、それだけ「知らなかった」ということが多かったのだろうと思います。そして、そういうことを知っているか知らないかでも、取り組み方が変わってくるので、知っていたほうが有利というか、自分の仕事にも役立つと思いました。
そして、ミーティングの後の交流会も、とても充実していました。思いがけず取引先の方とお会いしたり、ドイツ語翻訳者の方とお会いしたり、業界の詳しい事情をうかがえたり。やはり交流会の場では、ミーティング以上に突っ込んだ部分でのお話が聞けました。
ミーティングはスピーカーと会場の交流になりますが、交流会はまさに個人と個人の交流になります。なので、スピーカーの方々の詳しいお話がうかがえるのはもちろん、一人一人と詳しくあれこれ情報交換できるというのは、とても貴重な機会です。
こういうときは、誰が自分にとって有益な情報を持っているか分かりませんから、なるべく多くの人とお話する機会を持つのは大切だなあ、と思います。もちろん、自分自身が、他の人の知らない情報を持っている可能性もありますよ。フリーランスは自分から動かないとヨコのつながりが作りにくいので、こういうときは積極的に動いたほうが、得るものが大きいです。
つながりを作るというのは、JATの会員になるとか、そういうことも含みますよね。なんだかんだでこの仕事を続けて長くなってきたので、会員になることを検討してみたほうがいいなあ、と思うようになりました。
私は兼業翻訳者なので、どうしても作業可能な時間に制限があり、「どうすればいいのか」と思うところもありました。でも、今回のミーティングと交流会に参加して、「まだまだ可能性がある」と考えられました。新たな道への扉を開く、というと大げさかもしれませんが、「ほら、そこに扉がありますよ」と教えてもらった感じです。これをどんな感じで開けるかは、私次第ですね。一層努力しようと思います。
そして、こういう翻訳者の集まりに参加してみて、交換できる情報の量に改めて感心しました。特に今回は、映像・ゲームと自分のメインの分野なので、なんというか「濃い」感じです。
自分の世界を広めるために、いろいろな人に会うのは大切だと思っていました。でも、こうやって翻訳者の中でも同じ分野の仕事をしている人に会うのは、世界をさらに深める感じで、やはり重要なことだと思います。
JATENT設立祝い(?)のクッキーを、ミーティングでいただきました。記念にパチリ。
今回のミーティングと交流会に参加できて、本当に良かったと思っています。開催に奔走してくださった方々に、心より御礼申し上げます。次回のイベントは12月を予定しているそうです。こちらも、都合をつけて参加しようと思います。
July 23, 2011
第16回国際女性ビジネス会議に参加しました #joseikaigi
第10回から参加している国際女性ビジネス会議も、今年で7回目の参加となります。どうもベテランの域に達しつつあるようです。手元に何もない状態で書いているので、とてもおおざっぱな内容になるかと思います。
今日は、夜更かしをしたにもかかわらず、寝坊することなく朝5時前に起床して、5時40分すぎに家を出ました(お化粧をしないもので、こんな時間で十分準備ができます)。1時間強で、無事会場のホテル グランパシフィック LE DAIBAに到着しました。7時開場で、開場時間前に到着できた自分にも驚きましたが、私よりも早く到着している方が何人もいらっしゃることが驚きでした。
会場にはどんどんと人が集まりますが、テーブルの数といい、昨年までよりも参加者数が少ないかな? と思いました。確かに開催時間は早くて大変ですが、参加費の面では参加しやすくなっていたので、今までためらっていた人にはチャンスだったのではないかと思います。実際のコストはそんなに変わってないかもしれませんが。プログラムはこちらです。
今回のテーマは「ボーダーを越える発想・行動 〜つながる〜」でした。前半の講演では、様々な分野の第一線で活躍している方から、経験に基づくお話をうかがうことができました。私はこういうときに、複数の話から共通するところを探すのが好きです。なんというか、「普遍的なもの」を感じ取れるような気がするからです。
そして今回、「共通しているなあ」と感じたのは、
