輪王寺大猷院
September 24, 2012
日光で二社一寺めぐり
2日目は、二社一寺の観光です。1日目と2日目と、どちらにナチュラルパークツアーを入れるか悩んだのですが、1日目は日光駅周辺でも雨が降ったことを考えると、この順番にして正解だったなあ、と思います。ただ運が良かっただけですが。
神橋と大谷川の様子を見て、やはり昨日は雨で水量が多かったのだな、と思いました。それでも荘厳な雰囲気は変わりませんが。
共通拝観券を購入して、まずは一番近くの日光山輪王寺へ(リンク先は少しばかり音楽が鳴ります)。三仏堂は大規模な修復工事中で、すっぽりとカバーがかけられています。
ここもまた、案内の僧侶がいらっしゃいます。前日の中禅寺を思い出すセールストークもありました……(笑) でも、こうやって説明がつくと、分かりやすいですね。干支の(一生ものの)お守りのプッシュもありますが、「絶対これを手に入れてね!」という強引さはありません。
せっかくなので、修理の様子も見学しました(別料金です……)。屋根をはがした様子や外したパーツをきっちり並べている様子が見えて、なかなか面白いです。小規模な修理の予定が予想外の虫害で大規模な修理になったとかで、費用が大変なようです。別料金も、修繕への寄付と思えば。
ところで、ご本尊に日光三山を擬した(というのかな)三体の仏さま(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)がいらっしゃるのですが、阿弥陀如来は修復の関係でもうすぐ移動する、とのことでした。実は周囲を足場で囲まれ、しっかりとお顔は拝見できませんでした。数日後のニュースで、確かに移動しているところが紹介されていたので、いいタイミングで拝観できたと思います。
ここで庭園と宝物殿を見学したため、「このペースで見て回ったら、とてもじゃないけど帰りの電車に間に合わない!」ということで、その後はやや駆け足気味になりました。実は息子が、修復関連の展示で「継手」にハマっていたのもありますが。確かに面白いですけれどね。
そして、日光東照宮です。
むかーし塾や学校の歴史の授業で習ったとおり、「派手!」です。当時の文化は「ギンギラギンでキンキラキン」と説明されたのですが、まさにそれだなあ、と。あと、鮮やかな色づかいが、中華街というか中国の寺院のようです。そして、移動教室や修学旅行の小学生がいっぱいで、賑やかです。
神厩舎には、白馬がいました。息子はそれが一番印象に残ったそうですが、それよりは(普通は)こっちですね。
夫の話によると、干支で馬の病気は猿で治す、という考え方があり、こうやって猿が飾られているそうです。猿回しもそういう理由のはずです。三猿のお守りやキーホルダー、ストラップもあったのですが、息子は「このガイドブックのお猿さんのほうがかわいいから、いい」とのことでした。そういう基準で買う・買わないを決めていたのか〜、と、こちらがびっくりです(笑)
日光 鬼怒川 (タビハナ) (タビハナ―関東)
販売元:ジェイティビィパブリッシング
(2010-06-15)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
確かにさりげなーく三猿になっていて、かわいいのですが……。
どれも派手ですが、「東照宮と言えば」の陽明門です。
こんな感じで、子供がいっぱいです。ちゃんと、「作りかけ」になっているところも見ましたよ。
奥宮に行くのは追加料金がいるし、相変わらず賑やかな子供たちが大勢いるのが見えて、「パス!」しました。次回に取っておきます。
鳴龍はきちんと見学しました。他の方に説明されているのを耳に挟んだ話によると、手を叩いて鳴らすには、5人くらいがいっぺんに鳴らさなければ成功しないので、成功率を上げるために、今は拍子木をカーン、と叩いているそうです。確かに、ビーンという独特な響きがありました。
二荒山神社も、お参りをしただけでした。でも今になってガイドブックを見ると、二荒山神社に限らず、いろいろ興味深い場所はあったのですね……。
ともあれ、あちこちを水が流れていて、参拝への道でその流れる音を聞いているだけでも気分がいいです。やはり、実際に水が流れているというだけでなく、流れる音を聞くのも、「浄化」という感じです。
最後は、日光が好き、という方から「ここは絶対おすすめ」と言われた大猷院です。東照宮は「分かりやすく派手!」ですが、大猷院はそれをしのぐことがないように、と作られたということで、見た目は派手ではありません。でもそのぶん、「お金をかけているよなあ」と思わせる重厚さです。
基本的に階段続きで大変でしたが、奥まった場所にあるからか、そんなにたくさん人が来るわけではなく、建物の重厚さもあって、とても荘厳な空間でした。家光の生母のお江の方のご位牌が特別公開されていました。ちょうど「大河ドラマって、『清盛』の前は『龍馬伝』じゃなかったっけ?」と思って数日前に調べたところだったので、心の中で「すみませんでした〜」と思いながらお参りしました。
