国立科学博物館

June 19, 2017

* 気になる展覧会場法(20170619)

展覧会チェック、まだ終わりません。だいたい、会期の終わりが近い順に並べています。
  • 国立西洋美術館
    アルチンボルト展 (2017年6月4日〜9月24日)
    アルチンボルトの絵は、ワイン(たしかボジョレー・ヌーボー)のラベルに使われていたのが印象に残っています。しかも結構あちこちの美術館に、作品が収蔵されているのですね(今回は来ていないですが、ルーヴルにもあるそうです)。絵は知っているものの、画家その人や時代背景についての知識はさっぱりないので、ぜひ見に行きたいと思います。

  • Bunkamura ザ・ミュージアム
    ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで(2017年7月15日〜9月24日)
    以前も書いたのですが、もう一度(自分のために)書きます。なんだか最近、ヒエロニムス・ボスやブリューゲルが(日本国内で)注目されているなあ、と思っています。この展覧会では15〜17世紀のフランドル絵画にはじまり、ベルギー象徴派、表現主義、シュルレアリスム、現代芸術を紹介するそうです。確かに、何もないところから不思議な作品は生まれないので、つながりが見えるのか、楽しみです。

  • 国立科学博物館
    特別展「深海2017〜最深研究でせまる”生命”と”地球”〜」(2017年7月11日〜10月1日)
    前回の「深海」展以降、単に私に知識がなかっただけですが、日本は実は深海がすぐ近くにある環境、ということが分かりました。そうなると、ますます興味がわいてきますね。当然ながら前回の展覧会とは違う視点から深海を見るということで、楽しみです。夏休み中は混雑しそうですね。

  • 東京都美術館
    ボストン美術館の至宝展−東西の名品、珠玉のコレクション(2017年7月20日〜10月19日)
    確かに開催概要にもあるとおり、特定の時代や人物に焦点を当てるのではなく、「ボストン美術館の所蔵品」をまんべんなく紹介する、という感じの展示内容です。ゴッホによるルーラン夫妻を描いた肖像画がそろって来日する、というのが目玉みたいですね。

  • 東京国立博物館
    • フランス人間国宝展(2017年9月12日〜11月26日)
      日本の人間国宝を参考にした制度がフランスにあるそうです。で、そういう人たちの作品を紹介する(日本の工芸作家とのコラボ作品もあり)、という展示会だとか。開催期間的に、「運慶」展と同じタイミングで見るかな〜、と思っています。
    • 興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」(2017年9月26日〜11月26日)
      日本の各地にある運慶の作品が一同に会する! という感じですね。作られた作品を見るだけでなく、作品の調査や研究の成果も紹介されるとのことなので、そういうところも楽しみにしています。
こうやって書くのはいいけれど、どれだけ行けるかな? と思いながら続きます。

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June 16, 2017

* 気になる展覧会情報(20170616)

前回は「書ききれない」と数を絞ったのか情報が少なかったのか、ここにきて調べたら、興味深い展覧会がたくさんあることが分かりました。だいたい、会期の終わりが近い順に並べています。
  • 江戸東京博物館
    • 発掘された日本列島2017(2017年6月3日〜7月23日)
      おそらく最近の発掘調査の成果が淡々と展示されている、という感じだろうと思いますが、こういう展示もまた面白いです。奈良の平城京跡に行ったときに、こういう感じの展示があったのを思い出しました。そのときもありましたが、「東日本大震災からの復興と埋蔵文化財の保護」というテーマの展示もあるそうです。
    • 2017年NHK大河ドラマ 「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から 直政へ(2017年7月4日〜8月6日)
      会期が短いのですよね。名前の通り、大河ドラマに関連しての展覧会です。ドラマを見ている身としては、青葉の笛を見てみたいなあ、などと思っています。昨年の真田丸とも多少重なるところもある時代ですし。

