山鉾巡行
October 10, 2014
2014年京都の祇園祭(前祭・山鉾巡行その5/鶏鉾・木賊山・四条傘鉾・蟷螂山)
ただただ「写真を並べる」状態になっているような……。そして今は、当時の暑さがなつかしいくらいの秋です(また体験したいかというと、それは別問題です)。
鶏鉾がやってきますよ〜。
鉾の真木の高さが感じられるかな? という写真です。
私は怖がりなので、屋根の上に乗るなんてできません……。そもそも、鉾を組む技術や曳き手など、関わる人々との信頼関係が不可欠ですね。
木賊山は「とくさやま」と読みます。
シャッターチャンスがこの位置だったようです。どの山も鉾も、「動く美術館」にふさわしく飾り立てられています。
次は四条傘鉾です。
実物を見る機会がなかったのですが、「子供棒振り踊り」を踊る子供たちがいますね。
先ほどの写真とあまり違いがありませんが、子供たちが持つ棒の位置が変わっていることにお気づきでしょうか……。
鉾本体はこんな感じです。
鉾の後ろにも、棒振り踊りをする子供たちがいました。
そして蟷螂山(とうろうやま)です。
この大きなかまきり、動いています。この後の斧や羽にご注目ください〜。
結構大きく動くので、人気があるのも分かります。YouTubeなどで検索すれば、動画が見られるのではないかと思います。勇ましい感じです。
私たちも含め、沿道の見物客から「おおー」と歓声が上がりました。
山鉾巡行の写真の紹介も、あと2回です。お付き合いください。
鶏鉾がやってきますよ〜。
鉾の真木の高さが感じられるかな? という写真です。
私は怖がりなので、屋根の上に乗るなんてできません……。そもそも、鉾を組む技術や曳き手など、関わる人々との信頼関係が不可欠ですね。
木賊山は「とくさやま」と読みます。
シャッターチャンスがこの位置だったようです。どの山も鉾も、「動く美術館」にふさわしく飾り立てられています。
次は四条傘鉾です。
実物を見る機会がなかったのですが、「子供棒振り踊り」を踊る子供たちがいますね。
先ほどの写真とあまり違いがありませんが、子供たちが持つ棒の位置が変わっていることにお気づきでしょうか……。
鉾本体はこんな感じです。
鉾の後ろにも、棒振り踊りをする子供たちがいました。
そして蟷螂山(とうろうやま)です。
この大きなかまきり、動いています。この後の斧や羽にご注目ください〜。
結構大きく動くので、人気があるのも分かります。YouTubeなどで検索すれば、動画が見られるのではないかと思います。勇ましい感じです。
私たちも含め、沿道の見物客から「おおー」と歓声が上がりました。
山鉾巡行の写真の紹介も、あと2回です。お付き合いください。
October 05, 2014
2014年京都の祇園祭(前祭・山鉾巡行その4/菊水鉾・太子山・霰天神山・油天神山)
山鉾巡行の写真は、まだまだ続きます。iPad miniからアップロードするときに、サムネイルが小さいので「これで正しいのかな?」と不安になってしまいます。
幟が見えにくいですが「菊水鉾」です。
もっと遠くから撮影しているのですが、写真だらけになってしまうのでここからスタートです。
こうして見ると、迫力が感じられる高さです。
鉾の中はやはり、満員電車を思い出すような混雑です。
次は太子山です。
霰天神山が、北側から進みます。
山をみんなで持ち上げて、角を曲がっているところです。
次は油天神山です。よくよく見ると、天神さまが2連続です。
これでようやく、巡行も半分ほど終わりました。暑いし立ちっぱなしだしで、よく最後まで頑張ったなあ、と感心してしまいます。
まだ朝早いからと油断せず、水分補給と暑さへの対策はしっかりして、見物に行きましょう。
幟が見えにくいですが「菊水鉾」です。
もっと遠くから撮影しているのですが、写真だらけになってしまうのでここからスタートです。
こうして見ると、迫力が感じられる高さです。
鉾の中はやはり、満員電車を思い出すような混雑です。
次は太子山です。
霰天神山が、北側から進みます。
山をみんなで持ち上げて、角を曲がっているところです。
次は油天神山です。よくよく見ると、天神さまが2連続です。
これでようやく、巡行も半分ほど終わりました。暑いし立ちっぱなしだしで、よく最後まで頑張ったなあ、と感心してしまいます。
まだ朝早いからと油断せず、水分補給と暑さへの対策はしっかりして、見物に行きましょう。
October 03, 2014
2014年京都の祇園祭(前祭・山鉾巡行その3/函谷鉾・山伏山・綾傘鉾・伯牙山)
そして函谷鉾です。
余談ですがここで頭が写っている人たちは、入ってはいけないところに入ってきた外国人観光客の皆さんです。以前も書きましたが、お祭りは地域の人々のためのものであって見世物ではないので、控えめに見学しましょう。
真木(よくよく調べたら、こういう名称なのですね)は、周りのビルにも負けないくらいの高さです。鉾が動くたびに左右に揺れて、見ているだけでドキドキします。
長刀鉾のときはあまりに正面だったので気づかなかったのですが、本当にたくさんの人が鉾を曳いています。
この鉾のお稚児さんは人形です。
烏丸通の北側から、山伏山の登場です。そうそう、書き忘れていましたが、四条通は通行止めになりますが、南北を走る烏丸通は通行可能です。とは言え、車線の制限があったりして、いつもよりは不便なこと間違いなし、ですが。
かつぎあげられて、道を曲がります。
次は綾傘鉾です。
小さなお子さんも装束を着て歩いていて(お稚児さんとか、そんな感じでしょうか)、華やかな行列、という感じです。
この、赤いのをかぶった人たちが、棒振り踊りを披露するようです。スタート地点にいたために、歩いて通過されてしまいました……。前日の日和神楽で見ていてよかったです。
で、こちらが本体というか、綾傘鉾です。昔の祇園祭を描いた屏風絵に、こんな感じのものがありました(確か、テレビ番組で見たのかな?)
