NHK
July 24, 2014
「家族で祇園祭を見に行こう!」という目標を家族全員で共有する
――とか書くと、堅苦しい感じですけれど。
昨晩はこのような番組を見ました。番組の内容というか概要は、こちらで見られます。
山や鉾を見ていて、懸装品として貴重な織物が使われているのは知っていましたが、ヨーロッパの研究者が探し求めていた織物や、世界でも完全な形で見られるのはここだけという、いつどこで作られたかも分からない珍しい織物があるということは知りませんでした。
他の地域では消耗品のため、古びて擦り切れると廃棄されてしまうのですが、日本ではタピスリーやじゅうたんは芸術品と考えられていたため、消耗せずにいい状態で残っている、ということになるようです。
夫も興味津々で放送を見ていました。そして、「見てみたいなあ」という結論に達しました。実は息子も、京都に限らず、「これ、お父さんにも見せてあげたい」とか「これ、お父さんにも食べさせてあげたい」と言うことが多いです。
それだけが理由ではないですが、夫は休みが取りにくいので、家族3人で行くというのはあきらめる前提で旅行を計画しています。特に祇園祭は日付が決まっているので、今年のように宵山や山鉾巡行が平日だと、まず無理です。
でも、幸か不幸か、来年以降はしばらく宵山と山鉾巡行が週末や祝日にかかります。宿泊などにかかる費用はハネ上がりますが、家族で行ける可能性は高くなります。
夫は慎重な性格なので、私のように「行こう!」とは即決しません。というか、「あれもあるし、これもあるし、簡単には行けないなあ」で話を進めてしまうのです。
そんなわけで、「ここは、実際に行けるかどうかはともかく、『行こう!』と考えたほうがいい。そうじゃないと、いつまで経っても行けない」と話しました。また慎重派の夫の意見が変わるかもしれませんが、とりあえずのところ、「家族で祇園祭を見に行こう!」という家族の目標ができました。
以前から何度も書いていますが、可能性が低いから無理、などと考えていると、いつまで経っても可能性が高くなることはありません。でも、意識して考えていれば、実現できる方向に物事が動く(か、少なくともそのように感じられる)のです。
なので、多少無理かもしれないとひっかかるところがあっても、「こうしよう」と考えることは重要です。この調子で、「家族で祇園祭を見に行く」が実現できるように、気持ちの面でも準備の面でも、コツコツ積み重ねていこうと思います。
昨晩はこのような番組を見ました。番組の内容というか概要は、こちらで見られます。
山や鉾を見ていて、懸装品として貴重な織物が使われているのは知っていましたが、ヨーロッパの研究者が探し求めていた織物や、世界でも完全な形で見られるのはここだけという、いつどこで作られたかも分からない珍しい織物があるということは知りませんでした。
他の地域では消耗品のため、古びて擦り切れると廃棄されてしまうのですが、日本ではタピスリーやじゅうたんは芸術品と考えられていたため、消耗せずにいい状態で残っている、ということになるようです。
夫も興味津々で放送を見ていました。そして、「見てみたいなあ」という結論に達しました。実は息子も、京都に限らず、「これ、お父さんにも見せてあげたい」とか「これ、お父さんにも食べさせてあげたい」と言うことが多いです。
それだけが理由ではないですが、夫は休みが取りにくいので、家族3人で行くというのはあきらめる前提で旅行を計画しています。特に祇園祭は日付が決まっているので、今年のように宵山や山鉾巡行が平日だと、まず無理です。
でも、幸か不幸か、来年以降はしばらく宵山と山鉾巡行が週末や祝日にかかります。宿泊などにかかる費用はハネ上がりますが、家族で行ける可能性は高くなります。