  • 東京国立博物館
    日タイ修好130周年記念特別展「タイ 〜仏の国の輝き〜」 (2017年7月4日〜8月27日)
    これは、前にあったインドの仏像展のタイバージョンかな〜、という感じです。主催が日本経済新聞だし、みうらじゅんさんといとうせいこうさんがグッズの監修をしているし。会期が近づいたら、BSジャパンで2人が出演する特集番組が放送されるかなー。というのはともかく、東南アジアの仏像を日本で見る機会はあまりないので、見に行きたいなあと思っています。

  • 国立科学博物館
    企画展「まだまだ奥が深いぞ!『相模の海』−最新の生物相調査の成果−」(2017年6月13日〜9月3日)
    特別展ではなく企画展なので、パンフレットのPDFにリンクしています。DASH海岸を見ていると、東京湾や相模湾は、世界でも貴重な深海生物が見つかる場所、というのが分かります。恐らくそれ以外でも多彩な生態系なのでしょうけれど……。そんなわけで、特別展に比べると小さい展示だろうと思いますが、楽しめるだろうと思っています。

  • 国立新美術館
    国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展(2017年6月14日〜9月4日)
    ジャコメッティは、作品は見たことがありますがそんなに詳しくは知らない人物なので、これを機に知ることができたらいいなあ、と思っています。10周年記念として開催するわけですから、「これぞ」という充実した内容でしょうし。

  • 三菱一号館美術館
    レオナルド×ミケランジェロ展(2017年6月17日〜9月24日)
    実はこの美術館、気になる展覧会が多いものの、まだ行ったことがないという状態で……。今回は、概要を見ると、ダ・ヴィンチとミケランジェロの素描をメインに紹介するのかな? という感じですね。有名なあの絵が来る、という展覧会ではありませんが、楽しめると思います。
――と、こんなに書いてもまだまだ終わりません。書いているうちに、「あ、あそこの美術館チェックするの忘れた」というのも出てきましたし。まだまだ続きますよ〜。

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February 17, 2017

* 特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」


四谷大塚のテストで使われていて、そのとき初めて存在を知ったラスコー洞窟の壁画! なんだか妙に気になるので、行ってきました。

思ったほど人出はなく、じっくり展示を見られました。洞窟を再現した1/10ミニチュアでは、「こんな場所に描いていたのか〜」というのが分かります。結構高い場所にもあって、足場を作って描いていたようです。

洞窟を実物大のスケールで再現している展示では(もちろん足場は悪くないです)、実際の着色された絵だけでなく、暗い中に線画が浮き上がる演出もあって、ものすごくわくわくしました。

展示物の一部や体験型の展示にはフランスで作成されたものがあり、「こういう展示が世界で行われているんだなあ」というのも実感できます。内部には入れないラスコー洞窟で、「こういうところにあったのか」や「これくらいの高さにあったのか」というのが分かって面白かったです。

こういうラスコー洞窟の壁画そのものの紹介も面白かったのですが、もっと面白く感じられたのは、彼らが使った道具についての展示です。投槍器やランプなどの装飾に施された装飾も面白かったのですが、彼らがどのように縫い針などの道具を作ったか、という展示がとても興味深かったです。

私たちは、今は機械などで固いものも簡単に加工できますが、当時の人たちは石器だけで必要な長さの骨を切り出し、石にこすり付けて滑らかに加工し、穴を開けていたのです。昔の人々の作業を復元した映像を見て、「人間って、確かに昔から大きくは変わらないんだなあ」と思いました。

それと、クロマニョン人が作った女性像というか地母神(豊穣の象徴)もありました。それこそ、「これがこの先にヴィーナスになるんだよなあ。ヨーロッパだけでなく、地母神は世界各地にあるし」と、タテ(時間)とヨコ(地域)の広がりも感じられました。

最後には、「その頃の日本は……」という展示もありました。日本の土は酸性で、当時作られたものは残りにくいそうですが、それでも「日本にもこういう活動をする人たちがいたんだろうな」というのが感じられて面白かったです。