のぼりがちょうど見えない位置になっていますが、伯牙山です。
ちょうど四条通と烏丸通の交差点なので、私たちのいた場所が、保昌山の方々の待機場所になりました。そんなわけで、ここからしばらく、前に保昌山の方々が写っています。
まだまだ写真は続きますので、お付き合いください。
余談ですがここで頭が写っている人たちは、入ってはいけないところに入ってきた外国人観光客の皆さんです。以前も書きましたが、お祭りは地域の人々のためのものであって見世物ではないので、控えめに見学しましょう。
真木(よくよく調べたら、こういう名称なのですね)は、周りのビルにも負けないくらいの高さです。鉾が動くたびに左右に揺れて、見ているだけでドキドキします。
長刀鉾のときはあまりに正面だったので気づかなかったのですが、本当にたくさんの人が鉾を曳いています。
この鉾のお稚児さんは人形です。
烏丸通の北側から、山伏山の登場です。そうそう、書き忘れていましたが、四条通は通行止めになりますが、南北を走る烏丸通は通行可能です。とは言え、車線の制限があったりして、いつもよりは不便なこと間違いなし、ですが。
かつぎあげられて、道を曲がります。
次は綾傘鉾です。
小さなお子さんも装束を着て歩いていて(お稚児さんとか、そんな感じでしょうか)、華やかな行列、という感じです。
この、赤いのをかぶった人たちが、棒振り踊りを披露するようです。スタート地点にいたために、歩いて通過されてしまいました……。前日の日和神楽で見ていてよかったです。
で、こちらが本体というか、綾傘鉾です。昔の祇園祭を描いた屏風絵に、こんな感じのものがありました(確か、テレビ番組で見たのかな?)
のぼりがちょうど見えない位置になっていますが、伯牙山です。
ちょうど四条通と烏丸通の交差点なので、私たちのいた場所が、保昌山の方々の待機場所になりました。そんなわけで、ここからしばらく、前に保昌山の方々が写っています。
まだまだ写真は続きますので、お付き合いください。
September 29, 2014
2014年京都の祇園祭(前祭・山鉾巡行その2/長刀鉾・占出山・芦刈山・孟宗山)
なんと、今年の祇園祭のことを書くのは、ほぼ2か月ぶりでした……。甲府のことを書いていて、「そう言えば京都のことがほったらかしだ」と気づいたのであります。
長刀鉾は前回たっぷり紹介しましたので、今回はこの写真で。いよいよ山鉾巡行のスタートです。
既に烏丸通で待機していた占出山が進んできました。
若者たちが動かしていましたが、烏丸通から四条通に曲がる様子を見ていると、とても重たそうです。
烏丸通では4番目の孟宗山が待機しています。その前を進むのは芦刈山です。
山でも鉾でも、移動するときはギシギシとものすごい音がします。特に鉾は背が高く、飾りというか、そういう長いものがゆらゆらと揺れるので、「こんなに大きなものが動くのかあ」と感心してしまいます。
そして孟宗山。
先ほどの占出山では撮影できませんでしたが、四条通に曲がるために、なんと「よいしょ」と山を持ち上げて動かすのです。車輪の構造が曲がれないものだから、ということではありますが。この写真でも、山が浮いているはずなのです。
――で、曲がり終えたところで着地。
こうやって1つのエントリーで4つ紹介していっても、巡行したのは23基なので、あと5回かかるという状態です。まだまだ終わりませんね……。
長刀鉾は前回たっぷり紹介しましたので、今回はこの写真で。いよいよ山鉾巡行のスタートです。
既に烏丸通で待機していた占出山が進んできました。
若者たちが動かしていましたが、烏丸通から四条通に曲がる様子を見ていると、とても重たそうです。
烏丸通では4番目の孟宗山が待機しています。その前を進むのは芦刈山です。
山でも鉾でも、移動するときはギシギシとものすごい音がします。特に鉾は背が高く、飾りというか、そういう長いものがゆらゆらと揺れるので、「こんなに大きなものが動くのかあ」と感心してしまいます。
そして孟宗山。
先ほどの占出山では撮影できませんでしたが、四条通に曲がるために、なんと「よいしょ」と山を持ち上げて動かすのです。車輪の構造が曲がれないものだから、ということではありますが。この写真でも、山が浮いているはずなのです。
――で、曲がり終えたところで着地。
