東京国立博物館

June 19, 2017

* 気になる展覧会場法(20170619)

展覧会チェック、まだ終わりません。だいたい、会期の終わりが近い順に並べています。
  • 国立西洋美術館
    アルチンボルト展 (2017年6月4日〜9月24日)
    アルチンボルトの絵は、ワイン(たしかボジョレー・ヌーボー)のラベルに使われていたのが印象に残っています。しかも結構あちこちの美術館に、作品が収蔵されているのですね(今回は来ていないですが、ルーヴルにもあるそうです)。絵は知っているものの、画家その人や時代背景についての知識はさっぱりないので、ぜひ見に行きたいと思います。

  • Bunkamura ザ・ミュージアム
    ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで(2017年7月15日〜9月24日)
    以前も書いたのですが、もう一度(自分のために)書きます。なんだか最近、ヒエロニムス・ボスやブリューゲルが(日本国内で)注目されているなあ、と思っています。この展覧会では15〜17世紀のフランドル絵画にはじまり、ベルギー象徴派、表現主義、シュルレアリスム、現代芸術を紹介するそうです。確かに、何もないところから不思議な作品は生まれないので、つながりが見えるのか、楽しみです。

  • 国立科学博物館
    特別展「深海2017〜最深研究でせまる”生命”と”地球”〜」(2017年7月11日〜10月1日)
    前回の「深海」展以降、単に私に知識がなかっただけですが、日本は実は深海がすぐ近くにある環境、ということが分かりました。そうなると、ますます興味がわいてきますね。当然ながら前回の展覧会とは違う視点から深海を見るということで、楽しみです。夏休み中は混雑しそうですね。

  • 東京都美術館
    ボストン美術館の至宝展−東西の名品、珠玉のコレクション(2017年7月20日〜10月19日)
    確かに開催概要にもあるとおり、特定の時代や人物に焦点を当てるのではなく、「ボストン美術館の所蔵品」をまんべんなく紹介する、という感じの展示内容です。ゴッホによるルーラン夫妻を描いた肖像画がそろって来日する、というのが目玉みたいですね。

  • 東京国立博物館
    • フランス人間国宝展(2017年9月12日〜11月26日)
      日本の人間国宝を参考にした制度がフランスにあるそうです。で、そういう人たちの作品を紹介する(日本の工芸作家とのコラボ作品もあり)、という展示会だとか。開催期間的に、「運慶」展と同じタイミングで見るかな〜、と思っています。
    • 興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」(2017年9月26日〜11月26日)
      日本の各地にある運慶の作品が一同に会する! という感じですね。作られた作品を見るだけでなく、作品の調査や研究の成果も紹介されるとのことなので、そういうところも楽しみにしています。
こうやって書くのはいいけれど、どれだけ行けるかな? と思いながら続きます。

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June 16, 2017

* 気になる展覧会情報(20170616)

前回は「書ききれない」と数を絞ったのか情報が少なかったのか、ここにきて調べたら、興味深い展覧会がたくさんあることが分かりました。だいたい、会期の終わりが近い順に並べています。
  • 江戸東京博物館
    • 発掘された日本列島2017(2017年6月3日〜7月23日)
      おそらく最近の発掘調査の成果が淡々と展示されている、という感じだろうと思いますが、こういう展示もまた面白いです。奈良の平城京跡に行ったときに、こういう感じの展示があったのを思い出しました。そのときもありましたが、「東日本大震災からの復興と埋蔵文化財の保護」というテーマの展示もあるそうです。
    • 2017年NHK大河ドラマ 「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から 直政へ(2017年7月4日〜8月6日)
      会期が短いのですよね。名前の通り、大河ドラマに関連しての展覧会です。ドラマを見ている身としては、青葉の笛を見てみたいなあ、などと思っています。昨年の真田丸とも多少重なるところもある時代ですし。

  • 東京国立博物館
    日タイ修好130周年記念特別展「タイ 〜仏の国の輝き〜」 (2017年7月4日〜8月27日)
    これは、前にあったインドの仏像展のタイバージョンかな〜、という感じです。主催が日本経済新聞だし、みうらじゅんさんといとうせいこうさんがグッズの監修をしているし。会期が近づいたら、BSジャパンで2人が出演する特集番組が放送されるかなー。というのはともかく、東南アジアの仏像を日本で見る機会はあまりないので、見に行きたいなあと思っています。