その時代の日本の研究に関連する3万年前の航海を再現するプロジェクトも紹介されていました。クラウドファンディングを行いましたが、今後も支援を募っていくそうです。

今回のラスコー展は、ぶらぶら美術・博物館でも取り上げていました。詳細はこちら

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January 27, 2017

* 気になる展覧会情報(20170127)

今年も興味をひかれる展覧会がたくさん、という結論です。
  • 国立新美術館
    ミュシャ展 (2017年3月8日〜6月5日)
    ミュシャの《スラヴ叙事詩》が見られるというだけで、「行くべし」と思います。国外に出るのは初めてのことだそうです。まあ、大きくて移動させるのが大変だし、そこまでやって採算が合うと判断できると思える場所は少ないのかもしれません。なんだかんだ言われていますが、日本(東京)はこういうアートのイベントが頻繁にあって、恵まれているなあと思います。本当はこういう大物にだけ反応するのではなく、身近なアートも大切にしなければいけないのでしょうけれど……。

  • 国立科学博物館
    大英自然史博物館展(2017年3月18日〜6月11日)
    呪われたアメジストが広告に使われていて、Twitterで話題になっていました。もちろんそれだけではなく、世界中で活躍した英国が(というポジティブな表現だけではおさまりませんが)、世界中で集めた貴重な標本なども展示されるようです。

  • 東京都美術館
    ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 BABEL 16世紀ネーデルラントの至宝 ―ボスを超えて―(2017年4月18日〜7月2日)
    ブリューゲルの「バベルの塔」がメインですが、ヒエロニムス・ボスの2作品も目玉だそうです。ボスの作品が16世紀にリバイバルした、というのも扱うみたいですね。以前にも書いたことがありますが、ボスの絵は本当に面白いです。おそらく、実在しない悪魔や魔物の造形というのは画家の想像力をかきたてるもので、画家はそれを駆使して描いているのでしょう。バベルの塔だけでは弱いのかな〜?

  • Bunkamuraザ・ミュージアム
    ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで(2017年7月15日〜9月24日)
    これは、先ほどの東京都美術館でのブリューゲル展とつながるというか、まったく関連がない、ということはないと思います(企画するほうにそういう意図があるかは別として)。こちらでは、ボスの作品とベルギーの19世紀〜現代のアートに共通するものが見られるようです。


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January 26, 2017

* 気になる展覧会情報(20170126)

こういう内容を書くのも久しぶりです。会期の終わりが近い順に並んでいます。
  • 国立科学博物館
    特別展「世界遺産 ラスコー展 ―クロマニョン人が残した洞窟壁画―」(2016年11月11日〜2017年2月19日)
    これまたぶらぶら美術・博物館で見て、気になっています。ラスコーを発見した少年の話は、中学受験の勉強で初めて読みました。まあそれはいいとして(?)、ラスコーを復元した空間がある、というのが興味深いです。ネアンデルタール人と違って、クロマニョン人は芸術活動をするというのが特徴的だそうで、人々の衣服や道具は驚くほど装飾的でした。そして、そういう芸術活動をする遺伝子を持ったホモ・サピエンスが、世界中に広まったのだそうです。

  • 森アーツセンターギャラリー
    ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 (2016年10月25日〜2017年2月26日)
    フランス革命の原因になったということで、後世の人から悪くしか見られなかったマリー・アントワネットを、新たな視点から見る展覧会です。ぶらぶら美術・博物館で見て、気になっています。パリ市内観光で、彼女が最後の日々を過ごした場所(コンシェルジェリーにあります)を訪れたことがあるのですが、建物の重厚な壁もありますが、涙の模様が施された壁紙といい、暗い気分になる場所でした。

  • 東京国立博物館
    特別展「春日大社 千年の至宝」(2017年1月17日〜3月12日)
    昨年式年造営が行われた春日大社の貴重な名品が展示される、とのことです。神様にささげるために、国宝の金地螺鈿毛抜形太刀と同じ刀を新たに作るドキュメンタリーを見ましたが、素晴らしい技術や材料を惜しみなく投じて作られたものなのだ、というのが伝わりました。

