Aegisub
July 01, 2015
Aegisubの設定メモ
先日、10分ほど無駄な時間を使ってしまったのでメモです。以前、「新しい字幕を適当な場所(たいていは前の字幕の直後)に作って、それを正しい場所に移動させる」という主旨のことを書いたのですが、何度「ここが字幕の場所だよ〜」と指定しても、それが字幕にまったく反映されません。
「あれ〜? おかしいなあ」ということで、あれこれ調べたところ、ようやく原因と対策が分かりました。
これは、Aegisubの、音の波形が表示されるウィンドウ部分です。ソフトウェアの右側に表示されます。映像や字幕はお見せできないので、この部分のみ……。
で、赤い矢印で示した部分をオンにしなければいけません。これは、マウスカーソルを該当する部分に合わせたときに表示された文字と一緒にスクリーンショットしたものです。書いてある通り、「範囲選択をすぐ字幕行に反映させる」です。
このスクリーンショットは、設定をオンにした状態(押下した状態)です。
サブのPCにもAegisubをインストールしていたのですが、本格的な操作をするのが初めてでした。デフォルトではオフになっているようです。この部分の設定をしていなかったので、「選択範囲が字幕に反映されない!」となったのでした。
分かってみれば、「なーんだ」でした。でも、自分がそういう設定をしたことを忘れているので、パニックになってしまいました。ここをオンにしたら、それまでの問題は一気に解決です。
きちんと調べていないのですが、私の作業手順(字幕を作ってから場所を決める)とは逆に、「選択範囲を字幕に反映する」で新しい字幕を設定する方法(場所を決めてから字幕を作る)もあるのだろうと思います。これは、自分の性に合う方法を選べばいいのでしょう。
ボタン部分にカーソルを合わせると、日本語だったり英語だったりしますが、どういう機能を持つものか表示してくれます。なので、いろいろ見てみると解決の糸口が見えてくるかもしれません。
――というか、有志が作成した(らしい)日本語マニュアルを見たら解決できるのではないか、という話ですね、はい(汗)
あ、それと、日本語は直接字幕表示エリア(今回の画像の下の部分)に入力できません。私の環境では、画面の左上に日本語入力が表示され、変換などを終えてEnterを押すと、それまで入力したものが、字幕表示エリアに出てきます。
テキストエディタで字幕を入力して、それを字幕表示エリアにコピー&ペーストする、という方法もあるかと思います。
「あれ〜? おかしいなあ」ということで、あれこれ調べたところ、ようやく原因と対策が分かりました。
これは、Aegisubの、音の波形が表示されるウィンドウ部分です。ソフトウェアの右側に表示されます。映像や字幕はお見せできないので、この部分のみ……。
で、赤い矢印で示した部分をオンにしなければいけません。これは、マウスカーソルを該当する部分に合わせたときに表示された文字と一緒にスクリーンショットしたものです。書いてある通り、「範囲選択をすぐ字幕行に反映させる」です。
このスクリーンショットは、設定をオンにした状態(押下した状態)です。
サブのPCにもAegisubをインストールしていたのですが、本格的な操作をするのが初めてでした。デフォルトではオフになっているようです。この部分の設定をしていなかったので、「選択範囲が字幕に反映されない!」となったのでした。
分かってみれば、「なーんだ」でした。でも、自分がそういう設定をしたことを忘れているので、パニックになってしまいました。ここをオンにしたら、それまでの問題は一気に解決です。
きちんと調べていないのですが、私の作業手順(字幕を作ってから場所を決める)とは逆に、「選択範囲を字幕に反映する」で新しい字幕を設定する方法(場所を決めてから字幕を作る)もあるのだろうと思います。これは、自分の性に合う方法を選べばいいのでしょう。
ボタン部分にカーソルを合わせると、日本語だったり英語だったりしますが、どういう機能を持つものか表示してくれます。なので、いろいろ見てみると解決の糸口が見えてくるかもしれません。
――というか、有志が作成した(らしい)日本語マニュアルを見たら解決できるのではないか、という話ですね、はい(汗)