  • 国立科学博物館
    企画展「まだまだ奥が深いぞ!『相模の海』−最新の生物相調査の成果−」(2017年6月13日〜9月3日)
    特別展ではなく企画展なので、パンフレットのPDFにリンクしています。DASH海岸を見ていると、東京湾や相模湾は、世界でも貴重な深海生物が見つかる場所、というのが分かります。恐らくそれ以外でも多彩な生態系なのでしょうけれど……。そんなわけで、特別展に比べると小さい展示だろうと思いますが、楽しめるだろうと思っています。

  • 国立新美術館
    国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展(2017年6月14日〜9月4日)
    ジャコメッティは、作品は見たことがありますがそんなに詳しくは知らない人物なので、これを機に知ることができたらいいなあ、と思っています。10周年記念として開催するわけですから、「これぞ」という充実した内容でしょうし。

  • 三菱一号館美術館
    レオナルド×ミケランジェロ展(2017年6月17日〜9月24日)
    実はこの美術館、気になる展覧会が多いものの、まだ行ったことがないという状態で……。今回は、概要を見ると、ダ・ヴィンチとミケランジェロの素描をメインに紹介するのかな? という感じですね。有名なあの絵が来る、という展覧会ではありませんが、楽しめると思います。
――と、こんなに書いてもまだまだ終わりません。書いているうちに、「あ、あそこの美術館チェックするの忘れた」というのも出てきましたし。まだまだ続きますよ〜。

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January 26, 2017

* 気になる展覧会情報(20170126)

こういう内容を書くのも久しぶりです。会期の終わりが近い順に並んでいます。
  • 国立科学博物館
    特別展「世界遺産 ラスコー展 ―クロマニョン人が残した洞窟壁画―」(2016年11月11日〜2017年2月19日)
    これまたぶらぶら美術・博物館で見て、気になっています。ラスコーを発見した少年の話は、中学受験の勉強で初めて読みました。まあそれはいいとして(?)、ラスコーを復元した空間がある、というのが興味深いです。ネアンデルタール人と違って、クロマニョン人は芸術活動をするというのが特徴的だそうで、人々の衣服や道具は驚くほど装飾的でした。そして、そういう芸術活動をする遺伝子を持ったホモ・サピエンスが、世界中に広まったのだそうです。

  • 森アーツセンターギャラリー
    ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 (2016年10月25日〜2017年2月26日)
    フランス革命の原因になったということで、後世の人から悪くしか見られなかったマリー・アントワネットを、新たな視点から見る展覧会です。ぶらぶら美術・博物館で見て、気になっています。パリ市内観光で、彼女が最後の日々を過ごした場所(コンシェルジェリーにあります)を訪れたことがあるのですが、建物の重厚な壁もありますが、涙の模様が施された壁紙といい、暗い気分になる場所でした。

  • 東京国立博物館
    特別展「春日大社 千年の至宝」(2017年1月17日〜3月12日)
    昨年式年造営が行われた春日大社の貴重な名品が展示される、とのことです。神様にささげるために、国宝の金地螺鈿毛抜形太刀と同じ刀を新たに作るドキュメンタリーを見ましたが、素晴らしい技術や材料を惜しみなく投じて作られたものなのだ、というのが伝わりました。

  • 東京都美術館
    日伊国交樹立150周年記念「ティツィアーノとヴェネツィア派展」(2017年1月21日〜4月2日)
    美術の本で必ずと言っていいほど掲載されている《フローラ》や《ダナエ》が見られます。去年もこんな感じの展覧会があったなあ、と思ったので調べたところ、去年の展覧会はアカデミア美術館の所蔵品でした。こういうときに、去年ブログをきちんと書いていなかったことが悔やまれますが、書かなかったものはしょうがないので今年頑張ります。
まだまだあります〜。

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June 21, 2015

* 気になる展覧会情報(20150621)

あちこちの美術館に行き、チケットホルダーに入っているチケットも残り少なくなりました。そんなわけで新しい情報を仕入れました。
  • 国立科学博物館
    生命大躍進−脊椎動物のたどった道− (2015年7月7日〜10月4日)
    最近NHKを見ているとよく見かける「生命大躍進」が、特別展になるのですね〜。カンブリア紀の「バージェス頁岩動物群」の実物化石などが展示されるそうです。あの、「古代生物ぬいぐるみ」がショップで販売されるのかが気になります(笑) カンブリア紀の大爆発だけでなく、生命が大きく変化(進化)するきっかけとなったできごとが紹介されるそうです。
    監修は国立科学博物館の動物・地学・人類各研究部の研究者が担当するほか、国内外の研究者も参加する、これまでにないスケールの生命進化の歴史に関する展覧会となっています。
    とのことなので、楽しみですね。