  • 東京都美術館
    日伊国交樹立150周年記念「ティツィアーノとヴェネツィア派展」(2017年1月21日〜4月2日)
    美術の本で必ずと言っていいほど掲載されている《フローラ》や《ダナエ》が見られます。去年もこんな感じの展覧会があったなあ、と思ったので調べたところ、去年の展覧会はアカデミア美術館の所蔵品でした。こういうときに、去年ブログをきちんと書いていなかったことが悔やまれますが、書かなかったものはしょうがないので今年頑張ります。
まだまだあります〜。

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June 21, 2015

* 気になる展覧会情報(20150621)

あちこちの美術館に行き、チケットホルダーに入っているチケットも残り少なくなりました。そんなわけで新しい情報を仕入れました。
  • 国立科学博物館
    生命大躍進−脊椎動物のたどった道− (2015年7月7日〜10月4日)
    最近NHKを見ているとよく見かける「生命大躍進」が、特別展になるのですね〜。カンブリア紀の「バージェス頁岩動物群」の実物化石などが展示されるそうです。あの、「古代生物ぬいぐるみ」がショップで販売されるのかが気になります(笑) カンブリア紀の大爆発だけでなく、生命が大きく変化(進化)するきっかけとなったできごとが紹介されるそうです。
    監修は国立科学博物館の動物・地学・人類各研究部の研究者が担当するほか、国内外の研究者も参加する、これまでにないスケールの生命進化の歴史に関する展覧会となっています。
    とのことなので、楽しみですね。

  • 東京国立博物館
    「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」(2015年9月8日〜11月29日)
    昨年、西洋美術館で開催された「橋本コレクション」でも、ブルガリの宝飾品があったように思います。創業から今までのさまざまな作品が紹介されるとのことなので、美しい宝石やデザインが楽しめればいいなあ、と思います。どういうものが展示されるかよりも、私がどのように受け取れるかのほうが問題であります(笑)

  • 三菱一号館美術館
    プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱(2015年10月10日〜2016年1月31日)
    いつも、三菱一号館美術館の展覧会は、チェックだけはしたものの行かずに終わる、ばかりです(汗)
    本展では、その偉大なコレクションの中から、スペイン3大画家ともいわれるエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤを始め、フランドルの巨匠ボスやルーベンス、「スペインのラファエロ」とも称されるムリーリョなど、ヨーロッパ史を彩った名だたる巨匠たちの作品群が一堂に会します。板絵など極めて貴重な作品の繊細で緻密な表現を当館で存分にお楽しみください。
    ということで、ヒエロニムス・ボスの絵が来るのです(ハプスブルク家の版図を考えると、スペインにあってもおかしくないわけで)。私が好きな時代・好きな画家の作品が来るのですから、今度こそ行かねば! と思います。

  • 国立西洋美術館
    黄金伝説展(2015年10月16日〜2016年1月11日)
    「えっ、『黄金伝説』ってあの『黄金伝説』?」と思ったのですが、それではありませんでした(笑) ちなみにリンク先は第1巻で、全4巻となっております(私は持ってません)。本題に戻ると、「古代地中海世界の秘宝」とあるので、エトルリアとか、そういうところのものかな? と思っています。特設サイトはありますが、まだ概要しか出ていない状態です(チラシなどはあるのかもしれませんが……)。詳しい情報を楽しみにしています。

久しぶりにあれこれ調べました。前回、「気になる展覧会」を書いたときに、Evernoteにメモ(会場、会期、特設サイトのURL)をまとめたノートを作ったので、「あれ、これは書いたっけ?」というのの確認に便利でした。

会期が終わったものや見に行ったものは情報自体を消して、ブログには書いたけれどまだ行っていない(会期前)というものは展覧会の名称に抹消線を入れ、チェックしたけれどブログに書いていないものはそのまま、というふうにしてみたら、そのときは作業に手間に感じますが、後が楽だと分かりました。