夫は慎重な性格なので、私のように「行こう!」とは即決しません。というか、「あれもあるし、これもあるし、簡単には行けないなあ」で話を進めてしまうのです。
そんなわけで、「ここは、実際に行けるかどうかはともかく、『行こう!』と考えたほうがいい。そうじゃないと、いつまで経っても行けない」と話しました。また慎重派の夫の意見が変わるかもしれませんが、とりあえずのところ、「家族で祇園祭を見に行こう!」という家族の目標ができました。
以前から何度も書いていますが、可能性が低いから無理、などと考えていると、いつまで経っても可能性が高くなることはありません。でも、意識して考えていれば、実現できる方向に物事が動く(か、少なくともそのように感じられる)のです。
なので、多少無理かもしれないとひっかかるところがあっても、「こうしよう」と考えることは重要です。この調子で、「家族で祇園祭を見に行く」が実現できるように、気持ちの面でも準備の面でも、コツコツ積み重ねていこうと思います。
January 23, 2014
『カーネーション』の再放送に楽しみと小さな不安と
昨日は、BKのボイスマンからうれしいお知らせがありました。
やったー、『カーネーション』だあ、と、夫婦で喜んでおります。ストーリーがとても興味深いものだったのもさることながら、泉州が舞台になって、泉州弁が全国に放送されるなんて、なかなかない機会ですからね。「泉州弁」と言っても、物語の舞台である岸和田と私が住んでいた泉佐野では、またちょっと違うのですけれど。
中途半端にしか見ていなかったので、きーっちり見たいと思っています。
ここでちょっと心配になるのが、家族のことです。『ちりとてちん』を見ていて家での会話がバリバリの関西弁になってしまったのですから、今度は『カーネーション』でバリバリの泉州弁になるのではないかと思ってしまうのです。
どれくらいバリバリになってしまうかというと、「大阪に住んでいるときでもネイティブでない私に配慮して話していたのに、そういう配慮がすっぽり抜け落ちた生の関西弁で話しかけてくる」状態なのです。これは一度だけだったのですが、さすがに驚いて「今まで私にそんなふうに話してきたことないよ?」と思わず言ってしまいました。
『カーネーション』が放送されると、これが泉州弁になるのではないか、と予想されるわけです。これまた、私には「そんなふうに話してきたことがない」状態なので、ドキドキというか、「面白い」と言えば面白く、楽しみではあります。
もちろん、『カーネーション』のストーリーそのものも、とても楽しみにしています。
ボイスマンでおまっ (NHK大阪)@nhk_osaka_JOBKお知らせでございます。4月からBSPで、あの名作「カーネーション」を再放送いたします〜 BSP午前7:15〜 月〜土 #カーネーション
2014/01/22 18:44:03
やったー、『カーネーション』だあ、と、夫婦で喜んでおります。ストーリーがとても興味深いものだったのもさることながら、泉州が舞台になって、泉州弁が全国に放送されるなんて、なかなかない機会ですからね。「泉州弁」と言っても、物語の舞台である岸和田と私が住んでいた泉佐野では、またちょっと違うのですけれど。
中途半端にしか見ていなかったので、きーっちり見たいと思っています。
ここでちょっと心配になるのが、家族のことです。『ちりとてちん』を見ていて家での会話がバリバリの関西弁になってしまったのですから、今度は『カーネーション』でバリバリの泉州弁になるのではないかと思ってしまうのです。