  • 東京国立博物館
    「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」(2015年9月8日〜11月29日)
    昨年、西洋美術館で開催された「橋本コレクション」でも、ブルガリの宝飾品があったように思います。創業から今までのさまざまな作品が紹介されるとのことなので、美しい宝石やデザインが楽しめればいいなあ、と思います。どういうものが展示されるかよりも、私がどのように受け取れるかのほうが問題であります(笑)

  • 三菱一号館美術館
    プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱(2015年10月10日〜2016年1月31日)
    いつも、三菱一号館美術館の展覧会は、チェックだけはしたものの行かずに終わる、ばかりです(汗)
    本展では、その偉大なコレクションの中から、スペイン3大画家ともいわれるエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤを始め、フランドルの巨匠ボスやルーベンス、「スペインのラファエロ」とも称されるムリーリョなど、ヨーロッパ史を彩った名だたる巨匠たちの作品群が一堂に会します。板絵など極めて貴重な作品の繊細で緻密な表現を当館で存分にお楽しみください。
    ということで、ヒエロニムス・ボスの絵が来るのです(ハプスブルク家の版図を考えると、スペインにあってもおかしくないわけで)。私が好きな時代・好きな画家の作品が来るのですから、今度こそ行かねば! と思います。

  • 国立西洋美術館
    黄金伝説展(2015年10月16日〜2016年1月11日)
    「えっ、『黄金伝説』ってあの『黄金伝説』?」と思ったのですが、それではありませんでした(笑) ちなみにリンク先は第1巻で、全4巻となっております(私は持ってません)。本題に戻ると、「古代地中海世界の秘宝」とあるので、エトルリアとか、そういうところのものかな? と思っています。特設サイトはありますが、まだ概要しか出ていない状態です(チラシなどはあるのかもしれませんが……)。詳しい情報を楽しみにしています。

久しぶりにあれこれ調べました。前回、「気になる展覧会」を書いたときに、Evernoteにメモ(会場、会期、特設サイトのURL)をまとめたノートを作ったので、「あれ、これは書いたっけ?」というのの確認に便利でした。

会期が終わったものや見に行ったものは情報自体を消して、ブログには書いたけれどまだ行っていない(会期前)というものは展覧会の名称に抹消線を入れ、チェックしたけれどブログに書いていないものはそのまま、というふうにしてみたら、そのときは作業に手間に感じますが、後が楽だと分かりました。

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May 29, 2015

* 特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」

ようやく展覧会そのものの感想です。まず最初に、甲巻に直行です。他の絵巻物に気を取られてはいけません。甲巻の展示場所までは、ぐるぐると歩きます。待機列が作れるように、十分にスペースを取っています。なんというか、「ディズニーランドでカリブの海賊に入ったら、まだあまり並んでいる人がいなくて、室内をどーっと歩いている」という感じです。

そんなわけで、ここでの待機時間は10〜20分程度でした。巻物は見下ろす形での見学です。上の部分に、有名どころというか、注目すべき部分が拡大されて展示してあります。待っている間もそういうものを眺めて楽しめます。

職員が付きっきりで、「立ち止まらないでください」と声をかけています。少しずつでも構わないので(昔懐かしの『牛歩戦術』はいただけませんが)、ペースを守って進みましょう。

後期の展示なので、前半は写真、後半が実物でした。写真でも十分に面白さが伝わります。生き生きとした動物たちの描写を楽しみました。擬人化が素晴らしいなあ、と思います。人間のように二足歩行していても違和感がないし、表情がとても生き生きとしています。猫におびえる鼠の姿や、遊びに興じる兎や蛙の様子は、言葉がなくても十分に理解できます。

本来は丁→丙→乙→甲と見学するのですが、先に甲巻を見たので、次に丁→丙→乙と見学しました。甲巻見学の待機列は、どんどんと伸びていきます。しみじみ、「朝早く来て良かった」と思いました。