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August 16, 2014

* 「ぶらぶら美術・博物館」を見て上野に行きたくなる

上野は美術館や博物館がいっぱいあって、その気になれば1日過ごせる場所だと思うのです。あ、動物園もありますね。この番組は、なるべくチェックするようにしています。うんちくキューピー氏の解説は、彼の知識ではなく台本に書かれている内容かもしれませんが、やはり説得力があります。

一時期、「空から日本を見てみよう」と放送時間が重なっていたことがあり、このときは大変でした。家族が「くもじいが見たい!」というので、録画したものを後で見なければならなかったのです。

今回のテーマは、《国立科学博物館「太古の哺乳類展」・国立西洋美術館「橋本コレクション 指輪」展〜上野で夏休みを楽しむ 大人気の2本立て!〜》です。どちらも「どの展示会に行こうかな〜」と調べたときに見つけていたものなので、気になっていました。

まずは、国立科学博物館「太古の哺乳類展」から。番組では、恐竜の絶滅後に様々な姿に進化する哺乳類が、現代の日本にあたる場所に到達してからを集中して取り上げています。

日本で数多く見つかっているのは、デスモスチルス類だそうで、その化石を大公開! というコーナーもあります。なかでも有名なのはパレオパラドキシアというもので、現代の海獣(ジュゴンやマナティ)やゾウの仲間だそうです。骨格の見た目の感じから、ジュゴンやマナティに近いというのは納得です。そして、どこかで見た覚えはありますが、海獣がゾウに近いというのは、分かるような意外なような、という感じですね。

さまざまな種類のゾウの化石も展示され、ナウマンゾウの親子の化石もあります。これは、別々のところから発見されたオス・メス・子供の化石を「親子」として展示しています。これも、例えばオスは全身骨格が揃わないので、複数の場所で見つかった似たような大きさの化石を組み合わせて、1頭のゾウとして復元していました。メスもそういう方法だったかな、と思います。子ゾウは全身骨格だったかな?

――確か放送ではこのくらいで、ここで今回のメインである、国立西洋美術館「橋本コレクション 指輪」に移ります。
本展は、指輪を中心とする宝飾品約870点からなる「橋本コレクション」が国立西洋美術館に寄贈されたことを記念する企画で、2012年に本コレクションを収蔵して以来、初のお披露目の場となります。橋本貫志氏(1924-)が収集した760点あまりの指輪は、年代や素材に偏りがなく、極めて広範な内容を持っています。本展では約300点の指輪を一挙に公開し、橋本コレクションの個性豊かな顔ぶれをお楽しみいただきます。
とのことで、4000年前から現代にいたる、さまざまな指輪が紹介されています。

4000年前の古代エジプトのスカラベの指輪から、現代の精巧なカットが施されたダイヤモンドの指輪まで、いろいろな指環が見られるようです。スカラベの指輪は、今で言うところのラベンダーアメシストで作られています。透明でとてもきれいな石でした。現代の私たちから見れば、宝飾品というよりお守りと呼べるものです。

ヨーロッパで流行したギメルリングなど、実際に「欲しい」と思うかどうかはともかく、装飾品の歴史が見られるというのも興味深いと思いました。また、儀式で使われた指環もあり、参考となる絵画(の写真、かな?)が一緒に紹介されているものもあります。

そして、ダイヤモンドはかつてのヨーロッパではあまりメジャーな存在ではなく、その硬さがまずは重宝されたもの、というのも、現代の私たちには意外でした。ダイヤモンドの魅力が発揮できるようになるのは、カットの技法が進歩してからなのだそうです。

きらびやかな宝石に「素敵〜」となったり、歴史に思いをはせたりと、いろいろと楽しめそうな展覧会でした。

番組の概要はこちらで見られます。

他の美術館や博物館は、何を展示しているのかな? ということで、調べてみました。
子供も連れて行こうと思うと、行ける日に制限が出てしまいます。でも、子供が興味を持たなさそうなものは、一人で平日にササッと行ってしまうに限りますね。ぐずぐずしていたら会期が終わってしまうので、仕事も勉強もテキパキこなして行かなければ、です。