どれくらいバリバリになってしまうかというと、「大阪に住んでいるときでもネイティブでない私に配慮して話していたのに、そういう配慮がすっぽり抜け落ちた生の関西弁で話しかけてくる」状態なのです。これは一度だけだったのですが、さすがに驚いて「今まで私にそんなふうに話してきたことないよ?」と思わず言ってしまいました。
『カーネーション』が放送されると、これが泉州弁になるのではないか、と予想されるわけです。これまた、私には「そんなふうに話してきたことがない」状態なので、ドキドキというか、「面白い」と言えば面白く、楽しみではあります。
もちろん、『カーネーション』のストーリーそのものも、とても楽しみにしています。
November 18, 2013
これから #ごちそうさん で悠太郎さんが都市計画で活躍する! はず
実はこう見えて、なぜか卒論で「都市計画」を取り上げた私。きっかけを語ると長いので省きますが、いちおう「ドイツと日本の比較」ということにしましたが(ドイツ語学科なので……)、読むのは日本語の文献ばかりでした。
しかも最後は、「そもそも都市計画の違いをもたらすのは考え方の違いなんだ!」という結論になった覚えがあります。こういう結論に行ってもOKだったのは、卒論が必修ではなかったことと、ドイツ語学科だから都市計画にのみ向かっていなくても大丈夫だった、ということがあるかなあ、と思います。論文を提出しただけで、口頭試問もありませんでした。
ともあれ、私は東京の都市計画(震災復興および戦後復興計画)を調べていました。まあだいたいのところ、「理想的な都市の姿を描き、実現に向けて努力するのですが、頓挫する」――頓挫というとオーバーですが、あちこちから横やりが入って、骨抜きの、理想とは離れた形で実現することになっています。
そうやって調べていくと、東京市長の後藤新平が中心となって意欲的な震災復興計画を立案し、実現に努力していた一方で、大阪でも関一という市長が、東京よりもはるかに優れた形で都市の姿を作っていたことを知ります。実は名古屋でも(細かい時代は忘れましたが)大規模な都市改造が行われています。大阪と名古屋は、そのときの遺産が現代でも活用できる状態です。
確かに東京は、江戸時代の姿が残っているという意味で興味深い街並みではありますが、「首都がこういう姿でいいのか」というのは議論が残るところです。そうそう、卒論でも書いたのですが、結局「どういう町を作りたいか」というグランドデザインのないままに発展を続けているところが東京の不幸なのだろうと思います。あれこれごちゃ混ぜになっているのは、面白いところではありますけれど。
――で、話が脱線してしまいましたが、「ごちそうさん」です。東京編で、悠太郎の生い立ちと、耐火構造としてのコンクリート建築が出てきたので、「もしかして彼は、東京の震災復興で活躍するのだろうか」と思っていました。でも、彼は大阪を災害に強い町にするという夢を実現するべく、大阪市の職員となります。
そこから「朝からあのイケズを見るのはちょっと……」ということで(汗)、あらすじだけ追いかけております。はい。「この状況を主人公は克服する」とは分かっているのですが、ダメなのです。でも、そろそろ見ても大丈夫かなあ、ということで、徐々に復活しています。
またまた脱線しましたが、ここにきてようやく、「そういえば、大阪の関一市長っていつごろの人だっけ?」と思い出し、調べてみました。最初に見たのはWikipediaの記事です。表記も正確には關一となるのですね。ともあれ、彼が市長になるのは1923年、関東大震災の後ということが分かりました。ここから、御堂筋の整備や地下鉄御堂筋線の開通など、現在の大阪の原型を作る政策が始まります。
これだ! 悠太郎は、これに参加するんだ!