ということでした。おそらく、アメリカ的というか、シリコンバレー的価値観の方が多かったのかな? と思いますが。
最近、自分が「動かないと何も変わらないから、何もしないより動くほうがいい」と考えてあれこれ行動していたので、「ああ、自分の考えは間違っていなかったんだ」と、お墨付きをもらった気分です。
さとなおさんの講演では、ソーシャルメディアがいかに人と人のつながり方を変え、消費などの行動を変えるかが、分かりやすく説明されました。今までと違うことに不安を感じる人もいるかもしれませんが、私は「新しいもの好き」なので、どういうふうに変化していくのかが、楽しみでもあります。
ここからは、私がさとなおさんの講演から感じたことです。確かに、バロック時代のコーヒーハウスのように、マスメディアではなく人(自分が信頼できる人)を通じて情報がもたらされています(この記事参照)。でも当時と違うのは、広がり方が今まで以上に多彩だということです。特定のコミュニティだけでなく、その人の所属する複数のセグメントに、同時に伝達できるからです。
この後の分科会では、「ソーシャルネットワークの可能性」を選びました。趣味での交流や仕事といった、自分の身近なことから、社会や政治にいたるまで、さまざまな場面でソーシャルネットワークが変化をもたらしていることが感じられました。
なので、単に「ソーシャルネットワークを仕事でどう使えばいいか」ではなく、「ソーシャルネットワークは社会にどのように変化をもたらすか」という、マクロの観点からのお話を伺えたのが、とても参考になりました。自分がどういうふうに使うかを考えるときに、役に立つと思います。
最後のネットワーキングランチビュッフェでは、最初は睡魔と空腹でどんなことになるかと思いましたが、一応おなかに食べ物を入れたら落ち着きました。いろいろな人と名刺交換をしたり、お話できたりしました。それなりに食事も食べることができました(笑) でもやっぱり、もっと積極的にいろいろな人にお声をかければよかったです。やっぱり来年の課題ですね……。
国際女性ビジネス会議に参加するたびに書いていますが、参加するみなさんが前向きでパワフルで(私もそういうふうに思われているのでしょう)、見知らぬ同士でもすぐに仲良く話せます。そして、場所や条件は違えど頑張っている「仲間」に出会えたようで、「よーし、自分も頑張るぞ」と思えます。
今年はマッチングスポンサーというシステムがありました。通常の参加費より多い参加費を払うことで、被災地の方や女子高校生・女子大学生を招待できる、というものです。私はそういうことができる状態にはまだ至っていないので、一般参加ですが、いつかそうやってスポンサーになれたらいいな、と思いました。
そして、女子高校生や女子大学生が、そうやって参加していたのですが、みなさん若くてキラキラしていて、まぶしかったです。特に女子高校生のみなさんには、今回の国際女性ビジネス会議で学んだことを糧にして、大きく成長してほしいと思います。
私は高校時代に、周囲は大人ばかりの英会話サロンに通うことで、自分の世界が狭いことに気付きました(かと言って、ちゃんと世界を広げたかというと、『いやそれほどでも……』なのですが)。会議に参加された学生のみなさんは、自分が今いる世界がまだまだ小さいもので、もっと広い世界が広がっていることを、肌で感じられたことと思います。おそらく、講演や分科会の内容を全部理解できた、とは言えない状態の方もいらっしゃるでしょう。
これをきっかけに、ぜひとも広い視野をもって世界を眺めて、自分の夢を明確にして進んでほしいと思います。
今日は、夜更かしをしたにもかかわらず、寝坊することなく朝5時前に起床して、5時40分すぎに家を出ました(お化粧をしないもので、こんな時間で十分準備ができます)。1時間強で、無事会場のホテル グランパシフィック LE DAIBAに到着しました。7時開場で、開場時間前に到着できた自分にも驚きましたが、私よりも早く到着している方が何人もいらっしゃることが驚きでした。
会場にはどんどんと人が集まりますが、テーブルの数といい、昨年までよりも参加者数が少ないかな? と思いました。確かに開催時間は早くて大変ですが、参加費の面では参加しやすくなっていたので、今までためらっていた人にはチャンスだったのではないかと思います。実際のコストはそんなに変わってないかもしれませんが。プログラムはこちらです。