こうやって1つのエントリーで4つ紹介していっても、巡行したのは23基なので、あと5回かかるという状態です。まだまだ終わりませんね……。
July 29, 2014
2014年京都の祇園祭(前祭・山鉾巡行その1/長刀鉾が出発するまで)
いろいろ見逃してはならない、ということで、朝8時前には四条烏丸の交差点におりました。朝食をレストランで食べる時間もないかもしれない、ということで、前日のうちにコンビニで買っておいたおにぎりをもぐもぐ。
ここで改めてホテルのサイトを確認したところ、お部屋の備品にポットがあったことが分かりました。机の下の棚にあったのかもしれません。きちんと探さなかったので、ないのだと思っていました。あるなら、お味噌汁やスープが飲めたのに……。
――というのはともかく、警備担当の警察官の皆さんと一緒に四条烏丸にご出勤状態でした(笑) そういう状態だったので、まだまだ山鉾巡行が行われる雰囲気ではありませんでしたが、だんだん準備が整います。
ちょっと分かりにくいのですが、この信号は、山や鉾が進むときに邪魔にならないように、くるりと回転して歩道の上にあります。
実は長刀鉾は、四条烏丸よりも東にあるのです。
そこで、長刀鉾は後ろに引かれ、ここからスタートします。
――と思ったら、梯子というか階段というかが設置されました。つっかえ棒もありますが、人も支えています。
これは完全に余談ですが、この前の頭は外国人観光客で、「入ってはいけない」という場所に入ってしばらく占拠して写真を撮影していました。こういうときは、変に英語を使って丁寧に説明するよりも、日本語で「ここから移動しなさい」と命令するのが効きますね。実際、ベテランの警察官がそうやってどかせていました。
京都や日本だけのことに限りませんが、こういう行事は見世物のためにしていることではないので、こちらもそういう「見学させてもらっている立場だ」とわきまえることが大切だと思います。
ともあれ、山鉾巡行の準備は進みます。
ぞろぞろと、お囃子方の人々が乗りこみます。確かに、スタートまでは後ろ向きに進むというのもありますから、最初からあまりたくさんの人数が乗りこんでいると大変だなあ、と思いました。そうこうするうちに、「なんだか満員電車みたい……」という人数が、鉾の中に入っていきました。
禿役の子供たちも乗りこみます。
お稚児さんが乗りこみます。お稚児さんは地面を歩いてはいけないので、こうやって担がれているのですね。お稚児さんも大変だと思いますが、担ぎ手も誇らしい仕事ですが責任重大です。
しかもこうして、途中でぐるりと回って、お披露目というか、お稚児さんの姿を見せてもらいました。
個人的には、この写真は「朝早くから待っていた甲斐があった!」というものでした。
ここからようやく、山鉾巡行が始まります。こんな調子で撮影しているので、23の山鉾の写真を全部ブログに載せるまで、何回に分けたらいいのやら、という感じです。
ここで改めてホテルのサイトを確認したところ、お部屋の備品にポットがあったことが分かりました。机の下の棚にあったのかもしれません。きちんと探さなかったので、ないのだと思っていました。あるなら、お味噌汁やスープが飲めたのに……。
――というのはともかく、警備担当の警察官の皆さんと一緒に四条烏丸にご出勤状態でした(笑) そういう状態だったので、まだまだ山鉾巡行が行われる雰囲気ではありませんでしたが、だんだん準備が整います。
ちょっと分かりにくいのですが、この信号は、山や鉾が進むときに邪魔にならないように、くるりと回転して歩道の上にあります。
実は長刀鉾は、四条烏丸よりも東にあるのです。
そこで、長刀鉾は後ろに引かれ、ここからスタートします。
――と思ったら、梯子というか階段というかが設置されました。つっかえ棒もありますが、人も支えています。
これは完全に余談ですが、この前の頭は外国人観光客で、「入ってはいけない」という場所に入ってしばらく占拠して写真を撮影していました。こういうときは、変に英語を使って丁寧に説明するよりも、日本語で「ここから移動しなさい」と命令するのが効きますね。実際、ベテランの警察官がそうやってどかせていました。
京都や日本だけのことに限りませんが、こういう行事は見世物のためにしていることではないので、こちらもそういう「見学させてもらっている立場だ」とわきまえることが大切だと思います。