それぞれの巻は成立年代も描き手も異なりますが、甲巻の影響を恐らく受けているだろうと思われます。丁巻の、さらさらとしかも的確に人々の動きを描写した絵も、丙巻の生き生きと遊びに興じる人々や擬人化された動物の姿も、乙巻の(実在・空想上の存在含む)動物の姿も、とても魅力的です。

ひととおり「鳥獣戯画」を見たところで、第一展示室で高山寺のその他の至宝を見学しました。中興の祖である明恵上人は非常に重要な人物で、やはりゆかりの品々が多かったです。東大寺で修行(というか研究?)をしていたそうで、華厳宗に関するものも多かったです。

それと、こうしてあれこれ展覧会を見ていると蓄積されるというか、以前の国宝展にも出ていた「善財童子」に関する絵も多くありました。いろいろな人から教えを受けて成長する童子の物語は、明恵上人に重なるところがあるのでしょう。

第二展示室ですが鳥獣戯画とは直接関係がないので人出がそれほどでもなかった、国宝の「華厳宗祖師絵伝」も、登場人物の姿に明恵上人を重ねていて興味深かったです。これも気づいたら、熱心に眺めていました。

ひととおり展示を見終わったのが11時です。甲巻の鑑賞待ちの列は、第二展示室を出るほどになっていました。普段はグッズ売り場になっている2階のスペースも、待機用の列を作るばしょになっています。私が見た時点では、そこまでの列にはなっていませんでしたが……。

そんなわけで、展示会のグッズ売り場はいつもと違って1階にあります。今回は、父に頼まれたので図録を購入しました(だからあれこれ詳しく書けるのです……)。こういうものも買いましたよ。

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鳥獣戯画の甲巻の絵をコミック風に配置したクリアファイルです。Tシャツもありました。

「早く来て良かった〜」と思いながら平成館を出たところで、ようやく池の兎や蛙に目が留まりました。

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鼻をつまんで水に飛び込む兎がいます。ぶらぶら美術・博物館の放送(放送内容のまとめはこちら)を見ながら「昔からこうしてたんだね〜」と、家族で話したのですが、こういうちょっとした場面が印象的ですね。

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のびのびと遊んでいる様子がいいですね。

ちなみに後ろの入館までの待機列は、これで60分ほどのようです……(汗)

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May 28, 2015

* 【序章】特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」に入るまで

毎日毎日、ワクワクするような(?)混雑状況をツイートしてくれるのがこちらです。これを見て、「週末や休日に行くものではない」と確信しました。

そんなわけで、28日(木)を決行の日と決め、計画を立てました。――と言っても、「8時前に現地に到着しよう」「飲み物を持って行こう」「帽子(陽射しを防ぐもの)を持って行こう」「時間つぶしできるものを持って行こう」程度のものです。

そんなわけで、8時少し前に博物館に到着したのですが……既に100人弱が、門の前に並んでいます(汗) 入場券を買う人と既に入場券持っている人は並ぶ場所が違いますので要チェックです。きちんと掲示されているので、それを確認してから並んでください。

長期戦を覚悟して来たという感じの方は、折りたたみ式の椅子を持参していました。我が家はそういうものを持っていないので立って待っていましたが、長時間立ちっぱなしは辛い、という人は準備したほうがいいかと思います。駅で入手したのかな? というチラシのようなものを敷いて座っている方もいました。

iPad miniは明るい屋外だと画面が見にくくなってしまうので、結局私はNexus5のKindleに入れていた本を読んでいました。本を持ってきている人は多かったです。

8時半に開門し、入場券を買う人と入場券を持っている人は別々の入口から入り、4列になって平成館へ向かいます。入場券は入口でチェックされます。普通の券を持っている人は見せればいいのですが、我が家のようにオンラインチケットを入手した場合は、上の「鳥獣戯画展」とバーコードと、どちらもきちんと見えるように提示します。

開門は8時半ですが、開館時間は基本的に9時半で変わりません。そして、平成館までへの道を走ったところでたいした差にはなりませんし、足がもつれて転んだりすると危ないので、歩けるペースで歩きましょう。

平成館のすぐ近くではなく、もっと手前でいったん停止します。「開館まで、一番近くのお手洗い(表敬館奥の資料館)はここから行けます」ということで、青い旗が立てられました。私が並んでいた場所のすぐ近くでした。