今回のテーマは「ボーダーを越える発想・行動 〜つながる〜」でした。前半の講演では、様々な分野の第一線で活躍している方から、経験に基づくお話をうかがうことができました。私はこういうときに、複数の話から共通するところを探すのが好きです。なんというか、「普遍的なもの」を感じ取れるような気がするからです。
そして今回、「共通しているなあ」と感じたのは、
- 失敗を恐れていて動かないと、何も変わらない。失敗は学びの機会と考え、行動を続けよう
ということでした。おそらく、アメリカ的というか、シリコンバレー的価値観の方が多かったのかな? と思いますが。
最近、自分が「動かないと何も変わらないから、何もしないより動くほうがいい」と考えてあれこれ行動していたので、「ああ、自分の考えは間違っていなかったんだ」と、お墨付きをもらった気分です。
さとなおさんの講演では、ソーシャルメディアがいかに人と人のつながり方を変え、消費などの行動を変えるかが、分かりやすく説明されました。今までと違うことに不安を感じる人もいるかもしれませんが、私は「新しいもの好き」なので、どういうふうに変化していくのかが、楽しみでもあります。
ここからは、私がさとなおさんの講演から感じたことです。確かに、バロック時代のコーヒーハウスのように、マスメディアではなく人(自分が信頼できる人)を通じて情報がもたらされています(この記事参照)。でも当時と違うのは、広がり方が今まで以上に多彩だということです。特定のコミュニティだけでなく、その人の所属する複数のセグメントに、同時に伝達できるからです。
この後の分科会では、「ソーシャルネットワークの可能性」を選びました。趣味での交流や仕事といった、自分の身近なことから、社会や政治にいたるまで、さまざまな場面でソーシャルネットワークが変化をもたらしていることが感じられました。
なので、単に「ソーシャルネットワークを仕事でどう使えばいいか」ではなく、「ソーシャルネットワークは社会にどのように変化をもたらすか」という、マクロの観点からのお話を伺えたのが、とても参考になりました。自分がどういうふうに使うかを考えるときに、役に立つと思います。
最後のネットワーキングランチビュッフェでは、最初は睡魔と空腹でどんなことになるかと思いましたが、一応おなかに食べ物を入れたら落ち着きました。いろいろな人と名刺交換をしたり、お話できたりしました。それなりに食事も食べることができました(笑) でもやっぱり、もっと積極的にいろいろな人にお声をかければよかったです。やっぱり来年の課題ですね……。
国際女性ビジネス会議に参加するたびに書いていますが、参加するみなさんが前向きでパワフルで(私もそういうふうに思われているのでしょう)、見知らぬ同士でもすぐに仲良く話せます。そして、場所や条件は違えど頑張っている「仲間」に出会えたようで、「よーし、自分も頑張るぞ」と思えます。
今年はマッチングスポンサーというシステムがありました。通常の参加費より多い参加費を払うことで、被災地の方や女子高校生・女子大学生を招待できる、というものです。私はそういうことができる状態にはまだ至っていないので、一般参加ですが、いつかそうやってスポンサーになれたらいいな、と思いました。
そして、女子高校生や女子大学生が、そうやって参加していたのですが、みなさん若くてキラキラしていて、まぶしかったです。特に女子高校生のみなさんには、今回の国際女性ビジネス会議で学んだことを糧にして、大きく成長してほしいと思います。
私は高校時代に、周囲は大人ばかりの英会話サロンに通うことで、自分の世界が狭いことに気付きました(かと言って、ちゃんと世界を広げたかというと、『いやそれほどでも……』なのですが)。会議に参加された学生のみなさんは、自分が今いる世界がまだまだ小さいもので、もっと広い世界が広がっていることを、肌で感じられたことと思います。おそらく、講演や分科会の内容を全部理解できた、とは言えない状態の方もいらっしゃるでしょう。
これをきっかけに、ぜひとも広い視野をもって世界を眺めて、自分の夢を明確にして進んでほしいと思います。
July 16, 2011
新しい名刺で気持ちも新たに!
