上野

August 16, 2014

* 「ぶらぶら美術・博物館」を見て上野に行きたくなる

上野は美術館や博物館がいっぱいあって、その気になれば1日過ごせる場所だと思うのです。あ、動物園もありますね。この番組は、なるべくチェックするようにしています。うんちくキューピー氏の解説は、彼の知識ではなく台本に書かれている内容かもしれませんが、やはり説得力があります。

一時期、「空から日本を見てみよう」と放送時間が重なっていたことがあり、このときは大変でした。家族が「くもじいが見たい!」というので、録画したものを後で見なければならなかったのです。

今回のテーマは、《国立科学博物館「太古の哺乳類展」・国立西洋美術館「橋本コレクション 指輪」展〜上野で夏休みを楽しむ 大人気の2本立て!〜》です。どちらも「どの展示会に行こうかな〜」と調べたときに見つけていたものなので、気になっていました。

まずは、国立科学博物館「太古の哺乳類展」から。番組では、恐竜の絶滅後に様々な姿に進化する哺乳類が、現代の日本にあたる場所に到達してからを集中して取り上げています。

日本で数多く見つかっているのは、デスモスチルス類だそうで、その化石を大公開! というコーナーもあります。なかでも有名なのはパレオパラドキシアというもので、現代の海獣(ジュゴンやマナティ)やゾウの仲間だそうです。骨格の見た目の感じから、ジュゴンやマナティに近いというのは納得です。そして、どこかで見た覚えはありますが、海獣がゾウに近いというのは、分かるような意外なような、という感じですね。

さまざまな種類のゾウの化石も展示され、ナウマンゾウの親子の化石もあります。これは、別々のところから発見されたオス・メス・子供の化石を「親子」として展示しています。これも、例えばオスは全身骨格が揃わないので、複数の場所で見つかった似たような大きさの化石を組み合わせて、1頭のゾウとして復元していました。メスもそういう方法だったかな、と思います。子ゾウは全身骨格だったかな?

――確か放送ではこのくらいで、ここで今回のメインである、国立西洋美術館「橋本コレクション 指輪」に移ります。
本展は、指輪を中心とする宝飾品約870点からなる「橋本コレクション」が国立西洋美術館に寄贈されたことを記念する企画で、2012年に本コレクションを収蔵して以来、初のお披露目の場となります。橋本貫志氏(1924-)が収集した760点あまりの指輪は、年代や素材に偏りがなく、極めて広範な内容を持っています。本展では約300点の指輪を一挙に公開し、橋本コレクションの個性豊かな顔ぶれをお楽しみいただきます。
とのことで、4000年前から現代にいたる、さまざまな指輪が紹介されています。

4000年前の古代エジプトのスカラベの指輪から、現代の精巧なカットが施されたダイヤモンドの指輪まで、いろいろな指環が見られるようです。スカラベの指輪は、今で言うところのラベンダーアメシストで作られています。透明でとてもきれいな石でした。現代の私たちから見れば、宝飾品というよりお守りと呼べるものです。

ヨーロッパで流行したギメルリングなど、実際に「欲しい」と思うかどうかはともかく、装飾品の歴史が見られるというのも興味深いと思いました。また、儀式で使われた指環もあり、参考となる絵画(の写真、かな?)が一緒に紹介されているものもあります。

そして、ダイヤモンドはかつてのヨーロッパではあまりメジャーな存在ではなく、その硬さがまずは重宝されたもの、というのも、現代の私たちには意外でした。ダイヤモンドの魅力が発揮できるようになるのは、カットの技法が進歩してからなのだそうです。

きらびやかな宝石に「素敵〜」となったり、歴史に思いをはせたりと、いろいろと楽しめそうな展覧会でした。

番組の概要はこちらで見られます。

他の美術館や博物館は、何を展示しているのかな? ということで、調べてみました。
子供も連れて行こうと思うと、行ける日に制限が出てしまいます。でも、子供が興味を持たなさそうなものは、一人で平日にササッと行ってしまうに限りますね。ぐずぐずしていたら会期が終わってしまうので、仕事も勉強もテキパキこなして行かなければ、です。

uriel_archangel at 13:36 | 講演会・展覧会 
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May 25, 2011

* BS日テレの『ぶらぶら美術・博物館』で西洋美術館の常設展

またまた昨日、見ていました。アンコール放送とのことですが未見だったので。

実は、このブログにたどり着いた方の検索ワードでトップに入るのが、この番組名だったりします。参考になる内容が書けているかしら? と、ちょっと気になるところです(笑)

