三井記念美術館
August 30, 2015
気になる展覧会情報(20150830)
7月に印刷博物館に行ったきりで、あの展覧会もこの展覧会も行けていない状況なのですが、気になる展覧会情報があったので、ブログにも書いておきます。
- 三井記念美術館
- 蔵王権現と修験の秘宝 (2015年8月29日〜11月3日)
最近、日本橋がよくテレビで紹介されています。古いものと新しいものが融合している様子が興味深いからだろうと思います。――というのはともかく、修験道の根本聖地である金峯山寺ほかの、奈良県吉野金峯山(きんぷせん)修験に関わる仏像、曼荼羅図(まんだらず)と、経筒、経箱、鏡像、懸仏など経塚(きょうづか)遺品、そして早くから地方の山岳宗教の地で修験道の拠点となり、崖上に建てられた平安時代の「投入堂(なげいれどう)」で知られる鳥取県三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)の多数の蔵王権現像を一堂に展示する、まさに「天空の神と仏の世界」が眺望できる画期的な展覧会です。
とのことです。展覧会情報のサイトで概要だけ見ても、大変興味深い展示内容です。私は登山はせず、もっぱらテレビで山々を紹介する番組を見るだけなのですが、たいていの山は修験道の人たちが登っているのですよね。今見ても肝が冷えるような(って、古い表現ですが)断崖絶壁を、文字通り命がけで登ったであろう過去の人々を考えると、「すごいなあ」としか言いようがありません。