ともあれ、山鉾巡行の準備は進みます。
ぞろぞろと、お囃子方の人々が乗りこみます。確かに、スタートまでは後ろ向きに進むというのもありますから、最初からあまりたくさんの人数が乗りこんでいると大変だなあ、と思いました。そうこうするうちに、「なんだか満員電車みたい……」という人数が、鉾の中に入っていきました。
禿役の子供たちも乗りこみます。
お稚児さんが乗りこみます。お稚児さんは地面を歩いてはいけないので、こうやって担がれているのですね。お稚児さんも大変だと思いますが、担ぎ手も誇らしい仕事ですが責任重大です。
しかもこうして、途中でぐるりと回って、お披露目というか、お稚児さんの姿を見せてもらいました。
個人的には、この写真は「朝早くから待っていた甲斐があった!」というものでした。
ここからようやく、山鉾巡行が始まります。こんな調子で撮影しているので、23の山鉾の写真を全部ブログに載せるまで、何回に分けたらいいのやら、という感じです。
July 17, 2014
山鉾巡行は運良くしっかり見られました
朝食を前日に買っておいたコンビニのおにぎりで済ませた甲斐がありました(笑) 8時前に四条烏丸に到着し、そのまま待ちました。
こんな写真が撮影できました。お稚児さんの舞が見られない場所でしたが……。次回はくじ改めと舞が見られる場所にしたいです。
そして、結局すべての山や鉾が出発するのを見届けたので、3時間ほど同じ場所に立ちっぱなしという、なかなかの苦行になりました。この後おやつ休憩&昼食でゆっくり過ごし、さらにホテルに戻ってゴロゴロと過ごしたので、夕方には元気復活! です。
気づいたのですが、宵山で人出がすごいとか、交通規制があって思う方向に進めないとか、そういうことがなければ、街を歩くのはさほどたいへんなことではありません。
先ほどの長刀鉾も、夕方にはこんな状態でした。こうして縄だけを使って、鉾の本体だけでなく、満員電車状態で乗った人を支えるわけですからすごいです。いかにも「祭りの後」という風情ですが、まだ完全に片付けたわけではないので、警備員さんが配置されています。山や鉾の維持は、本当に大変なことだと思います。
でも結局、夕食を食べるお店をウロウロと探し、その後も御旅所付近で頑張っていたこともあり、またまた疲労困憊でホテルに戻りました。
今回の旅行では、連日、お風呂でふくらはぎや足の裏をマッサージしています。寝るときにはストレッチもしています。これが効いているのか、足がひどく疲れた、という感じにはなりません。今日はiPad miniを抱えていた時間が長かったので、腕もマッサージしました。
早いもので、とうとう明日が最終日です。のんびり過ごす予定ですが、欲張ってあれこれ詰め込んでしまいそうな気もします……。
こんな写真が撮影できました。お稚児さんの舞が見られない場所でしたが……。次回はくじ改めと舞が見られる場所にしたいです。
そして、結局すべての山や鉾が出発するのを見届けたので、3時間ほど同じ場所に立ちっぱなしという、なかなかの苦行になりました。この後おやつ休憩&昼食でゆっくり過ごし、さらにホテルに戻ってゴロゴロと過ごしたので、夕方には元気復活! です。
気づいたのですが、宵山で人出がすごいとか、交通規制があって思う方向に進めないとか、そういうことがなければ、街を歩くのはさほどたいへんなことではありません。
先ほどの長刀鉾も、夕方にはこんな状態でした。こうして縄だけを使って、鉾の本体だけでなく、満員電車状態で乗った人を支えるわけですからすごいです。いかにも「祭りの後」という風情ですが、まだ完全に片付けたわけではないので、警備員さんが配置されています。山や鉾の維持は、本当に大変なことだと思います。
でも結局、夕食を食べるお店をウロウロと探し、その後も御旅所付近で頑張っていたこともあり、またまた疲労困憊でホテルに戻りました。
今回の旅行では、連日、お風呂でふくらはぎや足の裏をマッサージしています。寝るときにはストレッチもしています。これが効いているのか、足がひどく疲れた、という感じにはなりません。今日はiPad miniを抱えていた時間が長かったので、腕もマッサージしました。
早いもので、とうとう明日が最終日です。のんびり過ごす予定ですが、欲張ってあれこれ詰め込んでしまいそうな気もします……。