あ、それと、日本語は直接字幕表示エリア(今回の画像の下の部分)に入力できません。私の環境では、画面の左上に日本語入力が表示され、変換などを終えてEnterを押すと、それまで入力したものが、字幕表示エリアに出てきます。
テキストエディタで字幕を入力して、それを字幕表示エリアにコピー&ペーストする、という方法もあるかと思います。
May 13, 2015
フリーソフト(Aegisub)でSRTファイルを作成
分からない人には分からない単語が並んでいますね……。
私自身も詳しくないのですが、SRTファイルというのは、「このタイミングでこの字幕を表示する」という指示が書かれたファイルです。――と書くと難しそうですが、
海外の会社は、こういうSRTファイルをコピー&ペーストしてWordのファイルにしたり、拡張子を.srt(.SRTと大文字になることもあります)から.txtに変換したりしたものを送ってきて、「字幕以外の部分は手を付けないで作業してほしい」というものが多いです。
で、海外の会社から「この映像の日本語にキャプションを付けてほしい。できればSRTファイルで欲しい」という依頼がありました。ここは、普段はSRTファイルを送ってくれる会社なのですが、今回はこちらで作らなければなりません。
「SRTファイルが作れなければ、字幕のスタート時間+日本語のデータでもいい」と言われましたが、自分を高く売るために、ここは敢えて! SRTファイルの作成を目指します(笑)
そんなわけで、久々にこのソフトと格闘しましたよ。フリーウェアです。アイコンがちょっと(?)気色悪いですが(汗)、必要な作業は全部できます。インストール時にきちんと言語を指定すれば、UIが日本語になります。
何年も前に、日本の翻訳会社でしたが、「このソフトウェア指定で字幕ファイルを作ってほしい」という仕事があり、少しいじったことがあるのです。日本語で得られる情報をまとめているサイトもあって、インストールや作業の参考になります。今回は、お得意の「マニュアルを見ずに触って試行錯誤」でした。まあ、以前一度だけでも触ったことがあるので、できたことではあります。
このソフトは、SSTの感覚で作業すると、訳が分からなくなります(笑) 設定で変えられるかもしれませんが、基本は「新しい字幕を適当な場所(たいていは前の字幕の直後)に作ってから、それをふさわしい場所に当てはめる」というのが箱書き(ここからここまでを1つの字幕にする、という指定をする作業)の基本です。
何もせずに「あ、ここから次の字幕」とポイントすると、せっかく作ったさっきの字幕が「呼んだ?」とお引っ越ししてきますので、要注意です。
音声の波形が表示され、そこで字幕の位置を指定するのですが、これが動画(画像)と連動しておらず(連動させる設定があるかもしれません)、映像と一緒に再生しなければ、カット変わりの細かい部分のチェックができません。まあ、フリーソフトですからね。でも、十分な機能を持っています。字幕のスタイルは、かなりいじれる感じです。
それと、いちおう警告は出ますが(重なる部分があると、その字幕を指定して作業する際に、タイミングなどのデータが赤字で表示されます)、SSTとは違って、隣接する字幕が重なるのも平気です(設定で変えられるかまでは確認していません)。
このソフトで作った字幕データは.assという拡張子で保存されるのですが、「エクスポート」を選んで、保存時に拡張子.srt(.SRT)を付けて保存すれば、きちんとSRTファイルになります。恐る恐る秀丸で開いてみたところ、きちんとSRTの形式になっていました。
映像のタイトルと同じタイトルの.assファイルを同じフォルダ内に置いていたからか、映像をこれではないソフトウェアで再生したときに、勝手に字幕がくっついてきました。再生に使用したソフトウェアが対応している、ということかもしれませんが、「あれ? 日本語のキャプションが出てる」とびっくりしました。
今回、「自分の環境でSRTファイルが作れる」ということも分かり、得るところの多い作業となりました。あとは、何度も書いている「設定を変えればできるのかな?」なところの確認ですね。