実はここで意外と大切なのは、周囲の人とある程度コミュニケーションを取っておくことです。「お連れ様がいらっしゃる場合はもちろん、そうでない場合も、周囲の方にひと声かけて、お手洗いに行ったり座れる場所で休んだりしてください」と職員のアドバイスがありました。

博物館に早くから来るような人は、「お手洗いに行くので列を離れます」程度のあいさつでもきちんと対応してくれるでしょうが、(相手との相性があり、必ずそうしろとは言えませんが)もうちょっと会話が進んだ関係だと、安心感があります。

――と、トイレに行っている間に(9時すぎくらい?)列が進んでしまっていた私は思いました(笑) 無事、ほぼいた場所に合流できました。途中で、時間つぶし用のクロスワードも配られていました。最終的に、開館前に私がいた場所は、ギリギリで日よけ用のテントの中でした。

ここで職員の方が、「9時半開館予定でしたが、ことのほか開館準備が順調に進んだため、9時20分開館といたします」とアナウンス。周囲から拍手が起こりました(笑) 確か、私も拍手したかも(笑)

そして開館です。一度に全員入れず、何人かごとに区切って入館します。私は2番目に入館できるグループでした。ここで列を待機させる職員の方が、「みなさん、せっかく朝早く来て並んでいたのですから、まず最初に、連日たいへんな行列ができる第二展示室の甲巻を見学なさってください」とアドバイス。もちろんそのつもりですとも!

そしていよいよ、建物に入りました。入場券チェックの列は進みが早くなく(あえてテキパキ作業していないのかもしれませんが)意外と待ちます。しばらく進んだところで、オンラインチケット(e-tix)はバーコード読み取りのため、他の券とは受付が異なることを発見! そこから、エスカレーターに合流せず、目の前の階段をテキパキ上ったため、同じ列にいた人より早く入れたかも、という感じです。

屋外での待ち時間は80分ほど、というところでしょうか。

――なんて、並んで建物に入るまでで1日分にしてしまいました(汗) 展示については次回。

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April 27, 2015

* コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流

息子は仏教美術に興味があるので(きっかけは『聖☆おにいさん』だったりしますが)、家族3人で行きました。前売券を入手しそびれたので当日券ですが、コンビニの端末でサッと購入できるのは便利です。息子が高校生になって、入場料が発生するのは地味に響きますが……。平成館はリニューアルで閉館中のため、表慶館(門から入って左にある建物)で開催されています。詳しく調べないで書いているのですが、科学博物館の本館のような趣のある建物で、ある意味今回の展覧会にふさわしい雰囲気です。とは言え、古い建物なのでバリアフリー対応が十分とは言いづらく、見学に苦労される方もいらっしゃるだろうとは思います。

タイトルのとおりなのですが、コルカタのインド博物館所蔵のさまざまな仏教美術が見られました(音声ガイドは使っていません)。ギリシャ・ローマの彫刻の影響を受ける前の仏像と、影響を受けた後の仏像に見られる表現の変化、それとは違うインド南部の仏像の独特な表現など、当然ですが国土も広く民族も様々な国では、「インド」とひとくくりにできないのを実感します。

パリのギメ美術館で見られる仏像とはまた地域が違うそうで(確か、あちらは東南アジアが充実しているはず)、息子は興味深く見学していました。

特設ショップで何を買ったというわけではないのですが、「インドの仏」カレー(バターチキンカレー)というのもありました。ヤシの葉にお経や仏の姿を描いた貝葉経(ばいようきょう)をデザインしたばんそうこうが、「面白いこと考えるな〜」という感じです。

本当はこの後で「グエルチーノ展」をはしごしようかと思ったのですが、息子が他に行きたいところがあると言うため、国立博物館を出て、上野を後にしました。上野公園ではダンスのイベントが開催され、大人が引っかかって長居しそうな屋台も出店していました。観光客も多く、「これは素晴らしい観光地」という雰囲気でした。

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April 15, 2015

* 気になる展覧会情報(20150415)

早速昨日の続きです。
  • 国立新美術館
    ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム (2015年6月24日〜8月31日)
    新聞社やテレビ局が主催、というものではないのからか、「特設サイト」というのは見当たりません。本展覧会は、1989年から現在までの25年間に焦点をあて、複合的メディア表現として深化している日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望し、私達の想像力と創造力を再発見する機会となることを目指します。1989年というのは、手塚治虫さんの没年です。これ以降、テクノロジーだけでなく社会の変化もあり、描かれるものがどう変わったか、ということです。自分自身があれこれ熱心に見ていた年齢以降の変化ということになり、「知っているようで知らない」ものなので興味深いです。個々の作品を知っていれば、もっと楽しめるかもしれませんけれど。