――ということで、「観光」はこれでおしまいです。そのほかの情報も書くと長くなってしまうので、続きは後ほど……。
神橋と大谷川の様子を見て、やはり昨日は雨で水量が多かったのだな、と思いました。それでも荘厳な雰囲気は変わりませんが。
共通拝観券を購入して、まずは一番近くの日光山輪王寺へ(リンク先は少しばかり音楽が鳴ります)。三仏堂は大規模な修復工事中で、すっぽりとカバーがかけられています。
ここもまた、案内の僧侶がいらっしゃいます。前日の中禅寺を思い出すセールストークもありました……(笑) でも、こうやって説明がつくと、分かりやすいですね。干支の(一生ものの)お守りのプッシュもありますが、「絶対これを手に入れてね!」という強引さはありません。
せっかくなので、修理の様子も見学しました(別料金です……)。屋根をはがした様子や外したパーツをきっちり並べている様子が見えて、なかなか面白いです。小規模な修理の予定が予想外の虫害で大規模な修理になったとかで、費用が大変なようです。別料金も、修繕への寄付と思えば。
ところで、ご本尊に日光三山を擬した(というのかな)三体の仏さま(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)がいらっしゃるのですが、阿弥陀如来は修復の関係でもうすぐ移動する、とのことでした。実は周囲を足場で囲まれ、しっかりとお顔は拝見できませんでした。数日後のニュースで、確かに移動しているところが紹介されていたので、いいタイミングで拝観できたと思います。
ここで庭園と宝物殿を見学したため、「このペースで見て回ったら、とてもじゃないけど帰りの電車に間に合わない!」ということで、その後はやや駆け足気味になりました。実は息子が、修復関連の展示で「継手」にハマっていたのもありますが。確かに面白いですけれどね。
そして、日光東照宮です。
むかーし塾や学校の歴史の授業で習ったとおり、「派手!」です。当時の文化は「ギンギラギンでキンキラキン」と説明されたのですが、まさにそれだなあ、と。あと、鮮やかな色づかいが、中華街というか中国の寺院のようです。そして、移動教室や修学旅行の小学生がいっぱいで、賑やかです。
神厩舎には、白馬がいました。息子はそれが一番印象に残ったそうですが、それよりは(普通は)こっちですね。
夫の話によると、干支で馬の病気は猿で治す、という考え方があり、こうやって猿が飾られているそうです。猿回しもそういう理由のはずです。三猿のお守りやキーホルダー、ストラップもあったのですが、息子は「このガイドブックのお猿さんのほうがかわいいから、いい」とのことでした。そういう基準で買う・買わないを決めていたのか〜、と、こちらがびっくりです(笑)
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確かにさりげなーく三猿になっていて、かわいいのですが……。
どれも派手ですが、「東照宮と言えば」の陽明門です。
こんな感じで、子供がいっぱいです。ちゃんと、「作りかけ」になっているところも見ましたよ。
奥宮に行くのは追加料金がいるし、相変わらず賑やかな子供たちが大勢いるのが見えて、「パス!」しました。次回に取っておきます。
鳴龍はきちんと見学しました。他の方に説明されているのを耳に挟んだ話によると、手を叩いて鳴らすには、5人くらいがいっぺんに鳴らさなければ成功しないので、成功率を上げるために、今は拍子木をカーン、と叩いているそうです。確かに、ビーンという独特な響きがありました。
二荒山神社も、お参りをしただけでした。でも今になってガイドブックを見ると、二荒山神社に限らず、いろいろ興味深い場所はあったのですね……。
ともあれ、あちこちを水が流れていて、参拝への道でその流れる音を聞いているだけでも気分がいいです。やはり、実際に水が流れているというだけでなく、流れる音を聞くのも、「浄化」という感じです。
最後は、日光が好き、という方から「ここは絶対おすすめ」と言われた大猷院です。東照宮は「分かりやすく派手!」ですが、大猷院はそれをしのぐことがないように、と作られたということで、見た目は派手ではありません。でもそのぶん、「お金をかけているよなあ」と思わせる重厚さです。
基本的に階段続きで大変でしたが、奥まった場所にあるからか、そんなにたくさん人が来るわけではなく、建物の重厚さもあって、とても荘厳な空間でした。家光の生母のお江の方のご位牌が特別公開されていました。ちょうど「大河ドラマって、『清盛』の前は『龍馬伝』じゃなかったっけ?」と思って数日前に調べたところだったので、心の中で「すみませんでした〜」と思いながらお参りしました。
――ということで、「観光」はこれでおしまいです。そのほかの情報も書くと長くなってしまうので、続きは後ほど……。