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April 07, 2014

* 気になる展覧会チェック(20140407)

年度の前半は、展覧会をチェックして前売券も入手して行く余裕があるのですが、後半は忙しくなってバタバタになってしまい、チェックもおろそかになってしまう……というのが、この2〜3年のパターンです。こういう傾向がブログを見て分かる(思い出す)くらい、ここにあれこれ蓄積しているのだなあ、と実感しました。きちんとバックアップを取っておかないといけませんね。

ともあれ、今年もようやく4月になってようやく、「昨年末以降のグダグダに負けず、きちんとチェックしよう」という気持ちになりました。――で、調べてみると、意外と気になるものが多いのです。何回かに分けてご紹介します。
  • 国立科学博物館
    • 特別展 医は仁術 (2014年3月15日〜6月15日)
      例のドラマは見ていないのですが、ちょうど先月の「謎解き! 江戸のススメ」「江戸の医学」というテーマが放送されたのです。番組では幕末に有効な種痘のもと(と言うのでしょうか)をオランダから入手し、さらに地元まで運ぶ苦労が説明されていました。医学だけでなく、輸送手段などの未発達という問題もあったわけです。そういう先人たちの苦労のもとに、現在の私たちの便利な生活があるのだと思うと、見ておくべきだろうと思います。
    • 企画展 石の世界と宮沢賢治 (2014年4月19日〜6月15日)
      宮沢賢治と石に関する書籍の特集を、以前、池袋のジュンク堂で見かけたことがあります。文学者として有名な彼ですが、実は地質学者でもあったとのことです。宮沢賢治の作品を通して石の世界をのぞいてみてください。ということで、江戸時代・明治時代の石の名前から地質学者としての宮沢賢治、文学作品の中の地質学など、興味深い展示になるのではないかと思います。

  • 東京国立博物館
    • 開山・栄西禅師800年遠忌特別展 「栄西と建仁寺」 (2014年3月25日〜5月28日)
      本来は栄西に関する研究や宝物にも注目するべきでしょうが、何より琳派を代表する俵屋宗達の「風神雷神図屏風」(国宝!)が、開催全期間で公開されているそうです。それだけでなく、等伯、若冲、蕭白などの作品も展示されるとのこと。これは要チェックですよね。
    • 特別展 キトラ古墳壁画 (2014年4月22日〜5月18日)
      奈良県明日香村のキトラ古墳の壁画が、東京で公開されるそうです。これらの壁画は2016年度をめどに明日香村に新設予定の壁画保存管理施設での保存公開が予定されています。とのことなので、明日香村に行かなくても見られるチャンスです。

  • 国立西洋美術館
    • 非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品 (2014年4月8日〜6月15日)
      本展覧会は平野氏をゲストキュレーターとして迎え、彼の芸術観を主に当館所蔵の美術作品によって展覧する試みです。平野啓一郎氏のファンというわけではないのですが、そういう「いつもと違うものの見方をする」というのも興味深いかと思います。仮に私が同じ作品を選んだとしても視点が違うわけですから、そういう勉強(?)というか、見聞を広めようと思います。
    • ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場 (2014年4月8日〜6月15日)
      上記展覧会と同時期の開催ということでチェックしたところ、面白そうな内容でした。恐らく未知の作家ですが、この時代(中世〜ルネサンス)の版画は見ていて興味深いので、好きなのです。そんなわけで要チェック、としました。
    • 橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き (2014年7月8日〜9月15日)
      ジュエリーコレクションだそうです。古代から現代までの指輪が展示されるのですが、すべてではないでしょうが当時のモードとあわせての紹介もあるとのことなので、華やかな雰囲気を楽しみにしています。

これでも書ききれず、次回に続く、なのです。

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October 13, 2013

* 気になる展覧会チェック(20131013)