私自身も詳しくないのですが、SRTファイルというのは、「このタイミングでこの字幕を表示する」という指示が書かれたファイルです。――と書くと難しそうですが、
1まあ、こういう感じのデータです。「字幕番号(改行)タイミング(改行)任意の行数の字幕(改行)(改行)字幕番号(改行)タイミング……」と続きます。私が持っているSST G1は、このSRTファイルの作成に対応していません。
00:00:02,800 --> 00:00:07,680
最初の数字は字幕番号です。
次に出てくるのは字幕の表示時間です。
2
00:00:08,020 --> 00:00:11,400
表示時間の次に出てくるのが字幕です。
ここに英語を書けば英語の字幕になります。
海外の会社は、こういうSRTファイルをコピー&ペーストしてWordのファイルにしたり、拡張子を.srt(.SRTと大文字になることもあります)から.txtに変換したりしたものを送ってきて、「字幕以外の部分は手を付けないで作業してほしい」というものが多いです。
で、海外の会社から「この映像の日本語にキャプションを付けてほしい。できればSRTファイルで欲しい」という依頼がありました。ここは、普段はSRTファイルを送ってくれる会社なのですが、今回はこちらで作らなければなりません。
「SRTファイルが作れなければ、字幕のスタート時間+日本語のデータでもいい」と言われましたが、自分を高く売るために、ここは敢えて! SRTファイルの作成を目指します(笑)
そんなわけで、久々にこのソフトと格闘しましたよ。フリーウェアです。アイコンがちょっと(?)気色悪いですが(汗)、必要な作業は全部できます。インストール時にきちんと言語を指定すれば、UIが日本語になります。
何年も前に、日本の翻訳会社でしたが、「このソフトウェア指定で字幕ファイルを作ってほしい」という仕事があり、少しいじったことがあるのです。日本語で得られる情報をまとめているサイトもあって、インストールや作業の参考になります。今回は、お得意の「マニュアルを見ずに触って試行錯誤」でした。まあ、以前一度だけでも触ったことがあるので、できたことではあります。
このソフトは、SSTの感覚で作業すると、訳が分からなくなります(笑) 設定で変えられるかもしれませんが、基本は「新しい字幕を適当な場所(たいていは前の字幕の直後)に作ってから、それをふさわしい場所に当てはめる」というのが箱書き(ここからここまでを1つの字幕にする、という指定をする作業)の基本です。
何もせずに「あ、ここから次の字幕」とポイントすると、せっかく作ったさっきの字幕が「呼んだ?」とお引っ越ししてきますので、要注意です。
音声の波形が表示され、そこで字幕の位置を指定するのですが、これが動画(画像)と連動しておらず(連動させる設定があるかもしれません)、映像と一緒に再生しなければ、カット変わりの細かい部分のチェックができません。まあ、フリーソフトですからね。でも、十分な機能を持っています。字幕のスタイルは、かなりいじれる感じです。
それと、いちおう警告は出ますが(重なる部分があると、その字幕を指定して作業する際に、タイミングなどのデータが赤字で表示されます)、SSTとは違って、隣接する字幕が重なるのも平気です(設定で変えられるかまでは確認していません)。
このソフトで作った字幕データは.assという拡張子で保存されるのですが、「エクスポート」を選んで、保存時に拡張子.srt(.SRT)を付けて保存すれば、きちんとSRTファイルになります。恐る恐る秀丸で開いてみたところ、きちんとSRTの形式になっていました。
映像のタイトルと同じタイトルの.assファイルを同じフォルダ内に置いていたからか、映像をこれではないソフトウェアで再生したときに、勝手に字幕がくっついてきました。再生に使用したソフトウェアが対応している、ということかもしれませんが、「あれ? 日本語のキャプションが出てる」とびっくりしました。
今回、「自分の環境でSRTファイルが作れる」ということも分かり、得るところの多い作業となりました。あとは、何度も書いている「設定を変えればできるのかな?」なところの確認ですね。