阿部謹也

November 04, 2014

* 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』Kindle化されていたとは!

マメにチェックしなくてはいけませんね。早速購入しましたよ。



しかもKindleになったのは1年以上前でしたか……。ともあれ、これで長年の「旅の友」といつも一緒にいられます。iPad miniだと文庫よりも字が大きくなるので、そこはありがたいですね。

ちょうど先日、この本を久しぶりに本棚から取り出して読んでいたところでした。学生時代から、旅行の時には必ずカバンに入れて持って行って、移動中や時間が余ったときに読んでいました。何度も何度も読み返したい本です。私の(脳内にとどまってなかなか表に出てこない)物語世界にも、大きく影響を与えています。

ちょっと話が外れますが、今のダイエットが順調なのは、参考にしているダイエット本をKindleで買っていて、いつでもどこでも読んでモチベーションの維持につなげていられるからだと思います。好きな本や常に手元に置いておきたい本が電子書籍としてタブレットやスマートフォンに入れておけると、とても便利なのだなあ、と、しみじみ思います。

そんなわけで、このあたりも私の「旅の友」なので、Kindle化希望です……。







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July 22, 2012

* 最近くりかえし読んでいる本

時間つぶしに本を読むタイプなので、旅行に行くときは、文庫本を持って行きます。こういうときに新しい本を買うことは少なくて、「何度でも読みたい本」を持って行きます。最近のお気に入りはこれです。先週の京都旅行にも持って行きました。

中世賎民の宇宙―ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫)中世賎民の宇宙―ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫)
著者:阿部 謹也
販売元:筑摩書房
(2007-02)
販売元:Amazon.co.jp
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『ハーメルンの笛吹き男』と『中世の星の下で』は、本当に「何度も何度も」読んだからか、最近はこの本を選びます。中世ヨーロッパ好きにとっては大変興味深い内容で、しっかり内容を頭に入れたいという思いがあるからか、「くりかえし読む本」に選んでいるのでしょう。

実はこの本は「トイレの友」にもなっているのですが、学生時代のように本を読んでいるわけではないので、まだまだ頭に入っている状態ではありません。思うと、学生時代は時間が余ると本を読むしかありませんでした。今なら、家でも旅先でもノートPCを開いてしまうでしょうし、移動中なら携帯電話をいじっていることが多いと思います。

今の生活のほうが便利だけれど、昔のほうが、確実に一生懸命知識を吸収していたのではないか……と感じます。ブログのネタがない、と、ボケーッとしている場合ではありません。反省。

本当は「この本のどこが興味深いか」を語りたいのですが、時間もないのでまたの機会に。

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June 28, 2011

* エロイーズの近代性

読み終えた本が増えました。相変わらずブクログに書けていませんが……

西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)
西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)
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きちんとブクログで感想を書こうと思うのですが、最終章で取り上げている、アベラール(ペトルス・アベラルドゥス)とエロイーズに関する阿部先生の分析が、とても印象的でした。

アベラールの「自分の師の間違いも容赦なく指摘する」という姿勢も、エロイーズの「愛の快楽を悔いる気にはなれないし、記憶から消し去る気にもなれない」という考え方も、とても近代的です。どちらかというとエロイーズの考え方のほうが、アベラールより新しいと思います。

さらに、エロイーズは過去の2人の愛を振り返って生きるばかりではなく、女子修道院の運営についても合理的に考え、アベラールに質問を投げかけています。本当に優秀な女性なのだと思いました。

エロイーズの著作が残っていたら、どのように彼女が物事を考え、書いていたか、読んでみたいと思うくらいです。この本によると、中世ヨーロッパでは女性のほうが教養があった(読み書きができる)とのことなのですが、残念ながら、日本のように女性が書き著したものはあまり現存していないようです。もったいないなあ、と思います。

調べているうちに、アベラールとエロイーズの往復書簡は、新訳で出版されていることが分かりました。学生時代に入手した旧訳はまだ手元にあって、読破できていないはずです。とりあえず旧訳を読破するところから始めないといけません。

アベラールとエロイーズ 愛の往復書簡 (岩波文庫)
アベラールとエロイーズ 愛の往復書簡 (岩波文庫)
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それにしても、商品の説明欄に「神なき修道女」となったエロイーズからの懊悩の手紙に、いかに答え、いかに導いたか。とあるのですが、阿部先生の書きぶりだと、「エロイーズの先進的な考え方にアベラールがついていけないところがある」感じのようです。

こういう知識を仕入れてから読むと、いっそう興味深く読めるのではないかと思います。

uriel_archangel at 23:56 | 日々の記録 
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March 03, 2011

* 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』と『中世の星の下で』

私にとって、この2冊の本は非常に重要な存在です。

この2冊を最初に買ったのは、ちくま文庫で発売されて間もない高校生のころでした。でも、当時の「中世ヨーロッパといえばお城! 騎士!」だった私には、特に『ハーメルンの笛吹き男』の内容のすばらしさが分かりませんでした。

じっくりと向き合えるようになったのは、大学生になってからではないかと思います。

きっかけは、海外旅行や短期の語学留学でした。特に語学留学では、持ち運べる荷物が限られています。本が好きと言っても、旅行の目的は読書ではありませんから、何冊も持っていけません。そこで選んだのが、この2冊でした。恐らく、「きちんと読んでいない」「内容が濃いので読み応えがある」という理由だったのではないかと思います。

そうやってじっくり読んだときに、内容の興味深さに気づきました。さらに、幸か不幸か、日本語で読める本が少なかった(この2冊しかなかった)こともあり、語学留学のときは2ヶ月間、一人で部屋にいて何もすることがないときは、この本を読んでいました。何度も何度も読みました。

まさに「精読」をしていたわけですが、おかげでこの2冊の本の内容は、かなり頭に入りました。『ハーメルンの笛吹き男』の内容の深さを理解できただけでなく、それまでも一応読んでいた『中世の星の下で』の奥深さも味わえました。夜寝る前にベッドで読んでいたときなど、読みながら一人でじっくりと考える時間があったこともあり、咀嚼して自分のものにできたように思います。

語学留学ではそんなに「いかにも中世」という町並みの都市にいたわけではありませんが、週末の小旅行や、ヨーロッパ観光ツアーのときなど、そういう歴史を感じられる場所に行くと、本の内容が「自分の身にしみこむ」感覚がありました。

この2冊の本は、大学で史学を専攻しなかった私に、歴史とどう向き合うかを教えてくれた本です。

何度も何度も読んでいて、持ち運びもするので、だんだん表紙がボロボロになってきてしまいました。そこで、それぞれ2代目を購入し、現在はそちらを読んでいます。何度読んでもいろいろと考えることのある本です。

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)
著者:阿部 謹也
筑摩書房(1988-12)
販売元:Amazon.co.jp
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中世の星の下で (ちくま学芸文庫)中世の星の下で (ちくま学芸文庫)
著者:阿部 謹也
筑摩書房(2010-11-12)
販売元:Amazon.co.jp
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uriel_archangel at 09:25 | 日々の記録 
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