こうしてブログに書いていても、行きそびれた展覧会があります。前売券も手に入れていたのに(涙) そして今回は逆に、前売券を買いそびれた展覧会ばかりです。子供と一緒に行こうなんて思わずに、行けるときに行きたい展覧会に行くのが大切ですね。会期終了が早い順に並べます。
  • Bunkamura ザ・ミュージアム
    山寺 後藤美術館コレクション展 バルビゾンへの道 (2013年10月20日〜11月18日)
    「あの名作が来る!」という展覧会ではありませんが、バロック期から19世紀後半におよぶ神話画、宗教画、肖像画、静物画、そして近代へと向かう絵画の新たな可能性の扉を開いたバルビゾン派の風景画に至るヨーロッパ絵画の変遷を、同館のコレクション約70点を通して辿ります。とのことなので、勉強になりそうです。これはまだ、前売券が手に入れられますね。

  • 東京藝術大学大学美術館
    興福寺創建1300年記念 国宝 興福寺仏頭展 (2013年9月3日〜11月24日)
    あの有名な、興福寺の仏頭が東京で見られるのです。十二神将も来ますよ! 確かに去年、奈良で見ましたけれど、交通費をかけずにまた見られるのであれば、行くしかないでしょう! 興福寺の所蔵品がこんなにいっぱい来ていたら、その間興福寺国宝館はどうなっているのかしら? と思ってしまいます。

  • 東京都美術館
    ターナー展 (2013年10月8日〜12月18日)
    本展覧会は、世界最大のコレクションを誇るロンドンのテート美術館から、油彩画の名品30点以上に加え、水彩画、スケッチブックなど計約110点を展示し、その栄光の軌跡をたどります。私はイギリスに行ったことがないので、あまりターナーについては知らないのですが、大がかりな展覧会です。せっかく東京で見られるのなら、行っておいたほうがいいですよね。

  • 国立新美術館
    印象派を超えて―点描の画家たち (2013年10月4日〜12月23日)
    どこまでが展覧会のタイトルで、どこからがサブタイトルなのかが分かりませんが、全部を表記すると「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に/印象派を超えて―点描の画家たち/ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」となります。本当に、点描画から抽象画まで見られます。ブリュッセルの王立美術館は現代美術が充実していたのですが、オランダもそうなのかな? と思っています。あまり詳しくない時代の作品なので、勉強になりそうです。

  • 国立科学博物館
    大恐竜展 ゴビ砂漠の脅威 (2013年10月26日〜2014年2月23日)
    ゴビ砂漠と言えば、私が子供のころから恐竜の化石で有名でした。本展は、モンゴル・ゴビ砂漠の実物恐竜化石を一堂に見ることができる、極めて貴重な機会となります。これほどの規模での公開は、モンゴル国内でもこれまで実施されたことはありませんでした。また、新種を提唱する基となる標本「ホロタイプ標本」が約10点展示される、国際的にも稀に見る展覧会です。しかも、タルボザウルスの全身骨格の実物も展示されるそうです。これは、恐竜好き(理科好き)の男の子のお母さんとしては、見逃すわけにはいきません。

  • 国立西洋美術館
    モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新 (2013年12月9日〜2014年3月9日)
    ポーラ美術館と国立西洋美術館のコレクションが共演するそうです。現在はポーラ美術館で開催中です。本展覧会は、同じ内容を2館で展示するのではなく、各館の特徴をそれぞれ打ち出した展覧会です。原文でゴシック体になっています。本来は、それぞれの美術館を訪ねて楽しむものなのでしょうね。国立西洋美術館での展示は今回の展覧会では、モネとその作品をめぐる時代背景や文化的文脈の理解につなげることを目指し、収蔵品の中から展覧会図録に収録されない絵画や版画作品も参考作品として展示に加えつつ、同時代の出版物等の参考資料もあわせて紹介します。で、ポーラ美術館ではポーラ美術館でのみどころは、「モネとガレ」 「自然の中でみる印象派」 の2つ。だそうです。ポーラ美術館の開催概要はこちらです。こういう美術館同士のコラボレーションというのは、とても興味深いです。