  • Bunkamura ザ・ミュージアム
    • エリック・サティとその時代展 (2015年7月8日〜8月30日)
      音楽にも美術にも興味がありますが、年号などの記憶が曖昧なので、こういう横断的な内容の展示は大変興味深いものです。本展ではマン・レイによって「眼を持った唯一の音楽家」と評されたサティの活動を芸術家との交流のなかで捉え、刺激を与え合った芸術家たちの作品を通して、作曲家サティの新たな側面を浮かび上がらせます。とのことです。
    • ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生 (2015年9月9日〜12月7日)
      まだ特集ページはできていません。オランダやフランドルなどの風景画を紹介するようです。これは間違いなく、ウィーンならきちんとしたものを押さえているだろう、と思われる内容です(すごいメジャーな作品が来るかどうかはともかく)ウィーンの美術史美術館は、本当に素晴らしい美術館です。とか言っていますが、ツアーの合間に駆け足でメジャーなところしか見ていないので、ぜひもう一度行って、じっくり見学したい場所です。

  • 東京国立博物館
    「クレオパトラとエジプトの王妃展」(2015年7月11日〜9月23日)
    「エジプトの女王/王妃」にフォーカスした内容だそうです。有名なクレオパトラだけでなく、ハトシェプストやネフェルティティなど、有名な女性たちを紹介します。パリ・ルーヴル美術館、ロンドン・大英博物館、ベルリン・エジプト博物館、ウィーン美術史美術館など世界の名だたる美術館・博物館の所蔵品を中心に、約12カ国、40を超える所蔵先から貴重な名品の数々が一堂に会す、古代エジプトの粋を集めた展覧会です。とのことなので、楽しみです。

  • 東京都美術館
    • マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 (2015年9月19日〜12月13日)
      特設サイトはありますが、これから情報を増やしていく、という感じです。とりあえず、「期間限定だけど《印象、日の出》が展示される!」と「マルモッタン美術館の《睡蓮》が来る!」というのがポイントですね。モネは日本人に人気の画家なので、来場者が多そうです……。
    • ボッティチェリ展 (2016年1月16日〜4月3日)
      特設サイトどころか、どういう作品が来るか、というような情報もまだ十分にはない状態です。初期から晩年までの宗教画、神話画、肖像画を通じて、画家の生涯と絵画表現の変遷をたどるとともに、師のフィリッポ・リッピや弟子のフィリッピーノ・リッピの作品をあわせてご紹介します。とのことなので、楽しみです。これは特設サイトなどができたら、新たにブログに書こうと思います。

こうやって調べていると、「前売券買ってないのに会期が始まっちゃった!」というものや、「もうすぐ会期だから、前売券買わなきゃ!」というものばかりです……。

早速、6月中に会期が終わるものや、「まだ前売券の購入に間に合う!」という展覧会は、ふせんにメモしてスケジュール帳にぺたりと貼りました。それと、「この日は行けるかな?」という日には、「美術館」とメモしておきました。

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April 14, 2015

* 気になる展覧会情報(20150414)

あまりにお久しぶりなので、扉をそーっと開けて、「どんな感じかしら……」と覗き込んでいるような感じです。なんだかバタバタと落ち着かず、「落ち着いたら書こう」と思っているうちに、4月も半ばになってしまいました。

――で、何から書き始めようとなったときに、一番「書いておきたい!」と思ったのが展覧会情報でした。久々に調べたらいくつもあったので、まずは開催中または開催間近なものから書いていきます。
  • 東京国立博物館
    • 特別展「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」 (2015年3月17日〜5月17日)
      開催直前にBSジャパンで概要を紹介する番組(のようなもの)を放送していて、とても興味深かったです。もともと偶像崇拝を禁じていた仏教では、何を祈りの対象としていたか、仏像がどのように誕生し、どのように変化していったか。日本では、インドの仏像をたくさん見る機会はなかなかないので、ぜひ行きたいと思います。……とか偉そうに書いていますが、会期も半分を過ぎようとしています。
    • 特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」 (2015年4月28日〜6月7日)
      これは2014年に、京都国立博物館で開催されていたものですよね(調べたらこれでした)。歴史の教科書に必ず出てくる「鳥獣戯画」を、かつてない規模で一挙に公開ということなので、楽しみです。「鳥獣戯画」そのものだけでなく、所蔵する高山寺の歴史やその他の所蔵品も見られるようです。これを東京で見られるというのは、素晴らしいチャンスだなあ、と思います。