彼が本領を発揮する姿を見るのが楽しみになります。その前に、関東大震災という大きな災害が起こるのですが……。
大阪市長關一の功績は、ここでも紹介されています。
しかも最後は、「そもそも都市計画の違いをもたらすのは考え方の違いなんだ!」という結論になった覚えがあります。こういう結論に行ってもOKだったのは、卒論が必修ではなかったことと、ドイツ語学科だから都市計画にのみ向かっていなくても大丈夫だった、ということがあるかなあ、と思います。論文を提出しただけで、口頭試問もありませんでした。
ともあれ、私は東京の都市計画(震災復興および戦後復興計画)を調べていました。まあだいたいのところ、「理想的な都市の姿を描き、実現に向けて努力するのですが、頓挫する」――頓挫というとオーバーですが、あちこちから横やりが入って、骨抜きの、理想とは離れた形で実現することになっています。
そうやって調べていくと、東京市長の後藤新平が中心となって意欲的な震災復興計画を立案し、実現に努力していた一方で、大阪でも関一という市長が、東京よりもはるかに優れた形で都市の姿を作っていたことを知ります。実は名古屋でも(細かい時代は忘れましたが)大規模な都市改造が行われています。大阪と名古屋は、そのときの遺産が現代でも活用できる状態です。
確かに東京は、江戸時代の姿が残っているという意味で興味深い街並みではありますが、「首都がこういう姿でいいのか」というのは議論が残るところです。そうそう、卒論でも書いたのですが、結局「どういう町を作りたいか」というグランドデザインのないままに発展を続けているところが東京の不幸なのだろうと思います。あれこれごちゃ混ぜになっているのは、面白いところではありますけれど。
――で、話が脱線してしまいましたが、「ごちそうさん」です。東京編で、悠太郎の生い立ちと、耐火構造としてのコンクリート建築が出てきたので、「もしかして彼は、東京の震災復興で活躍するのだろうか」と思っていました。でも、彼は大阪を災害に強い町にするという夢を実現するべく、大阪市の職員となります。
そこから「朝からあのイケズを見るのはちょっと……」ということで(汗)、あらすじだけ追いかけております。はい。「この状況を主人公は克服する」とは分かっているのですが、ダメなのです。でも、そろそろ見ても大丈夫かなあ、ということで、徐々に復活しています。
またまた脱線しましたが、ここにきてようやく、「そういえば、大阪の関一市長っていつごろの人だっけ?」と思い出し、調べてみました。最初に見たのはWikipediaの記事です。表記も正確には關一となるのですね。ともあれ、彼が市長になるのは1923年、関東大震災の後ということが分かりました。ここから、御堂筋の整備や地下鉄御堂筋線の開通など、現在の大阪の原型を作る政策が始まります。
これだ! 悠太郎は、これに参加するんだ!
彼が本領を発揮する姿を見るのが楽しみになります。その前に、関東大震災という大きな災害が起こるのですが……。
大阪市長關一の功績は、ここでも紹介されています。
November 17, 2011
NHKのスポーツニュースで気になること
実家はもともと、「NHKより民放が好き」という家でした。3.11をきっかけに、NHKのニュースもよく見るようになりました。もしかしたら、民放のテレビ番組に「見たい!」と思うものが少なくなって、テレビっ子なので消去法的にNHKを選んでいるのかもしれませんけれど。
――というのはさておき、NHKを見ていて「民放と違うなあ」と思うのが、スポーツニュースです。
民放のスポーツニュースだと、試合の結果は基本的に「映像を見てのお楽しみ」です。でも、NHKは違います。
たとえば、映像を見る前に、
「では、○○関が横綱から金星をあげた取組をごらんください」
とか、
「日本シリーズでは、若手の活躍で△△が一矢を報いることができました」
とか言っちゃうのです。(全部が全部こう、というわけではないのですが)
民放のテレビばかり見ていた私は、「えーっ、結果を言っちゃうんだ」とびっくりしたものです。
なので今では、「最初にどこまで言うのかな」というのを気にしつつ見ています(笑)
――というのはさておき、NHKを見ていて「民放と違うなあ」と思うのが、スポーツニュースです。
民放のスポーツニュースだと、試合の結果は基本的に「映像を見てのお楽しみ」です。でも、NHKは違います。
たとえば、映像を見る前に、
「では、○○関が横綱から金星をあげた取組をごらんください」
とか、
「日本シリーズでは、若手の活躍で△△が一矢を報いることができました」
とか言っちゃうのです。(全部が全部こう、というわけではないのですが)
民放のテレビばかり見ていた私は、「えーっ、結果を言っちゃうんだ」とびっくりしたものです。
なので今では、「最初にどこまで言うのかな」というのを気にしつつ見ています(笑)