どの展覧会も見逃すことのないように、しっかりチェックしなくてはいけませんね。自分のスケジュール管理も怠らないようにしなければ、です……。

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October 01, 2013

* 深海 ―挑戦の歩みと驚異の生きものたち―

やっと行きました。もっと早く行きたかったのですが……。

まず、週末や休日を利用して行こう、ということでしたら、朝早くか閉館時間が近づいてから行くほうがいいです。後者は私の勝手な予想です。当然ですが、本来は平日のほうがひどい混雑ではないようです。私たちは開館時間の9時を目指して行ったのですが、きっちり60分待ちでした(汗)

チケットの有無で列を分けると効率が悪いからか、みんな一斉に並んで、順番待ちの間にチケットを持っていない人は購入する、というシステムでした。我が家のように子供と言ってもそれなりの年齢なら問題はないですが、小さいお子さんは、待ちくたびれたり「トイレ!」になったりで、大変だなあと思います。

ちなみに行列の途中で、スタッフの方がお手洗いの位置を案内していました。当日の天気にもよりますが、暑さ(陽射し)や雨への対策と、並ぶ前に補給用の水分の準備をしておいたほうがいいでしょう。あとは、待ち時間用の暇つぶしグッズですね。スマホや本があれば、問題ないでしょう。

とにかくすごい人だったので、展示は遠巻きに眺める、という感じでした。それでも、やはり深海は知らないことがいっぱいで、とても興味深い内容でした。

映像などでなければ写真撮影できるので、有名どころを撮影してみました。

しんかい6500その1

しんかい6500の模型です。これで、深い深い海の底に潜るのですよね〜。

しんかい6500その2

居住空間はこれだけなのです。以前、「飛び出せ!科学くん」で、しょこたんが潜っていましたよね。ちょっと脱線ですが、あの番組、とってもいい内容だったのに終わってしまって残念です。ときおりスペシャルで放送してくれますが……。レギュラーは難しいのかなあ。

――というのはともかく、深海という私たちの想像を絶するような環境で生きている生き物たちの姿が標本や映像で見られたり、熱水が出てくる付近に住んでいる生物の模型が真っ白で「何か意味がある表現なのかな?」と思っていたら本当に真っ白な体だったりで、奥が深かったです。

ともあれ、今回のメインはダイオウイカですよね〜。科博が所蔵するダイオウイカの標本が見られます。

ダイオウイカ

その上には、実物大の模型があります。「大きなもので全長18メートル」に比べたら大きいとは言えませんが、それでもすごい迫力です。そして、ダイオウイカの向かいには……

マッコウクジラ

入りきっていませんが、マッコウクジラの頭部の模型があります。これを見ると、マッコウクジラvs.ダイオウイカって、ものすごい迫力の戦いなんだろうなあ、と想像できます。

そういえば、あちこちに描かれている深海生物を基にしたイラストがかわいらしかったです。イラストを使ったグッズは、物販コーナーにもありました。

そして物販コーナーと言えば、ありました。

ダイオウイカぬいぐるみ

実物大のダイオウイカぬいぐるみ! って、どれだけ売れるんでしょうね〜。もっと小さいサイズのぬいぐるみも、ダイオウイカの棚の手前にある台に置かれていました。物販コーナーのレジも行列ができていて、注目の高さや人気を感じました。

そして、博物館を出てびっくり。

行列

特別展を目指す人の行列が、私たちが並んだときは博物館の向かい程度だったのですが、もっと伸びて、公演の敷地内まで入っていました……。

私たちも次の予定が入っていたので、特別展を見るだけしかできませんでした。企画展の鉱物が、見たかったのですが。

そして、展覧会情報をまとめないと、またあれこれ見逃してしまいそうです。実際、前売券を買ったのに行きそびれた展覧会もあったので(涙)、しっかりスケジュールを確認しなければいけません。

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