昨日の午後に、「あ、そうだ、名刺を注文しなくては」と思い出し、銀座名刺で注文しました。10年近く前になると思うのですが、Niftyserve(だったのです、当時は)の翻訳フォーラムのオフに出たときに、ほかの参加者から「ここがいいよ」と聞いて以来、デザインを変えたりしつつ使っています。とにかく、いろいろな種類のデザインや書体から選べます。
ちょっとお値段が張りますが、せっかく印刷会社に注文するし、ということで、高級感のあるコート紙も利用しています。名刺だけをみているぶんには、なんだかとても立派な人に見えます……。
今回は、
という組み合わせでした。注文方法について問い合わせたところ、「再注文の手続き後、送られてくる控えのメールに対する返信として、裏面のデータを送付する」とのことなので、そのように作業しました。
――そうしたら、早いもので、新しい名刺がもう手元に届きました。前回は表面のデータ作成からあったので、もう少し時間がかかりました。
名刺に載せる情報は少しずつ手を加えてはいますが、3年ほど、このデザインを愛用しています。時間をかけていろいろなデザインを眺めて、一番気に入ったものです。表面は、念のため文字のあるところはモザイクをかけました。ブログのURLやTwitterのIDは見えても問題ないのですが、フリーハンドで範囲指定したもので、きれいに見せられないのです。で、「いっそのこと全部隠しちゃえ!」となりました。裏面は「チラ見せ」です。
オーダーするたびに、このブルーの色合いがディスプレイで見るのとは違う感じで印刷されていて、少しギャンブル的なところがありました。でも今回は、私の好きな感じのブルーで色が出ていて、うれしいです。
いつもは100枚印刷しているのですが、今年は高校の同窓会もあるということで、思い切って倍の200枚を印刷しました。1枚あたりの価格は下がっているのですがそれなりの合計額になり、懐が少し痛みます……(汗)
毎年「もっと積極的にネットワーキングすればよかった」が反省なので、今年こそ、去年以上に多くの人に出会いたいと思います。
ちょっとお値段が張りますが、せっかく印刷会社に注文するし、ということで、高級感のあるコート紙も利用しています。名刺だけをみているぶんには、なんだかとても立派な人に見えます……。
今回は、
- 銀座名刺の持っているデザインを使う表面は変更なし
- 自作する裏面は前回から変更あり
という組み合わせでした。注文方法について問い合わせたところ、「再注文の手続き後、送られてくる控えのメールに対する返信として、裏面のデータを送付する」とのことなので、そのように作業しました。
――そうしたら、早いもので、新しい名刺がもう手元に届きました。前回は表面のデータ作成からあったので、もう少し時間がかかりました。
名刺に載せる情報は少しずつ手を加えてはいますが、3年ほど、このデザインを愛用しています。時間をかけていろいろなデザインを眺めて、一番気に入ったものです。表面は、念のため文字のあるところはモザイクをかけました。ブログのURLやTwitterのIDは見えても問題ないのですが、フリーハンドで範囲指定したもので、きれいに見せられないのです。で、「いっそのこと全部隠しちゃえ!」となりました。裏面は「チラ見せ」です。
オーダーするたびに、このブルーの色合いがディスプレイで見るのとは違う感じで印刷されていて、少しギャンブル的なところがありました。でも今回は、私の好きな感じのブルーで色が出ていて、うれしいです。
いつもは100枚印刷しているのですが、今年は高校の同窓会もあるということで、思い切って倍の200枚を印刷しました。1枚あたりの価格は下がっているのですがそれなりの合計額になり、懐が少し痛みます……(汗)
毎年「もっと積極的にネットワーキングすればよかった」が反省なので、今年こそ、去年以上に多くの人に出会いたいと思います。