長刀鉾
September 29, 2014
2014年京都の祇園祭(前祭・山鉾巡行その2/長刀鉾・占出山・芦刈山・孟宗山)
なんと、今年の祇園祭のことを書くのは、ほぼ2か月ぶりでした……。甲府のことを書いていて、「そう言えば京都のことがほったらかしだ」と気づいたのであります。
長刀鉾は前回たっぷり紹介しましたので、今回はこの写真で。いよいよ山鉾巡行のスタートです。
既に烏丸通で待機していた占出山が進んできました。
若者たちが動かしていましたが、烏丸通から四条通に曲がる様子を見ていると、とても重たそうです。
烏丸通では4番目の孟宗山が待機しています。その前を進むのは芦刈山です。
山でも鉾でも、移動するときはギシギシとものすごい音がします。特に鉾は背が高く、飾りというか、そういう長いものがゆらゆらと揺れるので、「こんなに大きなものが動くのかあ」と感心してしまいます。
そして孟宗山。
先ほどの占出山では撮影できませんでしたが、四条通に曲がるために、なんと「よいしょ」と山を持ち上げて動かすのです。車輪の構造が曲がれないものだから、ということではありますが。この写真でも、山が浮いているはずなのです。
――で、曲がり終えたところで着地。
こうやって1つのエントリーで4つ紹介していっても、巡行したのは23基なので、あと5回かかるという状態です。まだまだ終わりませんね……。
長刀鉾は前回たっぷり紹介しましたので、今回はこの写真で。いよいよ山鉾巡行のスタートです。
既に烏丸通で待機していた占出山が進んできました。
若者たちが動かしていましたが、烏丸通から四条通に曲がる様子を見ていると、とても重たそうです。
烏丸通では4番目の孟宗山が待機しています。その前を進むのは芦刈山です。
山でも鉾でも、移動するときはギシギシとものすごい音がします。特に鉾は背が高く、飾りというか、そういう長いものがゆらゆらと揺れるので、「こんなに大きなものが動くのかあ」と感心してしまいます。
そして孟宗山。
先ほどの占出山では撮影できませんでしたが、四条通に曲がるために、なんと「よいしょ」と山を持ち上げて動かすのです。車輪の構造が曲がれないものだから、ということではありますが。この写真でも、山が浮いているはずなのです。
――で、曲がり終えたところで着地。
こうやって1つのエントリーで4つ紹介していっても、巡行したのは23基なので、あと5回かかるという状態です。まだまだ終わりませんね……。
July 29, 2014
2014年京都の祇園祭(前祭・山鉾巡行その1/長刀鉾が出発するまで)
いろいろ見逃してはならない、ということで、朝8時前には四条烏丸の交差点におりました。朝食をレストランで食べる時間もないかもしれない、ということで、前日のうちにコンビニで買っておいたおにぎりをもぐもぐ。
ここで改めてホテルのサイトを確認したところ、お部屋の備品にポットがあったことが分かりました。机の下の棚にあったのかもしれません。きちんと探さなかったので、ないのだと思っていました。あるなら、お味噌汁やスープが飲めたのに……。
――というのはともかく、警備担当の警察官の皆さんと一緒に四条烏丸にご出勤状態でした(笑) そういう状態だったので、まだまだ山鉾巡行が行われる雰囲気ではありませんでしたが、だんだん準備が整います。
ちょっと分かりにくいのですが、この信号は、山や鉾が進むときに邪魔にならないように、くるりと回転して歩道の上にあります。
実は長刀鉾は、四条烏丸よりも東にあるのです。
そこで、長刀鉾は後ろに引かれ、ここからスタートします。
――と思ったら、梯子というか階段というかが設置されました。つっかえ棒もありますが、人も支えています。
これは完全に余談ですが、この前の頭は外国人観光客で、「入ってはいけない」という場所に入ってしばらく占拠して写真を撮影していました。こういうときは、変に英語を使って丁寧に説明するよりも、日本語で「ここから移動しなさい」と命令するのが効きますね。実際、ベテランの警察官がそうやってどかせていました。
京都や日本だけのことに限りませんが、こういう行事は見世物のためにしていることではないので、こちらもそういう「見学させてもらっている立場だ」とわきまえることが大切だと思います。
ともあれ、山鉾巡行の準備は進みます。
ぞろぞろと、お囃子方の人々が乗りこみます。確かに、スタートまでは後ろ向きに進むというのもありますから、最初からあまりたくさんの人数が乗りこんでいると大変だなあ、と思いました。そうこうするうちに、「なんだか満員電車みたい……」という人数が、鉾の中に入っていきました。
禿役の子供たちも乗りこみます。
お稚児さんが乗りこみます。お稚児さんは地面を歩いてはいけないので、こうやって担がれているのですね。お稚児さんも大変だと思いますが、担ぎ手も誇らしい仕事ですが責任重大です。
しかもこうして、途中でぐるりと回って、お披露目というか、お稚児さんの姿を見せてもらいました。
個人的には、この写真は「朝早くから待っていた甲斐があった!」というものでした。
ここからようやく、山鉾巡行が始まります。こんな調子で撮影しているので、23の山鉾の写真を全部ブログに載せるまで、何回に分けたらいいのやら、という感じです。
ここで改めてホテルのサイトを確認したところ、お部屋の備品にポットがあったことが分かりました。机の下の棚にあったのかもしれません。きちんと探さなかったので、ないのだと思っていました。あるなら、お味噌汁やスープが飲めたのに……。
――というのはともかく、警備担当の警察官の皆さんと一緒に四条烏丸にご出勤状態でした(笑) そういう状態だったので、まだまだ山鉾巡行が行われる雰囲気ではありませんでしたが、だんだん準備が整います。
ちょっと分かりにくいのですが、この信号は、山や鉾が進むときに邪魔にならないように、くるりと回転して歩道の上にあります。
実は長刀鉾は、四条烏丸よりも東にあるのです。
そこで、長刀鉾は後ろに引かれ、ここからスタートします。
――と思ったら、梯子というか階段というかが設置されました。つっかえ棒もありますが、人も支えています。
これは完全に余談ですが、この前の頭は外国人観光客で、「入ってはいけない」という場所に入ってしばらく占拠して写真を撮影していました。こういうときは、変に英語を使って丁寧に説明するよりも、日本語で「ここから移動しなさい」と命令するのが効きますね。実際、ベテランの警察官がそうやってどかせていました。
京都や日本だけのことに限りませんが、こういう行事は見世物のためにしていることではないので、こちらもそういう「見学させてもらっている立場だ」とわきまえることが大切だと思います。
ともあれ、山鉾巡行の準備は進みます。
ぞろぞろと、お囃子方の人々が乗りこみます。確かに、スタートまでは後ろ向きに進むというのもありますから、最初からあまりたくさんの人数が乗りこんでいると大変だなあ、と思いました。そうこうするうちに、「なんだか満員電車みたい……」という人数が、鉾の中に入っていきました。
禿役の子供たちも乗りこみます。
お稚児さんが乗りこみます。お稚児さんは地面を歩いてはいけないので、こうやって担がれているのですね。お稚児さんも大変だと思いますが、担ぎ手も誇らしい仕事ですが責任重大です。
しかもこうして、途中でぐるりと回って、お披露目というか、お稚児さんの姿を見せてもらいました。
個人的には、この写真は「朝早くから待っていた甲斐があった!」というものでした。
ここからようやく、山鉾巡行が始まります。こんな調子で撮影しているので、23の山鉾の写真を全部ブログに載せるまで、何回に分けたらいいのやら、という感じです。