取り上げるのが特別展ではなく、国立西洋美術館の常設展というところが、渋いです。放送内容ではなく自分の思い出語りがメインになってしまいかもしれませんが、感想を書きます。

やっぱり、テレビによく出ている人で、マニアックな美術話をしても視聴者がついて来られて番組が成立するという人は、非常に数が少ないなあ、と思います。こういう番組は、山田五郎さんでないと成立しないですよね。

余談ですが、マニアックな都市話をして番組が成立するのがタモリさん、ですね。マニアックな鉄話が成立する番組は『タモリ倶楽部』くらいかな、なんて思います(笑)

昔のイメージだと、西洋美術館の常設展って、特別展に比べるとパッとしない印象でした(すみません……)。常設展を見ることはとても少なくて、特別展の後ではどうしても見劣りしてしまうのです。

でも、去年息子と見に行って、「よくよく見たら、中世から近代まで、数は多くないけれどきちんと網羅しているなあ」と感心しました。しかも、番組でも言われていますが、入場料(常設展だけなら、大人でも420円!)を払わなくても、庭にあるロダンの作品は見られるのですよね。

松方コレクションが収集された時代背景もあり、近代(特に印象派)が大きく取り上げられています。特に、モネと直談判して購入したという作品の数々は、モネルームができるほど数が多く、初期から晩年まで網羅しています。

放送された順番と前後しますが、中世〜バロックの作品をきちんと取り上げてもらえたのも、この時代が好きな私としてはうれしいところです。今はだいぶメジャーになりましたが、10年……いや、20年前なら華麗にスルーされていたでしょう。20年前にどの程度の所蔵品があったかは分かりませんが(汗)

そして、この番組を見ていていやな感じがしないのは、出演者全員が、作品に対して茶化すことなくきちんと向き合っているところだなあ、と思いました。もしかしたら、そういうスタンスが好きな人もいるのかもしれませんが、私はこうやって真面目に鑑賞する番組のほうがいいです。

ただ、こうやって見てみると、番組としては真面目ですが「地味」です。これまた、先日のハワイの番組と同様、地上波では視聴率が取れない、と言われてしまうのでしょうか……。でも、こういう番組がもっと増えればいいなあと思っている人は、一定数存在すると思います。

最後になりましたが、番組ホームページでの今回の放送の紹介はこちらです。

今回の放送内容とは関係ないのですが、こういうアンコール放送があるなら、豊田市美術館に会場を移すフェルメール《地理学者》とオランダフランドル絵画展、再放送してくれないかなあ……という、淡い期待があります。甘いかしら。

uriel_archangel at 22:27 | 日々の記録 
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April 27, 2011

* BS日テレの『ぶらぶら美術・博物館』で、レンブラント展が!

昨日(4月26日)の夜、「何か面白い番組はないかなあ」と思いながらチャンネルを動かしていたところ、このような番組を見つけました。というか、見たことはあったのですが、正確な放送時間は把握していませんでした……。
ちょうど先日のブログで書いた、国立西洋美術館で開催中の「レンブラント 光の探求/闇の誘惑 —版画と絵画 天才が極めた明暗表現—」が紹介されていました。

美術に造詣の深い山田五郎さんの解説つきであれこれと作品を見ていると、とても勉強になります。さらに、期待していた以上に様々な作品が展示されていて、レンブラントの生涯と絵画がじっくり鑑賞できる、ということも分かりました。

アムステルダムでレンブラントの家に行き、さまざまな作品を見たからこそ、こういうふうに分かるのだなあ、と自分で感心してしまいました(笑) そういえば、アムステルダムでこのエッチングを見たなあ……という記憶がある作品もありました(本当に同じものかどうかは分かりませんが)。

先日の記事では書かなかったのですが、レンブラントの家でエッチングの作品の数々を鑑賞して、その素晴らしい描写力と技術に圧倒されました。レンブラントは油彩画が有名ですが、エッチングも忘れてはならないと思います。

力説してしまいましたが、レンブラントのエッチングは、本当に見る価値があります。これは絶対見に行かなければ、と思いました。

さらに言うと、この『ぶらぶら美術・博物館』、次回はBunkamura ザ・ミュージアム「フェルメール《地理学者》とオランダフランドル絵画展」を取り上げます。これまた私が気になる展覧会なので、忘れずにチェックですね。

実は、この展覧会の前に上野動物園「河馬博覧会──かば祭り in Ueno Zoo」が紹介されていました。こういう視点も、らしくていいなあ、と思います。

番組ホームページでは、過去の放送内容が紹介されています。今回はこんな感じです。

uriel_archangel at 20:22 | 日々の記録 | 講演会・展覧会
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