ワシントンナショナルギャラリー展

September 05, 2011

* ワシントンナショナルギャラリー展

会期終了直前の週末になりましたが、ようやく親子で見に行きました。

東京での展示は今日で終了し、9月13日からは京都での展示が始まるそうです。

今回の展示会は印象派とその前後の時代を取り上げていました。作者の説明もあって、興味深く展示を見ることができました。

『ぶらぶら美術・博物館』予習をしていたこともあり、知識が増え、鑑賞がますます面白くなっています。

今になって知ったのか、と言われそうですが、「筆触分割」も最近知ったものです。スーラの点描を用いた技法は知っていましたが、印象派の画家たちも「色を混ぜずに描く」技法を用いていたことはよく知りませんでした。スーラのような描き方が突然現れたわけではなく、やはりそういう流れがあるのですよね。

写真が発明され、「絵画」がどうあるべきかが大きく変化した時期というのも、これまでとは違う絵画が出てくるきっかけなのだろうと思います。そして、もしかしたら、ですが、ちょうど勢いのある「若いアメリカ」の人々が、伝統にとらわれず、よいと思ったもの(印象派の作品)を評価したのではないかと思います。これについては、私が勝手に考えていることなので、本当かどうかは分かりませんけれど。

それと、印象派の作品を見ていて興味深いのは、「浮世絵の影響」が大きいことです。どの絵もそう、というわけではありませんが、わざと影をつけずに描いている絵や、輪郭線を黒で描いている絵を見ると、「ああ、浮世絵の影響かなあ」と感じます。あと、「これは浮世絵で描かれた着物の色使いに影響されたかなあ」という絵もあります。

特にメアリー・カサットの連作で、描かれている日常の情景や色使いなどで、「ああ、これは浮世絵の影響だなあ」とすぐに分かりました。解説でもそう言っていたので、「やっぱり」と思いました。

まるでオルセー美術館に行ったときのように、印象派まで・印象派・印象派以後の流れが分かる、とても興味深い展覧会でした。

それこそ、オルセー美術館でも彫刻などが展示されているのですが、油彩以外の素描・水彩・版画などが見られるのも、とても興味深かったです。オルセーに展示されているルノワールの「田舎の踊り」が素描か版画かで描かれていたのですが、見ているはずの息子は、「こういう絵の記憶がない」という感じでした……やれやれ。

そして息子は、ワシントン犬のマグネットを購入しました。どの子かは秘密です……。

その後、展示と同じくらいに熱心に見ていたのが、国立新美術館のミュージアムショップです。ザリガニワークスの「コレジャナイロボ」も気に入っているのですが、「空気の器」も面白かったようで、熱心にいじっていました。

夏休みは終わってしまいましたが、やっと休みらしいことができた、という感じです。

もっと時間があれば、ミッドタウンに寄ったりもできるのでしょうけれど、これは受験が終わるまでお預けですね。

uriel_archangel at 23:08 | 講演会・展覧会 
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