国宝
November 21, 2014
日本国宝展
会期終了まで残り日数は少ないし私の予定は結構あれこれ入っているし、行くなら今しかない! ということで、行ってきました。朝9時半開場ということで、9時25分くらいに博物館に着いたのですが、既にそこそこ行列ができていました……。内容が内容だけに、年配の方が多かったです。
珍しいことに、開館直前に展示品に不具合が発生したとかで、入場開始時間が15分ほど遅くなりました。その間も、どんどん行列が長くなっている気配です。そういうアクシデントに関係なく、現在は入場制限が行われています。と書くと大げさですが、数分感覚で50人ほどずつ入場していく、という感じです。私は4番目のグループで入れました。
当然ですが「展示品はすべて国宝!」です。数々の貴重な作品が見られるのは、非常に貴重な機会です。
歴史の資料集に出ていた「玉虫厨子」の実物が見られたのは感慨深かったです。歴史の資料集と言えば、これまた実物の「漢委奴国王」の金印が見られました。「これか〜」という気分になりました。
金印は、近くで見るための行列ができていました。でも、スタッフがつきっきりで「少しずつお進みください」と言っているので、ひどく並ぶということはありません。離れたところからなら、好きなだけ眺められます。
しょっぱなに金印について書いてしまいましたが、実際に展示されているのは後半です。
仏教や神社に関するもの・文学作品・刀剣etc.、様々な国宝が一堂に会しています。大仏殿の鎮壇具として使われた、聖武天皇のものと思われる太刀も「すごいなあ」です。9月に出光美術館で見た宗像大社の国宝も、いくつかありました。
平安時代や鎌倉時代の文書が今に残っているというのも素晴らしいことだと思います。今のようにPCもコピー機もない時代、ひたすら人力で書き写すというのは、本当に大変な作業です。そういう作業を経て作られた写本が貴重なのは、洋の東西を問わず、ですね。
出雲の日御碕神社に奉納された鎧兜は、江戸時代に補修されています。「昔から人々が大切にしてきたのだなあ」と実感しました。
その他、元興寺で見た五重塔(の模型?)や三千院の阿弥陀如来像の脇侍である観音菩薩坐像と勢至菩薩坐像といった、「ああ、現地で見たあれが!」というものもあり、「また東京で見られるなんて!」とうれしくなりました。
入館制限があったこともありますが、平日の開館直後ということもあり、展示品を見るのも大変、というほどではなかったです。好きな角度から好きなだけ見られるというものでもありませんでしたが……。
絵巻物は人が立ち止まってしまうので滞留してしまい、かなり見づらい状態になります。一応、拡大した作品の一部が見られるようにはなっていますけれど。
こういう美術に興味がある人なら確実に楽しめる展覧会です。かなりの人出なので、平日でも、事前にチケットを入手して、遅くとも開館時間には現地着を目指したほうがいいと思います。
珍しいことに、開館直前に展示品に不具合が発生したとかで、入場開始時間が15分ほど遅くなりました。その間も、どんどん行列が長くなっている気配です。そういうアクシデントに関係なく、現在は入場制限が行われています。と書くと大げさですが、数分感覚で50人ほどずつ入場していく、という感じです。私は4番目のグループで入れました。
当然ですが「展示品はすべて国宝!」です。数々の貴重な作品が見られるのは、非常に貴重な機会です。
歴史の資料集に出ていた「玉虫厨子」の実物が見られたのは感慨深かったです。歴史の資料集と言えば、これまた実物の「漢委奴国王」の金印が見られました。「これか〜」という気分になりました。
金印は、近くで見るための行列ができていました。でも、スタッフがつきっきりで「少しずつお進みください」と言っているので、ひどく並ぶということはありません。離れたところからなら、好きなだけ眺められます。
しょっぱなに金印について書いてしまいましたが、実際に展示されているのは後半です。
仏教や神社に関するもの・文学作品・刀剣etc.、様々な国宝が一堂に会しています。大仏殿の鎮壇具として使われた、聖武天皇のものと思われる太刀も「すごいなあ」です。9月に出光美術館で見た宗像大社の国宝も、いくつかありました。
平安時代や鎌倉時代の文書が今に残っているというのも素晴らしいことだと思います。今のようにPCもコピー機もない時代、ひたすら人力で書き写すというのは、本当に大変な作業です。そういう作業を経て作られた写本が貴重なのは、洋の東西を問わず、ですね。
出雲の日御碕神社に奉納された鎧兜は、江戸時代に補修されています。「昔から人々が大切にしてきたのだなあ」と実感しました。
その他、元興寺で見た五重塔(の模型?)や三千院の阿弥陀如来像の脇侍である観音菩薩坐像と勢至菩薩坐像といった、「ああ、現地で見たあれが!」というものもあり、「また東京で見られるなんて!」とうれしくなりました。
入館制限があったこともありますが、平日の開館直後ということもあり、展示品を見るのも大変、というほどではなかったです。好きな角度から好きなだけ見られるというものでもありませんでしたが……。
絵巻物は人が立ち止まってしまうので滞留してしまい、かなり見づらい状態になります。一応、拡大した作品の一部が見られるようにはなっていますけれど。
こういう美術に興味がある人なら確実に楽しめる展覧会です。かなりの人出なので、平日でも、事前にチケットを入手して、遅くとも開館時間には現地着を目指したほうがいいと思います。