  • 東京都美術館
    大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史 (2015年4月18日〜6月28日)
    「こういうすごいものが来る!」というのが売りではありませんが、大英博物館が所蔵する、文字通り古今東西の文物があれこれ見られるとのことなので、興味深いです。「現地に行ったほうがいろいろ見られるのに」という言い方をする人もいますが(私の母です、はい)、たとえ有名どころの作品が来なくても、きちんとしたテーマに沿った展覧会であれば、学ぶ者はあると思っています。現地に行けない負け惜しみではありませんよ……。

  • 国立西洋美術館
    ボルドー展 美と陶酔の都へ(2015年6月23日〜9月23日)
    ボルドーの歴史って古いんですね〜。展示品のなかで一番降るものは、25000年ほど前の旧石器時代のヴィーナス像(豊穣の象徴)のレリーフだそうです。この展覧会も、「すっごい有名な、あの作品が来る!」というものではありませんが、ボルドー地方の歴史や文化を一望できるものになるようです。

……ということで、まだまだ展覧会チェックは続きます。

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November 21, 2014

* 日本国宝展

会期終了まで残り日数は少ないし私の予定は結構あれこれ入っているし、行くなら今しかない! ということで、行ってきました。朝9時半開場ということで、9時25分くらいに博物館に着いたのですが、既にそこそこ行列ができていました……。内容が内容だけに、年配の方が多かったです。

珍しいことに、開館直前に展示品に不具合が発生したとかで、入場開始時間が15分ほど遅くなりました。その間も、どんどん行列が長くなっている気配です。そういうアクシデントに関係なく、現在は入場制限が行われています。と書くと大げさですが、数分感覚で50人ほどずつ入場していく、という感じです。私は4番目のグループで入れました。

当然ですが「展示品はすべて国宝!」です。数々の貴重な作品が見られるのは、非常に貴重な機会です。

歴史の資料集に出ていた「玉虫厨子」の実物が見られたのは感慨深かったです。歴史の資料集と言えば、これまた実物の「漢委奴国王」の金印が見られました。「これか〜」という気分になりました。

金印は、近くで見るための行列ができていました。でも、スタッフがつきっきりで「少しずつお進みください」と言っているので、ひどく並ぶということはありません。離れたところからなら、好きなだけ眺められます。

しょっぱなに金印について書いてしまいましたが、実際に展示されているのは後半です。

仏教や神社に関するもの・文学作品・刀剣etc.、様々な国宝が一堂に会しています。大仏殿の鎮壇具として使われた、聖武天皇のものと思われる太刀も「すごいなあ」です。9月に出光美術館で見た宗像大社の国宝も、いくつかありました。

平安時代や鎌倉時代の文書が今に残っているというのも素晴らしいことだと思います。今のようにPCもコピー機もない時代、ひたすら人力で書き写すというのは、本当に大変な作業です。そういう作業を経て作られた写本が貴重なのは、洋の東西を問わず、ですね。

出雲の日御碕神社に奉納された鎧兜は、江戸時代に補修されています。「昔から人々が大切にしてきたのだなあ」と実感しました。

その他、元興寺で見た五重塔(の模型?)や三千院の阿弥陀如来像の脇侍である観音菩薩坐像と勢至菩薩坐像といった、「ああ、現地で見たあれが!」というものもあり、「また東京で見られるなんて!」とうれしくなりました。

入館制限があったこともありますが、平日の開館直後ということもあり、展示品を見るのも大変、というほどではなかったです。好きな角度から好きなだけ見られるというものでもありませんでしたが……。

絵巻物は人が立ち止まってしまうので滞留してしまい、かなり見づらい状態になります。一応、拡大した作品の一部が見られるようにはなっていますけれど。

こういう美術に興味がある人なら確実に楽しめる展覧会です。かなりの人出なので、平日でも、事前にチケットを入手して、遅くとも開館時間には現地着を目指したほうがいいと思います。

uriel_archangel at 11:08 | 講演会・展覧会 
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